【例文6選】主体性を自己PRとしてアピールする方法を徹底解説
「主体性って、自己PRでどう表現すればいいの?」
就活の定番質問の1つに「主体性を発揮した経験は?」というものがあります。主体性を伝えるには、言葉の選び方やエピソードの切り口に工夫が必要です。
そこで本記事では、主体性の正しい意味から、自己PRに盛り込む際の注意点、さらには言い換え表現までを徹底解説します。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
詳しく見る記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
詳しく見る主体性とは

主体性とは、自分で考え、判断し、行動する力のことです。就職活動においては、企業が求める人材像をしっかり理解しながら、自分の経験をもとに主体性を示せることが何より大きな強みとなります。
特に就活生の場合、アルバイトやサークル活動、インターンなどの身近な経験の中で主体性を発揮したエピソードを丁寧に整理しておくことが大切でしょう。
さらに、どのような考えや行動のプロセスが成果につながったのかまで整理しておくと、より評価されやすくなるでしょう。
また主体性は、単に「自分勝手に動くこと」と混同されがちですが、実際には周囲と協力しながら能動的に動ける姿勢を指します。
自己PRで伝える際には、この違いを正しく理解したうえで、自ら動いた過程や背景、結果を具体的に示してください。そうすることで、他の学生との差別化につながり、印象を強められますよ。
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企業が自己PRで主体性のある学生を求める理由

企業が主体性を重視するのは、入社後に即戦力として活躍し成長できるかを見極めるためです。ここでは、採用担当者がどのような点に注目しているのかを4つの視点から整理しました。
主体性の理解を深めることで、自己PRの説得力が一段と増すでしょう。
- 即戦力として成長できる人材を求めているため
- 自ら課題を発見し解決できる能力を重視しているため
- 目的意識と責任感を持って行動できる人材が評価されるため
- チームや組織に良い影響を与える主体性が期待されるため
①即戦力として成長できる人材を求めているため
企業が主体性を重視する大きな理由は、早い段階で成長し組織に貢献できる人材を確保することにあります。学生時代に主体性を発揮した経験は、入社後の行動の見通しにもつながるでしょう。
たとえば、自分で目標を設定し計画的に成果を出した経験や、リーダーシップを発揮して周囲をまとめた事例は強い説得力を持ちます。
こうした姿勢は、新しい業務にも自分で学び取り早く成果を出せる可能性を示せます。
自己PRでは、成長のプロセスや工夫を具体的に語ることで、採用担当者に「この人なら早く活躍できる」と思わせることができるでしょう。
②自ら課題を発見し解決できる能力を重視しているため
社会人として働くには、指示を待つだけでなく自分で課題を見つけ改善に取り組む姿勢が不可欠です。
企業がこの能力を重視するのは、変化の早いビジネス環境で柔軟に対応できる人材を求めているからでしょう。自己PRにおいては、課題をどのように把握し、どんな行動で解決したかを具体的に示すことが効果的です。
たとえば、アルバイトでの業務改善提案や、サークル活動での新しい仕組み作りなど、具体的な行動があると説得力が増します。
こうした経験を明確に伝えることで、採用担当者に「この人は自分で考えて動ける」と印象づけられるでしょう。
③目的意識と責任感を持って行動できる人材が評価されるため
企業は、目標を持ち責任感を持って取り組める人材を高く評価します。目的意識がある人は、途中であきらめずに成果を出せる可能性が高いからです。
就活生は、与えられた仕事に対してどのように目的を設定し、責任感を持って行動したかを自己PRで示すことが重要です。
具体的には「自分の役割を最後まで全うした」「困難を乗り越えるために工夫した」などの経験を交えるとよいでしょう。
このように、行動の背景にある考え方や姿勢を示すことで、採用担当者に信頼感を与えることができます。
④チームや組織に良い影響を与える主体性が期待されるため
主体性がある人材は、個人の成果だけでなく周囲に良い刺激を与え、チーム全体のパフォーマンスを引き上げる役割を果たせます。企業は、協調性を欠かさずに自ら行動できる学生を求める傾向が強いでしょう。
自己PRにおいては、仲間やチームのためにどのような行動を取ったか、どのような成果につながったかを示すことが効果的です。
たとえば「後輩の育成をサポートした」「プロジェクト全体の進行を改善した」など具体的な事例があると強い印象を与えられます。
こうしたエピソードは、単なる「頑張った話」ではなく、周囲へのプラスの影響力を示せるため、採用担当者に響く内容になるでしょう。
