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【例文12選】物流業界の志望動機の好印象な書き方解説!パターン別の例文も紹介

物流は、私たちの日常生活や経済活動に欠かせない業界です。

そのため面接では、業界へのしっかりした理解と意欲をアピールする必要があります。

本記事では物流業界の基礎知識やトレンドを押さえた上で、志望動機を書くポイントや好印象を与えるための例文を紹介します。

物流業界への就職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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人事 鈴木

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人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

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小高

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小高

大学卒業後、SaaS営業会社に入社。インサイドセールス部門にて、6か月連続でトップセールス賞を獲得。HR系SaaSの営業経験から人材業界に興味を持ち、2024年さらなるチャレンジを求めシーマインドキャリアに入社。現在は、キャリアアドバイザーとして就活サポートを行う。

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吉田

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吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

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目次

知っておきたい物流業界の基礎知識

物流業界を目指すなら、まず基礎知識を得ることが大切です。

業界全体の仕組みや主要な輸送方法を理解し、志望理由を明確に説明するためにも以下の項目をチェックしておきましょう。

  1. 物流業界の定義とビジネスモデル
  2. 物流業界の主な3つの輸送方法
  3. 物流の基本的な流れとステークホルダー

①物流業界の定義とビジネスモデル

物流業界とは物資や製品の流れを管理し、社会や企業の活動を支える役割を担う業界です。

単に物を運ぶだけでなく、保管、荷役、包装、在庫管理、運送、そして物流システムの開発・提供まで業務は多岐にわたります。

物流の遅延はビジネスや生活に多大な影響を与えるため、正確かつ迅速な対応が求められるでしょう。

物流業界における効率的なビジネスモデルの構築は、顧客満足度を向上させ企業の信頼を築く要となっているのです。

②物流業界の主な3つの輸送方法

物流業界の輸送手段は、主に陸運、海運、空運の3つに分類可能です。

それぞれに異なる特徴をもつとともに、輸送距離や荷物の性質によって使い分けられており、これらの方法を適切に組み合わせることで効率的な物流が実現しています。

1. 空運

空運は高速かつ安全な輸送手段で、とくに生鮮食品や医薬品など早さが求められる商品に最適です。

迅速な配送が可能なため、緊急性が高い輸送にも多く用いられています。

また、コストが他の輸送手段と比べて高いため、軽量で高価な商品や輸送スピードが大切な商品に主に採用されていますよ。

空港や航空会社との連携が必要なため、空運を扱う物流企業は高度な管理能力が必要不可欠です。

2. 陸運

陸運は国内物流の大半を占める輸送手段で、トラックや鉄道を使い、都市間や地域内での商品を運搬しています。

近年ではインターネット通販の普及により、宅配便の需要が増え陸運の重要性がますます高まる傾向ですよ。

陸運は、他の輸送手段に比べてコストが比較的低いながらも、迅速かつ柔軟に対応できるのが特徴であり、国内物流の主力として重要な役割を担っています。

3. 海運

海運は国際物流における主な輸送手段で、大量の貨物を低コストで長距離輸送できるため、自動車や石油、穀物などの大規模な輸送に適しています。

一方で輸送には時間がかかるため、鮮度に捕らわれない貨物や耐久性のある商品が主な運搬対象ですよ。

海運はグローバルな貿易の柱となり、国際的なサプライチェーンに不可欠な存在となっています。

③物流の基本的な流れとステークホルダー

物流とは、商品が生産地から消費者の手元に届くまでの流れを指しており、これには、メーカー、運送会社、倉庫業者、小売業者、そして消費者が関わっています。

たとえば、商品が工場で作られた後、運送会社がそれを倉庫まで運び保管し、その後小売店に配送され、最終的に消費者が商品を手にしていますよ。

各プレーヤーが連携してこのプロセスを効率よく進めることで、コストを抑えつつより満足度の高いサービスを提供できるます。

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物流業界の現状とトレンド

近年の物流業界は、テクノロジーの進化や消費者ニーズの変化により、業界全体が効率化と最適化を目指しています。

ここでは、現状の物流業界を取り巻くトレンドについて詳しく見ていきましょう。

  1. 3PLによる効率化
  2. スマートロジスティクスの導入
  3. 商品管理の自動化
  4. ドローン宅配便の可能性
  5. 2024年問題への対策

①3PLによる効率化

3PL(サードパーティーロジスティクス)は、企業が物流業務を外部に委託して、業務効率を高める手法です。

これにより、物流の専門家が効率的な配送や保管を担当してくれるため。企業は自社のコア業務に集中して効率上げられますよ。

近年は多くの企業がこの3PLを導入し、自社での物流業務の負担を軽減しつつ、顧客満足度の向上を図っています。

②スマートロジスティクスの導入

スマートロジスティクスとは、AIやIoT技術を活用して物流を自動化し効率的な物流ネットワークを構築するシステムです。

主に倉庫内業務で使用されており、ロボットが自動的に商品をピックアップし、配送ルートもAIが最適化されますよ。

これにより人手不足の問題を解決し、業務の効率化が進められるとともに、物流業務のリアルタイム監視も可能となり、顧客に正確な配送状況も提供しています。

③商品管理の自動化

物流業界では、商品の在庫管理や仕分け作業の自動化が進んでいます。

バーコードやRFIDを使ったシステムにより在庫の把握や出荷の正確さが向上し、業務効率も大幅に改善されました。

自動化技術の導入によって人的ミスのリスクが減少し、在庫管理の精度も高まり、よりスムーズな物流管理が可能となっています。

④ドローン宅配便の可能性

近年はドローンを使った宅配便の導入も注目されており、山間部や離島などアクセスが困難な地域での活用が期待されています。

「どんな状況下でも効率よく品物を運ぶにはどうするか」とされる課題を解決できる手段として注目される一方、まだ規制や技術的な課題は残っているのも現状です。

しかし、実用化が進めば物流業界に大きな変革をもたらすと考えられていますよ。

⑤2024年問題への対策

2024年から導入された「物流業界の時間外労働の規制」は、ドライバーの長時間労働を改善するための法律です。

これは物流界の「2024年問題」と言われ、人手不足や配送コストの増加などの課題が顕著化してきており、頭を抱える物流業者も少なくありません。

そのため自動運転技術の導入や労働環境の改善、さらには効率的な配送ルートの開発が求められており、企業はテクノロジーを活用しながら、この問題に随時対応をおこなっています。

物流業界の主要職種と業務内容

物流業界にはさまざまな職種があり、それぞれに求められるスキルや役割が異なります。

以下を参考に自分に合った職種を選び、選考突破とともにキャリアの充実を目指していきましょう。

  1. 物流営業
  2. 倉庫管理
  3. 流通加工
  4. 包装・荷役
  5. ドライバー
  6. 物流コンサルタント
  7. 物流システム開発

①物流営業

物流営業は、物流サービスを必要とする企業に対して提案をおこない、契約を獲得する業務です。

クライアントの物流ニーズを把握し、それに応じたソリューションを提供するのが主な仕事で、交渉力や提案力が求められ、クライアントとの信頼関係を築くのが成功の鍵あので、接客業や、営業経験がある方に向いている職種です。

