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就活でTOEICスコアの有効期限は?履歴書記入のポイントも解説!

就活において英語力をアピールするために、TOEICのスコアを履歴書に記入しようとしている人もいるのではないでしょうか。

しかし、直近で受験しているなら問題ないのですが、受験から少し時間が経っていると「TOEICスコアって有効期限あるの?」と気になるものですよね。

そこで本記事では、TOEICスコアの有効期限や履歴書の書き方などを紹介します。

TOEICスコアをアピールポイントの1つにしようと考えている方は、ぜひご参考にしてくださいね。

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TOEICスコア自体の有効期限はない

実は、TOEICスコア事態に有効期限はありません。よく「有効期限2年」と言われるのは、公式認定証とスコアレポートの再発行期限のことだと思われます。

そのためここでは、以下の2項目に分けてそれぞれに関する紹介を行います。

  1. TOEICの公式認定証とは
  2. TOEICのスコアレポートとは

①TOEICの公式認定証とは

TOEICの公式認定証とは、テストスコアを証明する顔写真付きの資料のことです。

「Official Score Certificate」と呼ばれ、「公開テスト団体一括受験申込」によって受験したパターンでのみ発行されます。

つまり、企業や学校などの団体でTOEICに申し込んだ際にのみ、公式認定証の発行が可能です。公式認定証の再発行期限は、試験日から2年以内となっています。

企業より求められて公式認定証の提示を余儀なくされることもあるので、忘れないうちに公式認定証を発行してもらうことも大切ですよ。

②TOEICのスコアレポートとは

TOEICのスコアレポートとは、簡単に言うとテストを受けた人一人ひとりの成績表のことです。

スコアレポートは、受験年度の翌年度4月1日から2年間だけ再発行してもらえます。

ただしスコアレポート自体に有効期限はないことから、発行してもらったものをなくさないように保管しておくことが大切です。

スコアレポートは、学校を始めとする団体で予約する「団体特別受験制度(IPテスト)」を受けた場合のみ発行されます。

就活とTOEICスコアに関するポイント4つ

ここでは、就活TOEICスコアに関するポイントとして以下の4つを紹介します。

  1. 可能な限り2年以内のスコアを記入する
  2. 企業によって期限を設けているケースがある
  3. 企業に嘘の点数を伝えてるのは絶対NG
  4. TOEICスコアが評価されないケースもある