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主体性を自己PRでアピールする前に押さえたい基礎知識

自己PRで主体性を効果的に伝えるには、まず正しい理解と準備が欠かせません。ここでは、就活生が見落としがちな基礎知識を整理しました。
違いを知り、バランス感覚を持ち、役割を把握することで、より説得力のある自己PRにつながるでしょう。
- 主体性と自主性の違い
- 協調性とのバランスを取る重要性
- 仕事における主体性の具体的な役割
- 主体性を示すエピソード選びの基本視点
①主体性と自主性の違い
主体性と自主性は、似ているようで意味が異なります。自主性は自分の意思で行動することを指しますが、主体性はそこに目的や責任を伴う積極的な姿勢です。
企業が求めるのは、単なる自主的な行動ではなく、チームや業務の目標達成に向けて自ら考え動く力でしょう。
自己PRでは「自分でやった」だけでなく「なぜその行動を選んだのか」「どんな成果や学びがあったのか」まで伝えることが大切です。
この違いを理解して整理しておくと、自分のエピソードをより具体的かつ効果的に語れるようになります。
②協調性とのバランスを取る重要性
主体性を強調しすぎると、協調性が欠けているように見えることがあります。企業は一人で突っ走るタイプではなく、チームの中で自分の役割を考えながら主体性を発揮できる人材を求めています。
自己PRにおいては、主体性を示しつつも「周囲の意見を取り入れた」「チームの成果を意識した」など協調性とのバランスを取った行動を示すと良いでしょう。
そうすることで「自己中心的に見られる」というリスクを避けつつ、主体性の本質を伝えられます。この視点を持って準備することで、採用担当者の信頼を得やすくなるでしょう。
③仕事における主体性の具体的な役割
学生生活の中での主体性と、社会に出てからの主体性は少し異なります。仕事における主体性とは、与えられた役割をこなすだけでなく、目標を達成するために自ら課題を見つけ改善に取り組む姿勢です。
たとえば、新しい業務に進んで挑戦したり、周囲の負担を軽減する提案をしたりする行動は高く評価されます。
自己PRでこうした役割を理解し、自分の経験を「仕事でも応用できる能力」として語ることで、入社後の活躍をイメージさせられるでしょう。この視点を持つことが、採用担当者に強く響く自己PRにつながります。
④主体性を示すエピソード選びの基本視点
主体性を伝えるには、どんなエピソードを選ぶかがカギです。採用担当者は「行動のきっかけ」「工夫した点」「成果や学び」を重視しています。
エピソードを選ぶときは、ただの活動内容ではなく、自分の主体的な行動がチームや結果にどのような影響を与えたかを整理しておくことが大切です。
アルバイト、ゼミ、サークル活動など身近な経験でも、具体的な数字や改善策を添えると説得力が増すでしょう。この基本視点を押さえることで、印象に残る自己PRを作り上げることができます。
自己PRで主体性を効果的に伝える3ステップ

自己PRで主体性をしっかり伝えるには、ただ「主体性があります」と言うだけでは不十分です。ここでは、就活生が実践しやすい3つのステップに分けて整理しました。
ステップごとに考え方と行動を明確にし、採用担当者に伝わる内容に仕上げていきましょう。
- 自分が持つ主体性を明確にする
- 具体的なエピソードを添える
- 主体性を仕事にどう活かすかを示す
①自分が持つ主体性を明確にする
自己PRで説得力を持たせるには、まず自分がどのような場面で主体性を発揮してきたかを、丁寧に整理することが大切です。
たとえば、課題を見つけて改善策を提案した経験や、新しいプロジェクトに自ら積極的に取り組んだエピソードなどが該当します。
こうした経験を掘り下げて洗い出すことで、自分の強みがより鮮明になり、自信を持って話せるようになるでしょう。
また、主体性を説明する際には、どんな考えや目的がその行動を導いたのかも一緒に示してください。
背景や動機を加えることで、採用担当者に自分らしい価値観や行動特性を理解してもらいやすくなり、より強い印象を残せます。
②具体的なエピソードを添える
自分の主体性を明確にしたあとは、それを裏付けるエピソードを複数準備しておくことがおすすめです。
言葉だけで説明するよりも、具体的な行動や成果を伴う話の方が、相手にリアルなイメージを与えやすいからです。
たとえば、アルバイトで業務改善を提案して成果を上げた、サークル活動で新しい仕組みを導入したなど、できるだけ具体的な数字や結果を盛り込むと説得力が一段と増します。
こうしたエピソードは、主体性が一過性のものではなく、実際の行動と結果に裏打ちされていることを示す効果があり、信頼感の醸成にもつながるでしょう。
さらに、複数の事例を持つことで、質問に応じた柔軟な回答ができる点も大きなメリットです。
③主体性を仕事にどう活かすかを示す