②倉庫管理

倉庫管理は、商品を適切に保管し在庫を管理する業務です。

商品の入出庫や在庫の適正な管理をおこなうことで、効率的な物流を支える重要な役割を果たします。

スピードや正確性とともに、作業効率を高める工夫も求められるため、几帳面で物の管理が得意な方に適しているでしょう。

③流通加工

流通加工は、商品のラベル貼りや梱包、検品など、商品を市場に出荷する前の最終的な加工をおこなうう業務です。

細かい作業が多く、ひとつのミスが大きな問題を起こしかねないため集中力と正確さが求められますよ。

ミスのない発想をおこない、商品や企業の価値を高める重要な役割も担う仕事です。

④包装・荷役

包装・荷役は商品の安全を確保しながら、梱包や積み下ろしをおこなう仕事です。

物の移動が多く、商品の破損を防ぐことも必須なため体力と注意力が必要です。

中には重量のある品物もあるため、力仕事に自信がある方やチームでの作業が得意な方に向いているでしょう。

⑤ドライバー

ドライバーは、品物を実際に顧客へ届ける仕事です。

時間通りに商品を届けることをはじめ、ルートの最適化や配送効率の向上も求められます。

品物を丁寧に運ぶ運転技術だけでなく、配送先でのコミュニケーション能力も重要です。

大型免許を持っていれば、さらに仕事の幅が広がりますよ。

⑥物流コンサルタント

物流コンサルタントは、企業の物流業務を分析し効率化の提案をおこなう業務です。

業務プロセスの改善やコスト削減策を提案し、企業の物流戦略をサポートする役割を担いますよ。

データ分析能力や論理的思考が求められる職種で、物流業界の専門知識が必須ですが、企業の成長に貢献するやりがいのある仕事です。

⑦物流システム開発

物流システム開発は、物流の効率化を図るためのITシステムを構築する仕事です。

在庫管理や配送管理のシステムを開発し、物流の流れを最適化する役割を担っていますよ。

プログラミングやシステム設計のスキルが求められ、テクノロジーの進化に合わせた柔軟な対応が必要なため、IT技術に強い方に適した職種です。

物流業界で求められるスキルと資質

物流業界で活躍するためには、さまざまなスキルや資質が求められます。

各職種で即戦力として貢献できる人材となれるよう、実際の現場で求められる具体的なスキルについて詳しく見ていきましょう。

  1. 臨機応変な対応力
  2. コミュニケーション能力
  3. 基本的なPCスキル
  4. 体力と根気強さ
  5. 英語力
  6. 通関士資格

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①臨機応変な対応力

物流業界では、予期せぬトラブルが発生するケースが多く、その場で適切な対応が求められます。

たとえば、交通渋滞や天候の影響で配送が遅れる場合には、状況に応じた対策を迅速に講じる必要あり、商品の欠品や顧客からの急な依頼にも柔軟な対応が重要です。

柔軟な考え方や問題解決能力を持つ人材は、物流業界で大変重宝され信頼される存在ですよ。

②コミュニケーション能力

物流業界では、チームワークが重要であり円滑なコミュニケーションが求められます。

現場でのスタッフとの連携や、取引先との交渉が頻繁におこわれるため、状況に応じた適切なコミュニケーション能力が必要です。

とくに、異なる部署や外部のパートナー企業との情報共有も不可欠なため、相手の意図を理解し、適切に伝える力が必要ですよ。

コミュニケーション能力は物流業界の他にも、様々な仕事で求められる能力です。

強みとして伝える時に物流業過ならではの活かし方と一般的な仕事においての活かし方を伝えると良いですよ。

③基本的なPCスキル

物流業務ではパソコンを使った作業が増えており、基本的なPCスキルが求められますよ。

在庫管理や配送スケジュールの作成、物流システムの操作など、さまざまな場面でofficeや専用の管理ソフトを使いこなせる人材が重宝されますよ。

デジタル化が進む物流業界において、ITスキルはますます重要な役割を果たすため、データ入力や集計だけでなく、効率的な業務フローを構築する能力も強みです。

④体力と根気強さ

物流業界は体力を使う仕事が多いため、根気強さとともに体力が必要です。

荷物の積み下ろしや長時間の立ち作業も多く、現場では特に体力のある人が重宝されます。

体力に自信がある方や、根気よく業務に取り組む姿勢を持つ人は、現場で大いに活躍できるでしょう。

物流業界の中には体力を使う仕事が多いため、体力と根気強さも重要です。力仕事も要所であるので体力に自信がある場合はアピールしてみましょう。

⑤英語力

国際物流を扱う企業では、海外取引や輸出入業務において、英語でのコミュニケーションが欠かせません。

海外のクライアントとの交渉や、貿易関連の書類作成をスムーズに進めるためにもビジネスレベルの英語力が求められます。

グローバルな取引が増える現代において、英会話は大きなスキルになり、物流業界でもキャリアアップを目指すなら、英語力の強化が大切です。

⑥通関士資格

通関士資格は、輸出入に関わる仕事に携わりたい方に必要な資格です。

通関業務では、関税法や貿易関連の法律に基づいた複雑な手続きをおこなうため、専門知識が欠かせません。

貿易や国際物流での専門的なスキルを身につけたい方にとって、通関士資格は取得を検討する価値のある資格です。

物流業界の志望動機に盛り込みたい4つの内容解説|すぐに使える王道フレーズ集も紹介

物流業界の志望動機を書く際には、次の4つの要素を意識してみましょう。

これらの要素を盛り込むことで、具体性と説得力のある志望動機に仕上がり、採用担当者にあなたの熱意がより伝わります。

  1. 物流業界に興味を持った理由を端的に伝える
  2. 具体的なエピソードと関連付ける
  3. 志望企業を選んだ理由も示す
  4. 入社後の貢献意欲を示す

4つの内容で具体的にどんな文章を書けばいいか分からない人のため、フレーズ集も紹介しているので、志望動機を書くときの目安にしてみましょう。

また、就活マガジンでは、志望動機を自動で作成するツールも無料で開放しています!

自分で志望動機を書くのが不安な人には特におすすめですし、ざっくりした志望動機を出して、編集することも可能ですよ。下のボタンからLINE登録を済ませて使ってみてくださいね。

①物流業界に興味を持った理由を端的に伝える

まずは、なぜ物流業界に興味を持ったのかを端的に伝えましょう。

物流業界は縁の下の力持ちとしての仕事も多く、表舞台にその活躍が伝わる機会も多くありません。そのため、業界側も「どうしてこの業界を選んだか」には非常に興味を持っています。

冒頭で理由を端的に伝え、採用担当に注目される志望動機を作りましょう。物流業界の重要性や、自分自身がどう貢献したいのかを具体的に述べることで、志望理由に説得力が増します。

さらに、物流が社会や経済に与える影響を理解したうえでの考えなど、業界特有のキーワードを織り交ぜると、ただの一般的な動機ではなく「物流に本気で関心がある」と伝えやすくなります。

以下のフレーズ集も参考にしてみてくださいね。

【使えるフレーズ例】

  • ネット通販の普及を支える物流の重要性に強く惹かれました
  • 24時間動き続ける物流の現場が、社会を動かしている点に魅力を感じました
  • 国際輸送を通じて日本と世界を結ぶ仕事に関心を持ちました
  • 物流の効率化が環境負荷削減につながる点に注目しました
  • ラストワンマイル配送の仕組みに未来を感じました
  • 地域経済を支える物流の基盤性に共感しました
  • 輸送網の安定が人々の安心につながることに魅力を覚えました
  • 倉庫オペレーションの高度化が社会に直結する点に関心を持ちました
  • 災害時に物流が被災地の復旧を支える姿に感銘を受けました
  • 自動化やAI活用によって刻一刻と変化する物流を支えたいと思いました