①可能な限り2年以内のスコアを記入する

履歴書にTOEICに関する情報を載せる場合は、可能な限り2年以内のスコアを記入することをおすすめします。

あまりに古い時期のスコアを伝えてしまうと、「今勉強してるのか分からない」と判断される恐れがあるためです。

TOEICスコアを重視する企業であれば、できるだけ直近の実力を知りたいと考えることが自然でしょう。

直近にTOEICを受験していない場合は、TOEFLや英検などの結果を記載したり留学経験について話したりすると学習を継続していることを伝えられます。

②企業によって期限を設けているケースがある

TOEICのスコア自体には有効期限はありませんが、期限を設けている企業も存在します。

募集要項やその他の情報欄に、「〇年以外のTOEICスコア〇〇点以上」などと記載されていることがあるので気を付けましょう。

もし期限が指定されている場合、期限よりも前に受験した際のスコアを記述しても評価の対象外です。

英語力が重視される業界や職種を志望するのであれば、できるだけ直近にTOEICを受験しておいた方が安全だと言えます。

③企業に嘘の点数を伝えてるのは絶対NG

履歴書に嘘の点数を記載して企業に提出するのは、当然ではありますが絶対にNGです。

嘘をついてTOEICの点数を履歴書に記載しても、裏付けの資料を求められないことは多々あります。

しかし万が一嘘がバレてしまえば、その時点で不合格になる恐れもあるでしょう。内定獲得後にバレた場合、内定取り消しになる恐れもありますよ。

入社後にバレれば減給や懲戒処分などのペナルティを受ける可能性もあるので、絶対に避けなくてはいけません。

④TOEICスコアが評価されないケースもある

TOEICスコアを履歴書に記載したとしても、あまり評価されないケースはあります

業務で英語を利用しない企業や職種であれば、スコアを記載しても高評価にはつながりにくいでしょう。

履歴書に記載すること自体は全く問題ありませんが、面接で英語力を中心にアピールすることは避けた方が無難です。

英語力を重視しない企業に応募する場合はスコアを履歴書に記載だけしておき、面接では英語力の話題になったときにだけ答えると良いと言えます。

履歴書に書けるTOEICのスコアレベル2通り

ここでは、履歴書に書くことでアピールにつながるTOEICのスコアを以下の2パターンに分けて紹介します。

  1. 一般的な企業では600点以上
  2. 英語を使う業界・仕事なら750点以上

TOEICスコアは何点でも履歴書に書いて問題ありませんが、あまり低いスコアの場合はかえってマイナスイメージになるので書かない方が無難でしょう。

①一般的な企業では600点以上

一般的な企業に応募する際には、600点以上のスコアであれば履歴書に記載して問題ないと言えます。

TOEICスコアの平均は、500~600点程度だと言われているためです。600点以上あれば、基本的な英語の読み書きはできると判断してもらえるでしょう。

ただしあくまでも「履歴書に記載して良いスコア」との意味であり、面接でのアピールに活用するなら600点ではやや不安ですので、自己PRとして記載するのは控えるのが無難ですよ。

②英語を使う業界・仕事なら750点以上

英語を使う業界・仕事であれば、750点以上のTOEICスコアが欲しいところです。

英語を業務で使うのであれば、600点台以下だと不十分だとみなされることが一般的でしょう。

ただし、商社や外資系企業など就活生からの人気が高い企業の場合は、800点以上必要であるパターンもあります。

いずれにせよ将来業務で英語を使うつもりであれば、学生のうちにできるだけ英語を勉強しておくことが重要です。

履歴書にTOEICスコアを記載する際のポイント3つ

ここでは、履歴書にTOEICスコアを記載する際のポイントを以下の3点に整理して紹介します。

  1. 正式名称で書く
  2. 取得日・種類を記載する
  3. IPテストの場合はその旨を明記する

①正式名称で書く

履歴書にTOEICスコアを記載する際には、正式名称で書くことが大切です。TOEICに限らず、履歴書の資格欄には正式名称の記載が必須だと言えるでしょう。

一般的には、TOEICの正式名称は受けた試験の種類によって以下の3パターンに分かれます

  • TOEIC Listening & Reading Test
  • TOEIC Speaking Test
  • TOEIC Speaking & Writing Tests

間違っても、「TOEIC」「トーイク」などとだけ記載することのないように注意しましょう。

②取得日・種類を記載する

TOEICのスコアを履歴書に記載する際には、取得日と種類の明記が必要です。他の資格と合わせて、取得した年月日順に正式名称を記載しましょう。

たとえば、以下のような記載が必要です

2022年7月 TOEIC Listening & Reading Test 800点取得
2023年7月 TOEIC Speaking & Writing Tests 750点取得

順番を間違えると基本が分かっていないと思われる可能性もあるので、十分にご注意ください。

③IPテストの場合はその旨を明記する

受検したTOEICテストの種類が「IPテスト」であった場合、その旨を明記する必要があります

IPテストは大学や企業が主催する団体受験制度です。IPテストは一般の公開テストとは問題が異なり、企業によっては正式スコアと認めないこともありますよ。

そのためITテストの点数を記載する場合は、「TOEIC Listening&Reading IPテスト 〇〇点取得」と記載するようにしましょう。

就活生はTOEICを就活情報解禁前までに取得しよう

就活にTOEICスコアを活用する場合は、就活情報解禁前までに取得することをおすすめします。

TOEICテストは受験後すぐに結果を確認できるわけではありません。また、就活が本格化した後に勉強すると、スケジュール管理が大変になってきます。

上記の理由より、就活情報解禁前までにスコアを取得しておきましょう。具体的には、就活情報解禁の1〜2ヶ月前までに受験しておくとスムーズですよ。

就活生がTOEICをアピールできるのは直近2年以内!

TOEICスコア自体には有効期限がありませんが、企業によっては期限を設けていることもあります

そのため、自分の志望先の企業の募集要項を確認して、TOEICスコアの有効期限についての記載があるかを事前にチェックしておくことも大切ですよ。

もし特に記載がなければ、現在の英語力をアピールするためにも直近2年以内にTOEICを受験し、できるだけ新しいスコアを企業に伝えるようにしましょう。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。