最後に、過去の経験で発揮した主体性を、入社後どのように活かしていくかをより具体的に語りましょう。採用担当者は「この学生が入社したらどのように活躍するか」という未来像を知りたいと考えています。
たとえば「課題発見力を活かして業務改善に貢献したい」「チームでの経験を活かして新規プロジェクトを推進したい」など、自分の経験と会社の期待を結びつけたイメージを伝えると好印象です。
過去の経験と未来の活躍を一貫したストーリーとして提示することで、信頼感や期待感を高めることができ、他の候補者との差別化にもつながるでしょう。
加えて、入社後にどのようなスキルアップを目指すのかを添えると、成長意欲の高さもアピールできます。
採用担当者に刺さる主体性アピールのポイント

自己PRで主体性を伝えるとき、ただ「主体性があります」と言うだけでは印象が薄くなりがちです。ここでは、採用担当者に「この人なら活躍できる」と感じてもらうための4つのポイントを整理しました。
準備を整えることで、選考通過の可能性が高まるでしょう。
- 自己分析で主体性の強みを明確にする
- 数字や成果を使って説得力を高める
- エピソードに一貫性を持たせる
- 入社後の活躍をイメージさせる伝え方をする
①自己分析で主体性の強みを明確にする
主体性をうまくアピールするには、まず自分がどの場面で主体性を発揮したかを深く知ることが欠かせません。
これまでの経験を細かく整理し、課題発見力や問題解決力、リーダーシップなど、自分の強みを多角的に把握してください。
自己分析を通して強みを言語化しておくと、面接やエントリーシートで一貫性のある内容をスムーズに伝えられるようになります。
さらに「なぜその行動を選んだのか」「どんな価値観がその行動につながったのか」という動機や背景まで示すと、あなたらしさがより際立ち、説得力が増すでしょう。
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②数字や成果を使って説得力を高める
主体性を示すには、抽象的な説明だけでなく、数字や成果を交えることが非常に効果的です。
たとえば「新しい企画を提案して売上を20%伸ばした」「メンバーの参加率を倍にした」など、具体的な数値を示すと採用担当者のイメージが一層鮮明になります。
数字は大きくなくても構いませんが、どんな工夫や試行錯誤を重ねて結果につなげたかをあわせて伝えることが重要です。
こうすることで、行動力や改善力を裏付けるだけでなく、主体性が継続的に発揮されている点も強調できます。
結果として、採用担当者はあなたの主体性を、より具体的かつ信頼性の高いものとして受け止められるでしょう。
③エピソードに一貫性を持たせる
エピソードがバラバラだと、せっかくの主体性アピールも印象が弱く見えてしまいます。自分の行動と考え方がどのようにつながっているか、一貫性を持たせることが非常に重要です。
たとえば、学生時代に課題発見から改善までの流れを示した経験や、複数の活動において共通する姿勢や価値観を見せることで、あなたの強みが一貫していることを証明できます。
過去の体験を整理し、どの行動がどんな価値観や目的に基づいていたかを具体的に示すことで、採用担当者は「この人はどんな環境でも同じ強みを発揮できる」と確信しやすくなるでしょう。
さらに、エピソードを時系列やテーマ別に整理すると、より説得力のあるストーリーが構築できます。
④入社後の活躍をイメージさせる伝え方をする
過去の主体性を語るだけでなく、それを入社後にどう活かすかを具体的に伝えることで、採用担当者の期待感をより強く高められます。
たとえば「課題発見力を活かして新規プロジェクトを推進したい」「チーム経験を活かして業務改善に貢献したい」など、将来の活躍を連想させるイメージを提示してください。
過去の経験と未来の目標を一貫したストーリーにまとめることで、企業にとっての有用性を明確に感じさせることが可能です。
さらに「入社後はどのようなスキルアップを目指すか」や「どんな分野で貢献できるか」まで添えると、成長意欲や柔軟性も示せます。
こうした伝え方は、内定につながる強い印象を残すうえで非常に有効でしょう。
主体性の自己PRで使える言い換え表現

自己PRで主体性を伝えるとき、同じ表現ばかりでは印象が弱くなりがちです。ここでは、主体性を多角的に伝えるための4つの言い換え表現を紹介します。
自分の経験に合わせて使い分けることで、採用担当者に強い印象を与えられるでしょう。
- 挑戦意欲が高い
- 明確な目的を持って行動できる
- 強い責任感を持って取り組める
- 課題解決力に優れている
①挑戦意欲が高い
主体性を示すうえで「挑戦意欲が高い」という表現は特に効果的です。新しい環境や課題に積極的に取り組む姿勢は、企業にとって将来性や成長力の証明になるでしょう。
たとえば「アルバイト先で新しい企画を立ち上げた」「未経験の分野に挑戦して成果を上げた」など、具体的な行動と結果を添えると説得力が格段に増します。