②具体的なエピソードと関連付ける

物流業界に興味を持った理由に説得力を持たせるためにも、「この業界に興味を持ったきっかけは何か」について、具体的なエピソードを紹介しましょう。

たとえば「通販で注文翌日に届くシステムが不思議で、物流業界の仕組みに興味を持った」という理由なら、「通販を利用したときのエピソード」を具体的に示してください。

ここで「何があったのか」「そこで何を感じたのか」「心境の変化は?」という観点から、エピソードを深掘りして示すことで、志望動機への納得感が高まり、熱意をよりアピールできますよ。

もちろん、過去の成功体験や失敗談などから何か得たことがあれば、それを伝えるのでも構いません。どのようなエピソードが適切か分からない人は、以下のフレーズ集も参考にしてみてくださいね。

【使えるフレーズ例】

  • ECサイトの倉庫アルバイトで効率的な仕組みの重要性を学びました
  • 大学のゼミでサプライチェーンを研究し物流の要を理解しました
  • ボランティアで物資搬送を担当し、物流の使命を実感しました
  • 海外留学で国際輸送の大切さを肌で感じました
  • 小売店のアルバイトで、配送遅延が売上に直結することを学びました
  • 大規模イベントの物資管理を経験し輸送の大切さを実感しました
  • 長距離輸送の遅延に立ち会い、改善の必要性を意識しました
  • インターンで物流システムを学び、業務効率化の可能性に触れました
  • 地域イベントで配送のスムーズさがイベント自体の成功に直結することを体験しました
  • 研究で品物の需要と供給予測を行い、物流とのつながりを意識しました

③志望企業を選んだ理由も示す

物流業界だけでなく、その中でもどうして「その企業を選んだのか」も説明しましょう。物流業界には多くの企業があり、企業側も「他の企業でなく自社を選んだのは何故か」が気になっています。

特に、物流業界は運搬・保管・管理・システム開発など、業務の種類が多く、それぞれに特化した企業も多くあります。よって、志望企業を選んだ理由を伝えて、企業理解も示すとより効果的です。

志望動機を書くときは、企業のビジョンや強みを理解し、それに共感した理由を具体的に述べてください。採用担当者に企業への強い意欲を伝えられますよ。

企業研究をおこなう際には、企業が掲げる価値観やミッションをしっかりと調べましょう。

自社への志望度が低い場合、内定を出しても入社してくれない可能性もあるため、採用担当者は志望度の高さを非常に慎重に見ています。

そのため、以下のフレーズ集なども参考にして、「どうしてその企業なのか」を端的に、かつ明確に示してくださいね。

【使えるフレーズ例】

  • 先進的な自動倉庫システムを導入した姿勢に感銘を受けました
  • 海外拠点を活用した国際輸送に強みを持つ点に魅力を感じました
  • 早さだけでなく、環境への配慮も重視する配送サービスに惹かれました
  • 災害時に被災地へ物資を届ける取り組みに感銘を受けました
  • ラストワンマイル配送の強化に挑戦する姿勢に共感しました
  • BtoB物流の安定性と信頼性に魅力を感じました
  • 社員教育とキャリア支援の体制に安心感を持ちました
  • テクノロジーと物流を融合させる挑戦に惹かれました
  • 顧客企業と築く長期的な関係性に学びたいと思いました
  • インフラを守る使命感を体現している姿に共感しました

④入社後の貢献意欲を示す

最後に、入社後にどんな貢献ができるかを具体的に示しましょう。

入社後のビジョンを具体的に描くことで「企業の業務理解があること」「働くイメージが持てていること」「キャリアプランがあること」などをアピールできます。

物流業界は現在、AIやシステムの普及、法改正による業務体制の見直しなどにより、業務内容や働き方も転換期にさしかかっています。そのため、企業側も「業務を理解した上で志望しているか」を注視しているのです。

物流業務を通じて企業に貢献し、どんな成果を上げたいのか、またどんな目標を持っているかをしっかりと伝えてください。

具体的な目標設定で成長意欲を示すことで、長期的に働く意志も示せるため、どの業界も人手不足が注目されている今、将来性を評価される可能性も高まるでしょう。

入社後の活躍イメージがあると、単純に「早期離職の可能性が低い」とわかるため、企業側も安心しやすくなります。

逆に、やりたいことが不明確なまま入社すると、後から「自分のやりたい仕事ではなかった」とギャップを感じる要因に。早期離職を避けるためにも採用担当者は入社後にどのような活躍をする想定なのか見ています。

【使えるフレーズ例】

  • 輸送の効率化を進め、現場の作業改善に貢献したいです
  • 国際物流に携わり、日本と他国との架け橋となりたいです
  • 災害対応に強い物流網の構築を支えたいです
  • 環境に優しい物流サービスの拡充に寄与したいです
  • AIやIoTの活用で現場業務の改善を推進したいです
  • 効率化を目的とした新しい配送システムの開発に挑戦したいです
  • 多様な現場を経験し総合的な物流知識を身につけたいです
  • 安全性を最優先にした輸送の仕組みを築きたいです
  • より顧客満足度を高める物流を目指し、配送の品質向上に取り組みたいです
  • 物流を通じて社会基盤を支える役割を果たしたいです

ここまで志望動機の書き方やフレーズ集を紹介してきましたが、さっくり志望動機を作りたい人のため、就活マガジンでは志望動機を自動で作成するツールを無料で開放しています!

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物流業界の志望動機例文8選【職種・経験別】

物流業界で働くには、自分の志望動機を明確に伝えるのがなにより重要です。

ここでは、輸送方法別、職種別に分けて具体的な志望動機例文を紹介します。

  1. 輸送方法別の例文
  2. 職種別の例文

また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンが配布する志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

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①輸送方法別の例文

輸送方法ごとに、求められるスキルや知識が異なります。

空運、陸運、海運のそれぞれの特性を踏まえた上で、どうしてその輸送方法を選んだのか、具体的に伝えるのが志望動機を作る際の重要なポイントです。

1. 空運志望の場合

まずは、航空輸送業界を志望している方向けの例文を紹介します。

大学で学んだことやインターンシップでの実体験など「どうして航空輸送業界を選んだのか?」を具体的に書くことで、志望する根拠を裏付けているのがポイントです。

空運の志望動機
私は、航空貨物業界のリーダーである貴社の国際物流事業に携わり、世界規模で物流産業を支えたいと考え、志望しました。

大学では国際貿易を専攻し、国際貿易の仕組みを学んでいます。教授の紹介で参加したインターンシップでは成田空港の貨物取扱業務に携わり、航空貨物が求めるスピードと正確さの重要性を学びました。また、迅速な対応が顧客満足度に直結する点にやりがいを感じました。

この経験を通じて、チーム間の緻密な連携と、迅速かつ正確な判断が求められることを実感するとともに、この業務において私の強みである「現場の課題を分析し、解決策を提案する力」が最大限活かせると思いました。

貴社は顧客志向で高い評価を得ており、過去の実績と信頼が事業に反映されている点に魅力を感じています。特に危険物や精密機器の取り扱いで業界を牽引している点が、他社にはない強みだと感じております。