挑戦を恐れずに自ら前向きに動いた経験を示すことで、採用担当者に「この人は変化に強く柔軟に対応できる」と強い印象を与えられるでしょう。
また、挑戦の背景や目的も一緒に語ると、主体性と行動力の両面をしっかりアピールできます。
②明確な目的を持って行動できる
「明確な目的を持って行動できる」という表現は、主体性の軸を強調したいときに非常に有効です。ただ動くのではなく、目的やゴールを意識して計画的に行動していることを示せます。
たとえば「資格取得のために計画を立て、半年で合格した」「チーム目標の達成に向けて改善提案を行い成果を出した」など、目的と行動の関係を具体的に伝えることがポイントです。
目標を自分で設定し、その達成に向けて努力した過程を示すことで、採用担当者に信頼感や再現性の高さを伝えられるでしょう。
さらに、行動の裏にある考え方や工夫を説明することで、説得力は一層強まります。
③強い責任感を持って取り組める
「強い責任感を持って取り組める」というのは、行動の継続性や信頼性を示したいときに非常に適した言い換えです。
責任感は周囲の信頼を得るうえで欠かせない要素であり、企業は「任せても大丈夫な人材」を求めています。
たとえば「チームリーダーとして役割を最後まで果たし、成果を上げた」「トラブル時にも率先して対応し問題を解決した」などの経験を添えると説得力が増します。
自分の行動が、どのように成果や信頼につながったかを具体的に伝えることで、責任感が単なる言葉ではなく行動に裏打ちされていることを証明できるでしょう。
さらに、責任を果たすためにどんな工夫をしたかを加えると、より印象が強まるはずです。
④課題解決力に優れている
主体性の中でも「課題解決力に優れている」という表現は、特に即戦力を求める企業に強く響きます。問題に直面したときに、自ら考え解決策を実行できる力はどんな職種でも高く評価される要素です。
たとえば「業務の効率化を提案して作業時間を短縮した」「メンバー間の連携不足を改善し成果につなげた」など、解決までのプロセスを細かく示すと効果的になります。
課題発見から改善、実行までの流れを具体的に示すことで、採用担当者に「この人は現場で実際に活躍できる」とリアルにイメージさせられるでしょう。
さらに、課題解決に向けた自分なりの工夫やチームへの働きかけを加えると、より主体性の高さを伝えられます。
【エピソード別】自己PRで主体性をアピールする際の例文6選
「主体性はどうアピールすれば良い?」「エピソードはあるのに言葉に詰まる…」と悩む方も多いですよね。採用担当者に伝わる自己PRを作るには、場面ごとに行動の背景と成果を整理することが大切です。
ここでは、よくあるエピソードを題材に、「主体性」を強みとした自己PRの例文を6つ紹介します。自分の経験と近いエピソードのを選び、「主体性」をアピールする際に、参考にしてくださいね。
- アルバイト経験
- サークル活動
- 部活動
- インターン経験
- ゼミ・研究活動
- ボランティア・課外活動
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、6つの例文を本気で添削!自分の強みをどうアピールしたらいいか気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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【関連記事】赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①アルバイト経験
ここでは、アルバイト経験を通して「主体性」をアピールする内容の添削を行いました。
エピソードは特別なものでないと、と考える人も多いですが、小さくても「自分がどう考えて自主的にどう動いたか」を示せれば、企業には十分アピールできますよ。
【結論】 私は、 |
添削コメント|抽象的な表現を減らし、「課題を発見し、実行する主体性が強み」と具体的にしました。これにより、企業側は応募者の強みと行動プロセスを把握でき、イメージを抱きやすくなります。 |
【エピソード】 大学2年生のとき、カフェのアルバイトで売上が |
添削コメント|「伸び悩んでいた」だけでは、やや課題が抽象的なため、売上の低下を数値で示し、どのような行動をしたのかを述べることで、「課題の深刻さ」と「自分の役割」をより強調する形に修正しました。 |
【エピソード詳細】 具体的には、常連客が多いという特徴に注目し、 |
添削コメント|アンケートの結果を数字で示したことで、その後の行動との繋がりが明らかになりました。また、「SNSで話題になった」では抽象的なため、「フォロワーが20%増加」と数値化し、わかりやすくしました。 |
【成果】 結果的に、限定メニューの導入によって来客数が |
添削コメント|行動前後の比較の軸がなく、成果がわかりづらかったです。そのため、比較対象を明らかにして、成果を数値で具体的にし、説得力を出しました。また、感想をなくすことで、客観性と説得力が高まりました。 |
【入社後】 貴社に入社後も、課題を自分ごととして捉え、主体的に考えて行動する姿勢を大切にしながら、 |
添削コメント|入社後の目標はありますが、目標に対する行動プロセスが不明瞭だったので、入社後の活躍イメージがあまり伝わらない表現でした。そこで、「目標のために何をすべきか」を追記し、企業側が配属後の活躍を具体的に想像できる構成に修正しました。 |
【NGポイント】
エピソード中の課題の規模や行動内容が曖昧で、成果の比較軸もないことにより、主体性が伝わりにくくなっていました。また、入社後の目標に対する行動がありきたりでした。
【添削内容】
課題、アンケートの規模や結果、成果を数値で表し、さらに提案から実行までの役割も明らかにしました。入社後についても、行動プロセスを明確にし、具体的な目標を提示することで、説得力を高めています。
【どう変わった?】
課題、取り組み、成果が具体的になったことにより、行動の妥当性や行動と結果の関連性が理解しやすくなりました。企業は再現性の高い主体性を評価しやすくなり、入社後の活躍イメージも鮮明になるでしょう。
・課題から施策・成果までを数値で示す ・抽象的な表現は具体的な表現に置き換える ・入社後に再現できる行動計画を明確にする |
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「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」
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②サークル活動
本例は、サークル活動で発揮した「主体性」をアピールする文章を、企業目線を意識して磨き上げた添削例です。
サークルなど身近な経験を使う場合は、「課題の自分ごと化」、「具体的な行動」、「成果の数値化」の3点を盛り込むことが重要です。
【結論】 私は、 |
添削コメント|行動内容が抽象的で、ありきたりなものとなっていたので、「ゴール明確化→課題設定→周囲巻き込み」と、具体的に示しました。「どのような主体性を持っているのか」が想像しやすくなります。 |
【エピソード】 大学のバスケットボールサークルで、 |
添削コメント|当時の課題説明が端的すぎて、主体性が伝わりにくい表現となっていました。そこで、自発的に課題を自分ごと化し、能動的に提案したことを強調したことで、主体性が発揮された瞬間を鮮明に表現しています。 |
【エピソード詳細】 まず敗因を分析するために、 |
添削コメント|「メンバー全員」では規模が曖昧なため、「25名に調査」と規模を明らかにし、努力内容も数値化しました。これにより、企業側が努力内容の規模を想像しやすくなり、「主体性」がきちんと発揮されたことが強調できています。 |
【成果】 結果的に、3か月後のリーグ戦では平均失点を |
添削コメント|短期成果を数値で示し、長期成果を「文化の定着」、「年間の練習参加率が20%向上」と表すことで、量と質の両面で取り組みの価値を示し、成果の客観性と説得力を高めました。 |
【入社後】 貴社でも |
添削コメント|入社後の目標は設定されていましたが、それを達成するための行動プロセスがざっくりしていました。「目標設定→分析→連携→実行」と置き換え、再現可能な行動モデルを示したことにより、企業側が入社後の活躍を具体的にイメージしやすくなります。 |
【NGポイント】
過去エピソード中の努力内容と取り組みによる成果が抽象的で、本当に強みを発揮したのかが伝わりにくくなっていました。入社後の目標達成に向けた行動プロセスも漠然としていて、「部活だけでなく業務にも強みを活かせるのか?」が不明瞭でした。
【添削内容】
取り組みのプロセスを示すことで、当時の努力内容を明らかにし、成果を短期と長期の両側面から取り上げました。さらに、入社後の業務についても言及しつつ、具体的にどのように目標を達成するつもりかを明確にしました。
【どう変わった?】
行動と成果が明確になり、強みである「主体性」が強調されました。また、入社後の行動プロセスが明確になったことで、「主体性」を実際の業務にも活かせそうなイメージが湧く内容になっています。
・課題を自分ごととして捉えたことを示す ・行動内容を数値化し説得力を高める ・成果は短期と長期に分け数値で示す |
③部活動
ここでは、高校時代の部活動のエピソードから、「主体性」アピールした例文の添削をしました。
部活動での主体性を示す際はそもそもの課題がなんだったのかを明らかにして、主体性を発揮した前後の状況変化を明確にしましょう。
【結論】 私は、 |
添削コメント|自己評価が抽象的で「主体性」が伝わりにくいため、「察知→目的設定→即行動」という具体的なプロセスを足して、伝わりやすい形に修正しました。 |
【エピソード】 高校時代、サッカー部に所属していたのですが、 |