入社後は、大学やインターンで培った知識と経験を活かし、現場での改善提案や効率化に貢献したいと考えています。また、将来的には海外の顧客とのやり取りを担い、グローバルな物流ネットワークの更なる発展に寄与したいです。

空運業界の志望動機を書く際は、「どうして物流業界なのか」だけでなく、「どうして物流の中でも空運業界なのか」を示すことが重要です。

今回は志望企業独自の強みに言及しつつ、自分の強みが空運業界でこそ発揮されることも示し、相性の良さをアピールしています。企業に対する理解の深さを伝えることで、熱意が伝わる内容になっていますね。

【今回の志望動機のポイント】

  • 大学で国際貿易を専攻した経験を通じ、志望動機に繋がる学びを示している
  • 危険物や精密機器の取り扱いなど、企業独自の努力について示している
  • 分析力と提案力という強みを、空運業界でどう活かすかを述べている

2. 陸運志望の場合

ここでは、陸上輸送業界を志望している方の志望動機を紹介します。

今回のように、大学やゼミでの研究内容を志望動機の根拠とする場合は、一、二文で内容が明確に伝わる、誰が読んでも理解できる文章を心がけることが大切です。

陸運の志望動機
私は、貴社の広範な物流ネットワークと地域密着型サービスに魅力を感じ、物流の未来に貢献したいと考え、志望いたしました。

大学の授業では都市交通システムについて学びつつ、ゼミでも物流の重要性について学んでおり、特にラストマイル配送の課題を研究していました。この研究では陸運における効率的なルート設計に力を入れました。

この研究を通じて、配送ルートの最適化には、地域特性を把握した上での柔軟な対応が必要であることを学び、そこから、地域との連携を通して物流を支える仕事に興味を持ちました。また、効率化によって、環境への負荷を軽減する可能性も見出しました。

国内最大規模の物流ネットワークを持つ貴社は、地域ごとに最適化された配送システムを提供しており、私が目指している未来に最も近しい場所にいる企業だと感じ、貴社を志望しています。

入社後は、物流ネットワークの効率化や環境に優しい配送システムの構築に取り組みたいです。また、大学での研究で得た知識を活かし、持続可能な物流モデルを提案し、貴社の更なる発展に貢献します。

陸運業界の志望動機では「自分が陸運業界で何をしたいのか」および「企業で何ができるのか」を組み合わせて「この企業を選んだ理由」を示すことが大切です。

物流業界の中でも陸運関係の企業は多いため、志望理由に「このような考えのため、この企業でないといけない」という要素を含めると、より面接官の目を引く志望動機ができますよ。

【今回の志望動機のポイント】

  • 過去経験から地域密着型の物流に興味を持った流れを具体的に示す
  • 「最適化された配送システム」という企業の独自技術と志望動機との繋がりを示す
  • 「物流ネットワークの効率化」など、目標をハッキリ示す

3. 海運志望の場合

ここでは、海上輸送業界を志望している方の志望動機を紹介しています。

過去のエピソードで「体系的に学んできたこと」と「実践経験があること」を両方伝え、知識も能力も持っている人材であることをアピールした例文です。

海運の志望動機
私は、国際物流を通じて日本と世界をつなぐ海運業に魅力を感じ、その中でも冷凍貨物で業界を牽引する企業で挑戦したいと考え、貴社を志望いたしました。

大学では貿易実務を学び、特に輸出入手続きや物流の流れを体系的に理解しました。インターンシップでは神戸港でのコンテナ取扱業務に参加し、ここで海上輸送がグローバル貿易の要であることを実感しました。

貴社は、環太平洋地域で大規模な海運ネットワークを持ち、特に冷凍貨物の取り扱いで高い評価を受けています。インターンシップを通じて、冷凍貨物は品質管理が輸送成功の鍵となっていることを知り、この分野での貢献を強く志望するようになりました。

また、貴社が持つ革新的な物流システムやサステナビリティへの取り組みにも共感しています。特に、冷凍貨物の品質維持を徹底するためのシステムに関して、環境負荷軽減を同時に実現している点に感銘を受けました。

入社後は、大学で学んだ貿易実務の知識と神戸港での現場経験を活かし、冷凍貨物の輸送効率や品質向上に取り組みたいと考えております。また、将来的には新たな輸送ソリューションの提案を通じて、貴社の競争力強化に貢献したいと考えています。

今回の例文では、海運業界で発揮できる強みをアピールしつつ、その強みを志望企業でこそ活用したいことを強調できています。

志望企業の取り組みに触れることで企業への理解度の高さも示しつつ、自分の強みを「その企業の業務でどのように活かすか」を主張。採用担当が、志望者と共に働くイメージを持ちやすいように工夫されていますね。

【今回の志望動機のポイント】

  • 貿易の知識と神戸港での実務経験という、海運業界で活かせる強みをアピールしている
  • 海運における、冷凍貨物輸送の品質管理という分野の重要性を理解している
  • 企業独自の物流システムや環境配慮の取り組みに共感し、企業と同じ目線を持てている

②職種別の例文

物流業界には多様な職種があり、それぞれに求められるスキルや役割が異なります。

自分の経験や能力をどの職種でどう活かすかをしっかりと伝えることが、効果的な志望動機を作成するためのポイントです。

1. 物流営業職の場合

ここでは、物流業界の中でも営業職を志望している方の志望動機を紹介しています。

物流業界に関わりたいということだけでなく、「物流業界の中でなぜ営業職を選ぶのか」の根拠を明確にすることが重要です。

物流営業職の志望動機
私は、物流業界の中でも営業職として、お客様にとって付加価値の高い提案をしたいと考えています。そこで、柔軟なカスタム物流サービスで業界を牽引する貴社で貢献したいと考え、志望いたしました。

大学時代にマーケティングのゼミに所属し、消費者ニーズを分析する手法や、データを基にした提案の効果を学んだ際、何事も顧客に寄り添った提案をすることが最重要であることを理解しました。

また、インターンシップでは物流企業での営業サポートを経験し、顧客の課題をヒアリングし、最適な輸送方法やコスト削減策を提案するプロセスに携わりました。この経験を通じて、現代社会の生活において欠かせない物流という仕組みの中でこそ、ニーズに合った柔軟な提案が顧客満足を向上させているのだと実感しました。

貴社が持つ柔軟な物流サービスは、多様な業界の顧客に高く評価されています。特に、貴社の強みである革新的な物流ソリューションや、顧客ごとにカスタマイズされたサービスに魅力を感じ、これらの分野で力を発揮したいと考えています。

入社後は、大学で培ったマーケティングの知識とインターンシップで得た現場経験を活かし、顧客ニーズを的確に把握した物流提案を行いたいと考えています。また、柔軟で効率的な物流ソリューションを提案することで、貴社のさらなる顧客満足度向上に貢献したいと考えています。

今回の例文では「大学時代のゼミで営業の重要性を知り、その後のインターンシップで物流の重要性を知った」という二段構えになっているのがポイントです。

どちらかにアピールが偏ると「物流じゃなくてもいいのでは?」「営業である必要は?」と突っ込まれる可能性もあるため、物流と営業の両方を志望する根拠を、バランスよく盛りこみましょう。

【今回の志望動機のポイント】

  • 大学で学んだデータ分析力を活かし、顧客目線の提案姿勢を示している
  • 物流現場で役立つ課題解決力を培ったことをエピソード付きで示せている
  • 企業独自のカスタム物流サービスに言及し、業務への意欲を表している