添削コメント|主体性の自己PRのはずが、やや他人事のような表現になっていたため、部活内の課題に自ら気づき、行動し始めたことを強調しました。これにより、「課題発見→行動を決意」という流れが明確になり、主体性をよりアピールできる構造になっています。 |
【エピソード詳細】 まず、私は状況を変えるため、 |
添削コメント|「相談」では少し抽象的な表現でしたが、「目的の共有」と具体的にし、自分の役割も明確にすることで、「主体性」と「リーダーシップ」が伝わる構造に修正しました。 |
【成果】 結果として部内の意識が変わり、 |
添削コメント|抽象的な「士気向上」を「参加者数」という数値で置き換え、目標達成との因果関係も示すことで、成果を具体的にし、客観性も高めています。 |
【入社後】 入社後も、現状に満足せず課題を見つけて主体的に行動し、 |
添削コメント|「主体的に行動」、「貢献」ではほかの企業でも当てはまるため、志望先の業務内容をもとにした目標にすることで、志望意欲の高さをアピールしました。 |
【NGポイント】
エピソードがやや他人事で、行動内容や自分の役割も曖昧なことにより、「主体性」が伝わりにくい文章でした。また入社後については、目標や行動が具体的でなく、「部活動の経験」と「入社後の活躍」のつながりが伝わりにくくなっていました。
【添削内容】
自ら課題に気づき動き始めたこと、チーム内の自分の立場、目標達成のために自分が取り組んだこと、チームで取り組んだことを具体的にしました。また、入社後ついては、実際の業務内容を示しながら目標達成を目指す形に修正しました。
【どう変わった?】
課題発見から成果までの流れを具体的にし、数字で裏付けることで、主体性とリーダーシップを企業側が簡単にイメージできる内容へと変わりました。さらに、実際の業務に触れることで、企業研究をアピールできるでしょう。
・課題から成果までを数字で端的に表す ・役割や判断根拠を具体的に明確に示す ・入社後再現シナリオを職務に即して記述する |
④インターン経験
本例は短期インターンで発揮した「主体性」の自己PRを修正したものになります。
インターンを題材にするなら「そもそもどんなインターンだったのか」を明確にして、どんな採用担当にも当時の状況が伝わるよう、具体的な表現を心がけましょう。
【結論】 私は |
添削コメント|元の文章も簡潔で読みやすいですが、具体的にどのような場所でインターンを行なっていたかを示すことで、当時の状況をより詳細にイメージできるように調整しました。強みを発揮した事実を直感的に理解しやすいように工夫しています。 |
【エピソード】 大学3年次に参加した小売業界の |
添削コメント|「体験」という表現は、インターン参加者としてはやや受け身な印象のため、実際に自分がどんな行動を取ったかを具体的に追記し、主体性という強みを強調しています。 |
【エピソード詳細】 社員の方に確認したところ、マニュアルが2年前のままで更新されていないことが判明しました。私は業務の合間に現行の作業手順をメモし、写真付きで新旧の手順を比較した改善案を自主的に作成しました。最終日の発表で提案すると、 |
添削コメント|評価コメントを事実ベースに置き換え、実施時期を具体化し、採用側が主体性と影響範囲を把握しやすい構成にしました。 |
【成果】 提案した内容が実際の業務改善につながり、 |
添削コメント|主観的な評価を数値化された成果に変えることで、第三者でもわかりやすくしました。客観性とインパクトを同時に高め、採用担当が評価しやすい内容になりました。 |
【入社後】 入社後も現場で起きている課題に目を向け、 |
添削コメント|入社後の行動が曖昧で、ありきたりな表現となっていました。行動ののプロセスを示すことで再現性を強化につなげ、主体性が入社後も継続的に活用できることを明確にしました。 |
【NGポイント】
エピソードにおいて受け身な表現が多くなっていて、強みである「主体性」が主張されていませんでした。成果はコメントのみで説得力がなく、短期インターンの強調により貢献度が小さく見えました。
【添削内容】
エピソードの受け身な表現を、能動的な表現と内容に修正しました。また、応募者の行動が与えた影響の範囲を示し、成果をコメントではなく、数値で表すことで、具体的になり、成果と言える根拠を可視化しました。
【どう変わった?】
能動的な表現にしたことで、「主体性」をアピールでき、成果も数値化したことにより、採用担当は成果を把握しやすくなりました。結果として、短期インターンでも高い改善能力を持つ人材だと評価しやすくなるでしょう。
・自身の役割と課題を簡潔に表す ・課題発見と改善策を能動的に示す ・成果を数値で裏付ける |
⑤ゼミ・研究活動
本例文はゼミでの活動を題材に「主体性」を強調する自己PRを添削し、改善したものとなります。
ゼミ活動は専門性が高い場合もあり、採用担当に内容が伝わりづらいことも。活動の流れを具体化し、直面した困難と解決策も交えて、客観的な評価を入れましょう。
【結論】 私は、目標達成に向けて自ら課題を発見し、周りを巻き込みながら行動を起こす主体性があります。 |
添削コメント|「課題の発見」、「周りを巻き込みながら行動」、「主導する力」と具体的に示しすことで、「主体性」の曖昧さを排除しました。 |
【エピソード】 ゼミで年間研究テーマを決める際、意見がまとまらず停滞していましたが、私は |
添削コメント|「動いた」より「計画の立案」と「リーダー役をした」の方が「主体性」を具体的に示すことができます。課題に対して「自ら計画し、主導した」という事実が、「主体性」をアピールできるポイントとなります。 |
【エピソード詳細】 まず、一人ひとりに興味分野と期待する成果をヒアリングし共通点を抽出しました。 |
添削コメント|「3日で資料作成し、オンライン共有」など、行動や期間を具体的にすることで、主体性と短期成果の両方を表すことができます。 |
【成果】 結果、ゼミ全員の賛同を得てテーマが早期に決定し、 |
添削コメント|「応募できた」は過程であり、受賞実績について触れた方が、成果の客観性を高めることができます。また、第三者からのコメントを入れることで「主体性」の説得力を持たせられます。 |
【入社後】 貴社でも、課題を自分ごととして捉え、 |
添削コメント|「事業の成長」という抽象的な表現を「新規サービス×市場調査」と具体化しました。具体的な工程と成果イメージを描くことで、採用担当は入社後の「主体性」による貢献度を評価しやすくなります。 |
【NGポイント】
結論が曖昧であり、エピソードでの行動内容も抽象的な表現となっていて、本当に「主体性」という強みがあるのか、説得力に欠ける内容になっていました。また、成果の客観性が足りず、どのフェーズでリードしたかも読み取れませんでした。
【添削内容】
結論では「どのような主体性を発揮したのか」を明らかにし、エピソードでは自身の役割と取り組みを具体的にしました。また成果には、「優秀賞」と「教授評価」2つの観点からの評価を入れました。
【どう変わった?】
過去エピソード中の自身の役割と行動内容を具体的にしたことで、企業側も評価をしやすい内容に変化しました。また、成果を複数の観点からの評価で示すことで、客観的に成果を出したことをアピールできています。
・結論は強みと行動をセットで書く ・数字と期間で行動プロセスを明確にする ・成果は客観的な評価で裏付けする |
⑥ボランティア・課外活動
ここではボランティアでの経験を基に、「主体性」の自己PR例文を添削を行いました。
例文作成時は行動の工夫・巻き込み方・成果の因果関係を一貫させ、入社後の再現性まで織り込むよう意識してください。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「自ら課題を見つけて行動に移す」ではやや抽象的です。修正では、「可視化→計画→実行のプロセス」と具体的に示すことで、採用担当が活躍像を具体的にでき想像できるようにしました。 |
【エピソード】 大学2年時、地域清掃ボランティアに参加した際、 |
添削コメント|「継続率が低い」では、少し主観的すぎて、課題感が具体的に伝わりません。そのため、参加人数を示すことで客観的にしました。それにより、主体的な課題認識と状況を把握する力を持ち合わせていることを伝えられます。 |
【エピソード詳細】 清掃活動は月1回の頻度で実施されていましたが、毎回参加する学生は限られていました。 |
添削コメント|「どう考え、どう行動したのか」を具体化し簡潔にすることで、「課題解決の鍵」や「行動内容」を強調しました。結果的に、「計画立案力」と「巻き込み力」という主体性のアピールにもつながります。 |
【成果】 その結果、 |
添削コメント|取り組み前後の「参加者数」、「継続率」の数値を追記することで、ボランティアに詳しくない第三者視点からでも、明確に成果が出たことが分かるように客観性を高めました。 |
【入社後】 入社後も、目の前の課題に対して受け身にならず、 |
添削コメント|「自ら考えて動く」、「良いチームづくり」、「業務改善に貢献」の内容を明らかにしました。また、「課題把握→提案→推進」という流れを示すことによって、採用担当が、入社後の応募者の「主体性」をイメージをしやすくなるでしょう。 |
【NGポイント】
エピソード詳細が長々としていて、強調したいポイントが伝わりにくくなっていました。また、入社後の行動計画や「どのように主体性を活かすのか」が抽象的でイメージがしにくかったです。
【添削内容】
自身の考えや、行動内容を具体的かつ、端的にすることで読みやすい文章へと修正しました。また、入社後については行動計画を明らかにし、「課題把握→提案→推進」という流れに置き換えることによって、再現性を提示ました。
【どう変わった?】