2. 倉庫管理職の場合

ここでは、物流業界の中でも倉庫管理職を志望している方の志望動機を紹介しています。

物流業界に特徴的な職種なので、業務内容に近い過去の経験や専門領域を伝えると説得力のある志望理由を作りやすいでしょう。

倉庫管理職の志望動機
私は、倉庫管理業務を通じて、社会の物流を根幹から支えたいと考えて物流業界を目指しており、その中でも貴社の革新的な技術力に大きな魅力を感じ、志望しています。

大学では経営学を専攻したのですが、そこで人々の生活に欠かせない物流の存在を深く学び、その中でも在庫管理や生産管理の重要性について非常に興味を持ちました。

そのため、参加したインターンシップでは大手EC企業の物流センターで倉庫管理を担当し、入出荷データをリアルタイムで管理するシステムに携わりました。倉庫での仕事を経て、商品の在庫数や欠品数を素早く把握できることが、品物の管理効率に大きく貢献する点を学びました。

貴社では倉庫管理に関してAIや自走ロボット技術を積極的に導入し、倉庫管理の効率化を追求している姿勢に非常に魅力を感じています。

入社後は、在庫管理システムや自動化技術に関する知識をさらに深めながら、現場でのオペレーションを理解し、継続的な改善提案を行ってまいります。特に、データ分析による需要予測や発注タイミングの最適化など、経営学で学んだ手法を実践に活かすことで、倉庫運営全体の効率化と品質向上に寄与したいです。

倉庫管理は物流に特有の職種なので、業務理解をアピールできると効果的です。例文では「倉庫管理の重要性」「トレンドであるAI技術の取り入れ」など、業務自体の理解力を示せていますね。

さらに「どうして在庫管理や生産管理に興味を持ったのか」を、より詳細に説明できるとなお良いでしょう。エピソードを深掘りして志望動機に入れるか、深掘り質問の回答を用意しておくと万全ですよ。

【今回の志望動機のポイント】

  • 大学で学んだ経営学知識を基盤に、在庫管理の重要性を理解している
  • EC企業インターンでの経験をもとに、実務経験という強みを示している
  • AIや自走ロボット導入への理解を示しつつ、改善提案への意欲も見せている

3. 物流コンサルタントの場合

ここでは、物流業界の中でも物流コンサルタント職を志望している方の志望動機を紹介しています。

物流でのコンサルタントがどのような業務なのかを的確に捉え、自分の経験や志望意欲との繋がりを明確にすることが重要です。

物流コンサルタント職の志望動機
私は、物流コンサルタントとして企業の物流全体を俯瞰し、戦略を最適化することで社会全体のコスト削減と効率化に貢献したいと考えています。

大学では経営戦略を学び、ゼミでは商品のサプライチェーンの最適化をテーマに研究をおこない、各種業界のサプライチェーン事例を分析し、在庫最適化や輸送ルートの効率化を提案する試算を行いました。その結果、物流コスト削減やリードタイム短縮の重要性を実感し、企業の経営戦略においては予想以上に物流の役割が大きいのだと実感しました。

貴社は業界内でも高い評価を受ける物流コンサルティングチームを擁しており、先進的な分析手法や実務経験を基にしたアプローチを強みとしている点に大きな魅力を感じています。私もその一員として、クライアント企業の物流課題を幅広い視点から解決へ導きたいと考えています。

入社後は、ゼミで培ったサプライチェーン分析の知識をさらに深めながら、実際のコンサルティング現場で多角的なデータ分析や現場調査を行い、クライアント企業に対して最適な物流戦略を提案していきたいです。

どうして「物流」の「コンサルタント」を選んだのか、という疑問を、大学でのエピソードできちんと説明できています。コンサル企業志望の場合は、もう少しコンサルティングへの熱意を入れてもいいですね。

物流コンサルタントは、物流を担う企業だけでなく、IT・コンサルティングを中心とする企業にも存在するため、志望する企業がどちらなのかに注意しましょう。

【今回の志望動機のポイント】

  • 在庫最適化や輸送効率化など、物流コンサルに欠かせない業務への意欲がある
  • 物流コスト削減やリードタイム短縮といった、物流での重要性を理解している
  • 志望企業の現状理解を示しつつ、戦略提案への意欲も表している

4. 情報システム担当の場合

ここでは、物流業界の中でも情報システム担当を志望している方の志望動機を紹介しています。

物流を「ITの側面から支えたい、リードしていきたい」という思いとその根拠を明確かつ具体的に書きましょう。

情報システム担当の志望動機
私は、先端的なIT技術を活用して物流分野全体の業務を効率化し、企業と社会全体の成長を支えたいと考え、貴社を志望いたしました。

大学では情報工学を学び、ITを活用したシステム構築を専門的に学ぶ中で物流システムへの関心を深め、インターンシップでは物流企業のIT部門でシステム改善プロジェクトに参加いたしました。そこでは主に、3ヵ月分の物流システムデータの分析を行い、その分析結果を取り入れたシステム改善案を作成して、過剰在庫の削減や情報共有のスピード向上が見込めることをプレゼンしました。この経験を通じて、システム導入の精度とスピードが企業の業務効率を大きく左右することを実感しました。

貴社は先進的な物流システムとIT戦略を強みとして業界をリードしており、私もその開発・運用に携わり、業務効率の向上はもちろん、新たな価値の創出に貢献したいと考えています。

入社後は、高度なシステム開発やデータ活用施策に積極的に取り組み、現場のニーズに即した改善提案を行うことで、ロジスティクスの付加価値向上に寄与したいです。将来的には、新たな事業領域の拡大や顧客満足度の向上につながるサービスを提案できるエンジニアを目指します。

物流系の企業が情報システム職に何を求めているかを的確に判断し、物流システムへの理解や課題解決力をアピールできているのが一番のポイントですね。

とはいえ、専門用語をつらつらと並べ立てている印象にもなりがちなので「情報システム系に興味を持ったきっかけ」をエピソード部分で掘り下げ、熱意を強調するのもおすすめです。

【今回の志望動機のポイント】

  • 情報工学を専門に学んだ経験を用いて、物流システムへの興味を示せている
  • データ分析から改善提案を行い成果を示すという課題解決力を示せている
  • IT技術を使っての先進的な物流戦略に共感し、現状改善の意欲を見せている

5. ドライバー志望の場合

ここでは、物流業界の中でもドライバー職を志望している方の志望動機を紹介しています。

物流でのコンサルタントがどのような業務なのかを的確に捉え、自分の経験や志望意欲との繋がりを明確にすることが重要です。

ドライバー職の志望動機
私は人々の生活を支える物流の現場で、お客様に「確実に届く安心感」を提供できるドライバーとして働きたいと考えております。特に物流業界は社会インフラの一端を担い、日常生活や企業の動きに欠かせない存在である点に魅力を感じています。

きっかけは、アルバイトで宅配便の仕分け業務を経験したことです。繁忙期には膨大な荷物が集まり、時間通りに仕分けを終えるには仲間と協力し、効率を意識することが求められました。荷物が遅れるとお客様に迷惑がかかるため、一つひとつ正確に対応する大切さを学び、その経験を通じて、物流の役割が単なる荷物の移動ではなく「信頼を届ける仕事」であると実感しました。