エピソード詳細を簡潔にしたことで、強調したいポイントがわかりやすくなりました。また、入社後についても、「課題認識」から「施策立案」、「実行」まで、具体的かつ一貫性を持たせたことで、主体性の再現性が高まり、行動イメージを持てます。
・課題は発見と期間を具体的に数値化する ・行動は5W1Hで簡潔に論理的に構造化する ・成果は行動前後で比較し客観的に証明する |
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主体性を自己PRする際の注意点

主体性は自己PRで非常に効果的な要素ですが、伝え方を間違えると逆効果になりかねません。ここでは、主体性をより好印象に伝えるための5つの注意点を紹介します。
これらを意識すると、採用担当者に説得力のある自己PRを届けられるでしょう。
- 自己中心的な印象を避ける
- 自己評価と客観的評価のバランスを取る
- 協調性がないと勘違いされないようにする
- 企業の求める人物像に合わせて表現を調整する
- 面接官の質問に柔軟に対応できる準備をする
①自己中心的な印象を避ける
主体性を強調しすぎると、自分勝手な印象を与えてしまうことがあります。特に「自分がやりました」「自分が決めました」という言葉ばかりだと、協調性の欠如と受け取られかねません。
自ら行動した内容に加え、周囲との協力や成果への貢献も一緒に伝えることが大切です。
たとえば「チーム全体の目標達成のために率先して提案を行い、メンバーの意見も取り入れながら改善を進めた」といった形で、他者との連携や調整力を示すと好印象につながります。
こうした説明により、主体性がチーム全体を前進させる力であることを明確にできるでしょう。
②自己評価と客観的評価のバランスを取る
自己PRでは、自分の主張だけでなく第三者からの評価や実績を盛り込むと説得力が増します。
「上司から高く評価された取り組み」や「チームから信頼され役割を任された経験」など、他者から認められた事実を伝えることで、自己評価とのバランスが取れ、誠実な印象を与えられます。
さらに、どのような点が評価されたのかを具体的に説明すると、成果の裏付けが一層明確に。
たとえば「改善提案により業務効率が上がり、上司から感謝された」など、数字やエピソードを交えるとより伝わりやすくなるでしょう。
③協調性がないと勘違いされないようにする
主体性は、協調性と対立するものではありません。むしろ、周囲の意見を取り入れつつ行動することが重要です。
エピソードを話すときには、他者への配慮や調整力も合わせて伝えると「自分勝手ではない主体性」を示せ、安心感を与えられます。
たとえば「メンバー全員の意見をヒアリングしたうえで提案をまとめた」「異なる部署との調整をしながら新しい仕組みを導入した」など、協働の姿勢を具体的に示すと効果的です。
これにより「この人ならチームで活躍できる」と採用担当者に強くイメージしてもらえるでしょう。
④企業の求める人物像に合わせて表現を調整する
企業が重視する主体性は、業界や職種によって異なります。応募先がどんな主体性を期待しているかを理解し、それに沿ったエピソードを選ぶことが大切です。
企業文化や理念に即した内容を示すことで、採用担当者に「自社に合う人材だ」と感じてもらいやすくなります。
さらに、自分のエピソードのどの部分が企業に役立つかを明確にしておくと、より説得力が高まるでしょう。
たとえば「ベンチャー企業なら新しい課題に挑戦した経験」「大手企業なら長期的に改善を続けた経験」といったように、求められる主体性に合わせて強調点を変える工夫も有効です。
⑤面接官の質問に柔軟に対応できる準備をする
面接では、主体性のエピソードを深掘りされることがあります。準備不足だと一貫性のない回答になり、信頼性を失うかもしれません。
自分の経験を整理し、どんな質問にも対応できるようにしておくことが重要です。行動の背景や結果、学びを明確にしておくと、柔軟かつ落ち着いた対応ができるでしょう。
さらに、質問の角度が変わっても一貫した軸を持って答えられるように準備しておくことで、主体性だけでなく冷静な思考力や柔軟性も同時にアピールできます。
面接前に想定質問をリストアップして練習しておくと、より自信を持って話せるようになるでしょう。
主体性を活かした自己PRで選考突破を目指そう!

主体性は、就活で自分の強みを伝えるための大きな武器です。企業は、即戦力として成長できる学生や課題解決力に優れた人材を求めており、自己PRで主体性を具体的に示すことが重要になります。
特に「主体性と自主性の違い」「協調性とのバランス」「エピソードの一貫性」を意識することで、説得力が高まるでしょう。
さらに、挑戦意欲や責任感、課題解決力などの言い換え表現を活用し、面接官の質問にも柔軟に対応できる準備を整えると、印象が一層向上します。
結論として、主体性を戦略的に自己PRに取り入れることが内定への近道となるでしょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。