貴社は全国に配送ネットワークを展開しており、時間指定や再配達サービスといったきめ細やかな対応で高い評価を得ています。私自身、学生時代に貴社のサービスを利用し、指定時間通りに荷物を受け取れたことで予定通り準備が進んだ経験があります。その時の安心感が強く印象に残っており、私も同じ立場でお客様に価値を届けたいと考え、貴社を志望いたしました。

入社後は、まずはドライバーとして確実かつ丁寧な配送を心掛け、お客様の信頼を積み重ねたいです。また、仕分け業務で培った効率性を活かし、安全運転と正確な配達を徹底することで、貴社の品質向上に貢献していきたいと考えております。

全体を通して、結論で明確に志望理由を示した上で、根拠となるアルバイト経験を通じて説得力を持たせています。経験から学んだことが企業選びに直結しており、志望動機全体に一貫性がありますね。

さらに、企業を選んだ理由に「利用者としての体験」を交えたのも効果的です。個人的な経験をもとに「なぜこの企業か」が語られ、採用担当者にとって納得感のある文章になっています。

【今回の志望動機のポイント】

  • アルバイト経験を通じて物流の重要性を学んだことが示されている
  • 実際に再配達や時間指定サービスを利用した経験が志望動機に直結している
  • 入社後に「具体的に何をしたいか」を伝え、志望度と企業への理解度を示している

就活のプロが徹底的に添削!物流業界の志望動機におけるNG例文を紹介

志望動機は採用担当者に自分の適性と意欲を伝える大切なものですが、内容が不適切だと逆効果になってしまうことがあります。

ここでは避けるべきNG例について、実際にNG例文を添削しつつ解説していきます。具体的にどの部分が問題なのかを一緒に見ていきましょう。

  1. 業界理解が不足している
  2. 志望理由が曖昧
  3. 企業研究が不十分
  4. エピソードの具体性に欠ける

ここでは、NGポイントが含まれている例文を添削し、「何がダメだったのか」「どのように書けばよかったのか」を中心に解説していきます。

また、今回のように志望動機を添削してくれるサービス「赤ペンES」もオススメです!志望動機が書けても評価されるか不安……という人は、LINE登録だけでもしてみてくださいね。

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①業界理解が不足している

今回の例文は「業界理解が不足している」ことがNGポイントです。どれだけ熱意をアピールしても、物流業界に対する理解が不足している志望動機は、説得力が欠け表面的な印象を与えてしまいます。

具体的なエピソードや企業の強みを盛り込むことで、なぜ物流業界なのかを明確に示しましょう。

業務理解が足りない志望動機
【結論】
私は人々の暮らしを支える物流業界で働きたいと考えています。モノが滞りなく届くことは社会に欠かせないことであり、その一端を担うことで社会貢献したいと思いました。特に物流が「人々の生活を止めない仕組み」を担っている点に魅力を感じ、社会基盤を支える役割に携わりたいと考えています。
添削コメント|「社会に欠かせない」「社会貢献」といった抽象表現は説得力が弱いです。改善後は物流の社会的機能を具体化し、業界への理解を示すことで「物流業界を選ぶ必然性」が伝わる形にしました。
【根拠となるエピソードの詳細】
大学時代にサークルイベントのためネット通販を利用した際、注文した商品が予定よりも早く届いたことに感動しました。大量の備品が指定した期日にきちんと届き、納期を守って届けてくれる物流の仕組みがイベント運営の成功を支えていることを実感しました。その経験から、物流があることで生活が便利になり、人々の期待に応えられるのだと実感し、単に便利さをもたらすだけでなく、人々の予定や仕事を支える大きな責任を担うのが物流業界だと気づき、物流業界を志すきっかけになりました。
添削コメント|「商品が早く届いた」=「物流が人々の期待に応えている」という部分には少し論理の飛躍があるうえに、志望動機の根拠としては少し弱いです。そこで通販を利用した経緯を深掘りして、自分の行動や気づきと業界理解を結びつけました。
【企業を選んだ理由】
貴社は多くの拠点を持ち、幅広いサービスを展開しているため、全国のお客様の役に立てると感じました。私も広く社会に関わり、より多くの方の暮らしを支えたいと考えています。貴社が強みとする「時間指定配送サービス」は、「必要なときに必要なものが届く」ことへの価値を最重視しており、この仕組みをさらに広めることで社会に貢献したいと考えました。
添削コメント|「広く社会に関わり、多くの方の暮らしを支えたい」は抽象的な目標であり、かつ企業を選んだ理由の根拠が語り切れていませんでした。そこで具体的なサービスに触れ、企業の独自性への理解も示すことで、志望度の高さを示しています。
【入社後】
入社後は正確で丁寧な仕事を心がけ、安心して荷物を受け取っていただけるよう尽力したいです。さらに、幅広い業務に挑戦し、自身の成長を通じて会社に貢献していきたいです。学生時代に培った計画力や調整力を活かし、現場で効率的に業務を進められるよう工夫を重ねたいと考えています。将来的には貴社の強みであるサービス品質の向上に貢献し、より多くのお客様に信頼される存在を目指します。
添削コメント|「正確で丁寧な仕事」はどの業界・企業でもある程度求められるため、ありきたりな印象になっていました。そこで、計画力・調整力などの強みを明確にし、企業のサービス品質向上という具体的な業務目標を示し、貢献意欲を表しました。

【NGポイント】
この志望動機は「業界理解が不足している」ことが最大の問題でした。物流業界の魅力について、社会貢献や便利さといった抽象的な表現が多く、物流業界ならではの役割や責任が示されていなかった点が問題でした。

【添削内容】
自身の過去経験から来る気づきを交えて、物流業界の魅力や特徴をより詳細に説明。企業独自の強みである「時間指定配送サービス」に触れることで、志望理由に具体性を持たせました。さらに入社後の姿では、自分の強みを活かした貢献内容を示しました。

【どう変わった?】
業界や企業の特性とエピソードが自然につながり、説得力のある志望動機になりました。採用担当から見ても「業界を理解している」「企業に貢献できそう」と評価されやすい内容に改善されています。抽象的な動機から、実体験に基づいた動機へと変化しました。

【評価されるポイント】

  • 物流が社会基盤を支える点が具体的に示されている
  • 時間指定配送サービスへの理解が盛り込まれている
  • イベント備品の納期体験が説得力ある形で活かされている

②志望理由が曖昧

今回の例文のNGポイントは「志望理由が曖昧」なことです。業界や企業への具体的な動機が弱く、どの企業にも通じる内容だと、採用担当者には熱意や適性が伝わらず、評価が下がる要因となってしまいます。

根拠となるエピソードや過去の気づきをより具体的に示し、「どうして物流業界なのか」に説得力を持たせましょう。

志望理由が曖昧な志望動機
【結論】
私は物流業界で、人々の生活を支える大切な役割を担いたいと考えています。モノを届けることは誰にとっても必要であり、その中心に関わる仕事に魅力を感じています。 特に生活必需品や医療品など社会に欠かせない物資を確実に届ける仕組みを支える点に強い意義を感じています。
添削コメント|「モノを届けることは誰にとっても必要」はやや当然の雰囲気があるため、届ける商品について「生活必需品・医療品」と具体化し、物流業界ならではの社会的意義を強調することで「なぜ物流業界か」を明確にしています。
【根拠となるエピソードの詳細】
大学時代、アルバイトでスーパーの商品陳列を担当した際、お客様が必要とする商品がいつでも揃っているのは、物流の仕組みがあるからだと気づき、その大切さを知りました。 物流の遅れで一部の商品が入荷せず、来店されたお客様にご不便をかけた経験があり、安定した供給の重要性を強く感じました。 また、子どもの頃から宅配便を受け取ると安心した気持ちになり、身近に物流を感じていたこともきっかけです。幼少期に地方に住んでいた際、ネット注文でしか手に入らない教材が宅配で届いた経験から、物流が学びの機会まで広げてくれることを実感しました。
添削コメント|過去エピソードがやや薄く、志望動機の根拠として重要な「どうしてそう思ったか?」が曖昧でした。そこで、「物流の遅れがお客様の満足感に響いた経験」「ネット教材で学びの機会が広がった経験」など、具体的に過去経験を説明して、志望動機の納得感を高めました。
【企業を選んだ理由】
貴社は多くの物流サービスを展開し、多くの人々に必要とされていると考えています。全国に広がるネットワークと温度管理を徹底した輸送システムにより、医薬品や生鮮食品の安定供給を支えている点に魅力を感じています。 そのような企業であれば、自分も社会に役立つ存在になれると思いました。 大学で培った調整力を活かし、現場と顧客をつなぐ役割を果たすことで貢献したいです。
添削コメント|企業がどんなサービスを提供しているか、そこでどんな役割を担いたいかが曖昧で、どの企業でも当てはまるような内容になっていました。改善後は「温度管理システム」など企業独自のサービスと、自身の具体的な強みを説明し、「この企業でこの力を発揮したい」というアピールを強調しました。
【入社後】
入社後は幅広い業務に積極的に関わり、物流の仕組みを支える一員として成長していきたいです。将来的には責任のある仕事を任せてもらえるよう努力したいと考えています。 特に需給調整や配送計画の分野で経験を積み、トラブル時でも柔軟に対応できる力を発揮し、現場全体の効率化に貢献したいと考えています。
添削コメント|「責任のある仕事」という目標は具体性に欠けるため、インパクトが弱い印象でした。改善後は「需給調整・配送計画」など「実際に何をするか」を意識し、自分の強みをどう発揮するかを明確に示すことで、企業理解と成長意欲を伝えています。

【NGポイント】
やはり、志望動機そのものが曖昧で根拠が薄く、どの業界や企業にも当てはまる内容になっていたのが一番の難点でした。抽象的な表現も多く、志望企業独自の特徴が欠けていたため、応募者の熱意や適性が伝わらない文章になっていました。

【添削内容】
過去経験について、アルバイトでのトラブルやネット教材配送の経験をより深掘りし、物流に興味を持ったきっかけを説得力ある形で示しました。さらに企業独自の温度管理システムなどを示すことで、企業理解と志望度の高さを強調しています。

【どう変わった?】
結果的に、物流業界への志望意欲と志望企業を選ぶ理由が明確になり、採用担当者にとって納得感のある志望動機になりました。抽象的な印象がなくなり、エピソードと企業の強みもつながっているため、志望意欲が伝わりやすくなっています。

【評価されるポイント】

  • 物流の中でも、生活必需品や医療品などの「人に必要なもの」を運ぶ意義を理解している
  • 温度管理システムなど企業特有の特徴に具体的に言及できている
  • アルバイトや地方在住体験など、具体的な過去経験を根拠に志望理由を説明できている

③企業研究が不十分

物流業界の志望動機における大きなNGは、企業研究が不十分なまま志望理由を書くことです。他社でも通用する内容にしてしまうと「本当に自社を志望しているのか?」と思われかねません。

自分のことをアピールするだけでなく、企業独自の強みや姿勢に触れ、そこに共感した理由を説明していきましょう。

企業分析が足りない志望動機
【結論】
私は物流業界に携わり、人々の生活を支える基盤を担いたいと考え、貴社を志望いたします。日々の暮らしに必要な物資が途切れることなく届く仕組みを作ることで、社会を動かす役割に大きな魅力を感じています。
添削コメント|「人々の生活を支えたい」という抽象的な志望動機だけでなく「必要な物資を途切れることなく届けたい」という、物流業界にフォーカスした志望動機も示されており、簡潔かつ分かりやすい結論になっていますね。
【根拠となるエピソードの詳細】
大学時代、学園祭の運営をした際に、備品や食材を時間通りに補給する難しさを実感しました。荷物の到着が遅れると準備が滞るため、イベント全体に影響が出ることもありました。その経験を通じて、物流の円滑さが多くの人の安心や楽しみを支えていることを学び、この業界に興味を持つようになりました。自分もその仕組みを支える立場として貢献したいと考えるようになりました。
添削コメント|全体的には良いのですが「興味を持つようになった」という表現がやや弱く、主体性が伝わりにくい印象です。「貢献したい」という意欲を示すと、エピソードと志望動機が一貫し、説得力が高まります。基盤となる経験自体は良いため、適切な締め方を意識しましょう。
【企業を選んだ理由】
数ある物流企業の中でも貴社は多様な事業を展開しており、多くの人々に役立つサービスを提供していると感じました。貴社は全国展開している物流規模を活かし、災害時にも生活物資を途切れさせない体制を整えている点に大きな魅力を感じました。物流といえばやはり知名度が高く、業界を代表する存在であることから、私もその一員として成長したいと考えております。また、AIやデジタル技術を取り入れて効率化を進めている姿勢に共感し、自身もそうした取り組みに携わりたいと考えております。
添削コメント|ここが最大の課題でした。企業分析が不十分で、「多様な事業」「知名度が高い」など、他社との差別化ができず「どの企業にも使えそう」と判断されそうな表現が多くなっていました。そこで、災害時対応やデジタル化といった企業独自の強みに触れ、企業を選んだ理由の説得力を高めています。
【入社後】
入社後はまず現場業務を経験し、物流の流れを理解したうえで、お客様により満足いただけるサービスを提供できる人材へ成長していきたいと考えております。現場での経験をもとに課題を発見し、改善策を提案できる人材として、より効率的で信頼される物流を実現したいと考えております
添削コメント|「お客様に満足いただけるサービスを提供したい」という表現は抽象的で、実際に何ができるかが伝わりません。「課題発見」「改善策を提案」といった主体性を示す表現にすることで、やりたいことが明確になり、入社後の成長イメージが伝わります。

【NGポイント】
エピソード部分は良かったのですが、志望企業について「多様な事業」「知名度が高い」といった抽象的な表現が目立ち、企業研究の浅さが見えていました。他社でも言える内容だったため、なぜその企業を志望するのかが伝わらず、説得力を欠いていたのです。

【添削内容】
災害時対応やAI導入といった企業独自の取り組みに言及することで、企業への理解度と、志望度の高さの両方をアピールしました。また、「志望企業で何をしたいか」を中心に、結論や入社後の目標にも具体性を持たせています。

【どう変わった?】
修正後は業界の重要性を踏まえつつ、企業の独自性に触れているところがポイントですね。採用担当者からも「自社の特徴を理解している」「入社後のビジョンが具体的」と評価されやすい表現に変化しています。

【評価されるポイント】

  • 物流が生活や経済を支える基盤という業界の特徴が示されている
  • 災害時の物資供給やAI導入といった企業独自の強みが盛り込まれている
  • 学園祭の運営経験を通じて物流の重要性を理解したことが志望動機に反映されている

④エピソードの具体性に欠ける

ここで紹介するNGポイントは「エピソードが具体性に欠ける」ことです。志望動機が明確でも、そのきっかけや根拠となった過去の経験が浅いと、採用担当者に志望意欲が伝わりません。

過去に何があったのか、そこでどのように心境の変化があったのかをくわしく描写し、自分の経験と物流業界の関連性を明確に示す必要があります。

エピソードの具体性に欠ける志望動機
【結論】
私は人々の生活を支える物流業界で働きたいと考えています。物流は日常に欠かせない存在であり、社会を動かす根幹に携われることに大きな魅力を感じています。特にモノの流れを支える役割が生活の安定に直結している点に魅力を感じています。
添削コメント|「社会を動かす根幹に携われる」という表現は、物流業界だけでなく他の業界の魅力でもあります。そこで「モノの流れ」や「生活の安定」という物流の具体的役割を示し、物流業界だからこそ志望しているという熱意をよりダイレクトに表現しました。
【根拠となるエピソードの詳細】
大学時代のアルバイトを通じて多くの人と関わり、チームで効率的に物事を進めることの大切さを学びました。でスーパーの品出しを担当した際、ピーク時には数百点単位の商品を限られた時間かつ、同僚との連携を活用して処理しなければならず、正確さとスピードの両立が求められました。その経験から、人々の生活を支える物流の現場に貢献したいと考えるようになりました。このとき、大量の商品を期限通りに届ける物流業界でも同じ力が強く求められるのではと感じたのが、この業界に興味を持ったきっかけです。
添削コメント|「どんな仕事内容で、どんな協調性を発揮したか」が具体的に描かれていないほか、「なぜ物流業界を目指したのか」という因果関係も曖昧でした。そこで、エピソード内容をより詳細に描きつつ、アルバイト内容と物流業界の共通点を挙げて根拠としての説得力を高めています。
【企業を選んだ理由】
数ある企業の中でも、貴社は幅広い事業を展開し、多様なニーズに応える仕組みを整えている点に惹かれました。中でもEC需要の拡大に合わせてラストワンマイル配送を強化している点に魅力を感じています。顧客に必ず商品を届けるという理念を掲げ、安定した供給を実現している姿勢に信頼を感じています。
添削コメント|「多様なニーズに応える仕組み」は抽象的で他社にも言える表現でした。そこで「EC需要に合わせてラストワンマイル配送を強化」という具体的な施策を入れることで、企業研究の深さと独自性が伝わるようになりました。
【入社後】
入社後はまず現場での経験を通じて基礎を身につけ、一つひとつの業務を正確に遂行できるよう努力したいです。その上で、ゆくゆくは効率化やサービス向上に関わり、より多くの人に安心を届けられる存在になりたいと考えています。
添削コメント|入社後の活躍イメージについて、業務習得から将来の目標までが段階的に描かれており、完成度が高いです。改善点を挙げるとするなら「効率化やサービス向上」の部分を企業の特徴と絡めて深く説明できると、より評価される内容になりますよ。

【NGポイント】
当初の文章は過去のエピソード内容が薄く、「過去に何があったのか」が曖昧になっていました。これにより、志望動機の根拠からも説得力が薄れてしまい「どうして物流業界を目指したのか」が伝わりにくくなっているのが一番の問題でした。

【添削内容】
エピソードには、主に「どんな経験の中で、何をしたのか」といった具体描写を加えています。さらに「そのときに何を感じたか」という具体的な心理描写を入れつつ、それが、どのように物流業界の志望意欲に繋がっているのかを示しました。

【どう変わった?】
エピソードが詳しく示されたことで、「何がきっかけで、どのように物流業界を目指したのか」という流れが明確になりました。結果的に、抽象的だった志望動機が具体性を増し、採用担当者にも志望意欲がより説得力ある形で伝わるようになっています。

【評価されるポイント】

  • スーパーの品出しで学んだ役割分担の工夫が具体的に示されている
  • EC需要やラストワンマイル配送に注目している点が盛り込まれている
  • 物流業界に必要な協調性・正確な作業を自分の経験と結び付けて説明できている

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志望動機作成のための準備とその方法

志望動機を作成する前には、しっかりとした準備をおこないましょう。

とくに業界や企業についての深い理解を持つことで、説得力のある志望動機が作成できます。

準備が不足していると漠然とした内容になってしまうため、以下のポイントを確認しつつ効果的な志望動機を作成してください。

  1. 業界研究の方法
  2. 企業研究のポイント
  3. OB・OG訪問の活用
  4. 企業説明会への参加

①業界研究の方法

業界研究は、物流業界の動向や最新の課題を知るために重要です。

業界誌やニュースサイト、専門書などを活用して情報収集をおこないましょう。

物流業界の最新トレンドや技術革新、業界全体の課題や未来の展望についても学ぶことで、なぜこの業界に興味を持ったのかを具体的に説明でき、志望動機に具体性が増します。

業界研究は自身が物流業界に参入することも視野に入れてしっかりと行いましょう。

特に業界の将来性の部分は自身のキャリアにもかかわる部分なので、事前に業界研究しておくと安心ですよ。

②企業研究のポイント

企業研究では企業のホームページやIR情報、採用ページをチェックし、企業のビジョンや戦略をしっかりと理解しましょう。

企業が掲げる価値観や今後の成長計画が、自分のキャリアビジョンとどうに結びつくかを考え、具体的な志望理由を明確にするのが大切です。

また、業界内でのその企業のポジションや、競合他社との違いを理解しておくことで、他の応募者と差別化された志望動機を作成できます。

③OB・OG訪問の活用

OB・OG訪問は、実際にその企業で働いている人のリアルな声を聞ける貴重な機会になります。

現場での雰囲気や業務内容、企業文化を直接知ることで、志望動機に具体的なエピソードを加えることが可能になるた、積極的に活用しましょう。

とくに社内の雰囲気やチームの動き方など、表面的な情報だけでは分からない部分を深く知れるとともに、それを志望動機に反映させればより説得力が増します。

OB・OG訪問の際は事前に質問事項を決めておきましょう。

行き当たりばったりになると社員からの印象が悪くなり、むしろ逆効果になる可能性もあります。

④企業説明会への参加

企業説明会への参加は、志望動機を具体化するための有効な手段のひとつです。

企業の採用担当者から直接話を聞くことで、企業が求める人物像や業務内容を深く理解できます。

また、説明会に参加したことを志望動機に盛り込むと、企業に対する興味や熱意をより示せるでしょう。

物流業界の志望動機が思いつかない場合にはどうしたらいい?

物流業界の志望動機が思いつかない場合、まず自己分析から始めましょう。

なぜ物流業界に興味を持ったのか、これまでの経験やスキルがどう活かせるのかを再確認してみてください。

物流業界の特性やトレンドに基づいて、自己の経験をどう結びつけるかを考えれば、新たな視点が得られるでしょう。

また、業界や企業についての情報収集を細かくおこなうのも、自分自身の志望動機を固めていくうえで大切です。

物流業界の志望動機には、具体性と企業・業界に対する理解が大切

物流業界の志望動機を作成するためには、業界や企業についての理解を深め、自分の経験やスキルをどうに活かせるかを具体的に考えましょう。

しっかりとした業界研究や企業研究をおこない、自分のキャリアビジョンと企業のビジョンを結びつけることで、説得力のある志望動機が作成できます。

この記事で紹介した準備方法やポイントを参考に、自分自身がどう貢献できるかを明確に伝えて、内定を掴み取りましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。