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【就活生】最終面接で聞かれやすい質問13選・逆質問10選

就活の面接、最後の山場は最終面接ですね。緊張感が違うだけに、よく聞かれる質問について気になっている人も多いでしょう。

今回は最終面接で聞かれがちな質問を13個、逆質問のポイントを10個紹介します。面接が終わったあとの対応についても触れているので、最後までチェックしてくださいね。頑張ってラストスパートを乗り切りましょう。

 

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

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人事担当役員 小林

記事の監修者

人事担当役員 小林

1989年新潟県生まれ。大学在学中に人材系ベンチャー企業でインターンを経験し、ビジネスのやりがいに魅力を感じて大学を1年で中退。その後、同社で採用や人材マネジメントなどを経験し、2011年に株式会社C-mindの創業期に参画。訪問営業やコールセンター事業の責任者を務めたのち、2016年に人事部の立ち上げ、2018年にはリクルートスーツの無料レンタルサービスでもある「カリクル」の立ち上げにも携わる。現在は人事担当役員として、グループ全体の採用、人事評価制度の設計、人事戦略に従事している。

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最終面接で見られているポイント3つ

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まずは、最終面接で見られているポイントを3つ解説します。

  1. 社風と合う人材かどうか
  2. 志望度を再確認
  3. 社員との相性がいいか

①社風と合う人材かどうか

企業は新卒採用の際、才能があるかどうかよりも社風に合うかどうかを重要視します。なぜなら新卒で入社する人には長く働いてもらいたいためです。そこで最終面接では、企業の空気に溶け込めるかどうかを見極められます。

最終面接前までは能力チェックが主でしたが、最終面接はそこから進化した段階です。面接官は社長や役員クラスの場合もあるので、自分と会社の相性の良さをアピールする必要があります

社風に合うかどうかを判断する際は、立ち居振る舞いや本人の人柄・雰囲気も見ています。面接中の雑談や受け答えから、その人が自然に企業に溶け込めるかを感じ取っていますね。

最終面接は相性を確認する傾向が強いため、価値観や姿勢をしっかり伝えられるかどうかが非常に重要です。

②志望度を再確認

最終面接では、あなたの本当の気持ちを確かめる質問が出題されるかもしれません。なぜなら企業は、単なる能力以上に仕事に対する熱い思いを重視するからです。最終面接で、志望動機や会社への貢献意欲を熱心に語ることが何より大切なのです。

具体的には、過去の実績を交えつつ、なぜこの企業を選んだのか、どういった貢献ができるのかを分かりやすく説明しましょう。ただし過剰に飾りすぎるのは逆効果になります。素直な気持ちを素直に伝えることで、あなたの本音が伝わり、内定に一歩近づけるはずです。

志望度の確認は、「入りたい」という言葉以上に、どれだけ具体的に会社との繋がりを示せるかが鍵になります。私たちも「なぜこの会社でなければならないのか」を知りたいのです。

過去の経験や将来像と結びついた動機は説得力があると感じますね。自分のキャリア観と企業の方向性がどう重なっているかを伝えましょう。

③社員との相性がいいか

就活の最終面接で大事なのは、実際に働く社員たちと相性が合うかどうかです。チームワークが大切な職場だと、空気が読めなかったり、コミュニケーション下手だと仕事に支障が出るかもしれません

面接官は社員の雰囲気をよく知っているので、あなたが現場に馴染めるかをある程度判断できます。だからこそ、事前に会社の文化を調べて、柔軟な対応ができるよう心がける必要があります。最終面接は現場チェックとも言えますから、そのつもりで臨みましょう。

面接質問事例集100選|聞かれる質問を網羅して選考突破を目指そう

「面接がもうすぐあるけど、どんな質問が飛んでくるかわからない……」
「対策はしてるつもりだけど、いつも予想外の質問が飛んでくる……」

面接前の就活生が抱える悩みとして「どんな質問をされるのか分からない」という問題は大きいですよね。頻出質問以外が予想しきれず、面接で答えに詰まってしまった人もいるでしょう。

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面接で特に失敗しやすいのが「予想外の質問に答えられなかったパターン」です。よくある質問内容を知っておくだけでも、心の準備ができますよ。

また、志望動機などの頻出質問も、企業によってはひねった聞き方をしてくることも。質問集では特殊な例も網羅しているため、気になる人はぜひダウンロードしてくださいね。

最終面接の基本情報

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続いて、最終面接の基本的な情報について解説します。

①所要時間

最終面接の長さは30分から1時間くらいが一般的ですが、それは目的によって異なります。採用の最終判断を下す場合と、あくまでも選考プロセスの一環という場合では、かける時間が全然変わってきます。

企業によって、最終面接前までの選考プロセスでの情報を元に、最終的に「この人なら」を見極められるかどうか、ができる時間が適宜調整されるのでしょう。

②面接官

就活の最終面接は、面接官の地位が高めです。中小企業だと社長自ら面接に臨むケースもあります。採用は会社の命運を左右する大事な役割だからこその配慮と言えるでしょう。

会社の顔役が最後の面接に立ち会うということは、受験者の人となりや会社の雰囲気との相性を、見極めようとしていることでもあります。だからこそ面接では、役職に動じることなく平常心を保ち、いつも通りの対応を心がけましょう。

社長やその他の役員を前にしても、堂々と本来の姿を見せることが大切ですよ。

③他の面接との違い

一次や二次面接よりも、最終面接ではかなり突っ込んだ質問が飛んでくる場合もあります。基本的な自己PRや志望動機は前の面接で済ませているので、ここでは経験や能力、会社との相性など、より深く掘り下げて聞かれるのです。

採用を左右する最後の審査の場であるからこそ、合格したつもりでいては厳しいことも。乗り越えるには、しっかりと準備をして本番さながらの対策を立てる必要があります

最終面接で聞かれることが多いのは「会社にどれだけ合うか」「将来どんな形で活躍できるか」といった内容です。一次や二次と比べて、質問がより具体的になるため、入念な対策が必要になります。

準備の際は過去の経験をまとめるだけでなく、「入社後にどう貢献するか」を具体的に話せるようにしておくことが大切です。自分の成長イメージを会社の方向性に重ねて話しましょう。

最終面接で聞かれやすい質問13選

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続いて、最終面接で聞かれやすい質問を13選紹介します。ジャンルごとに分けて紹介しているので、是非参考にしてくださいね。

「面接で想定外の質問がきて、答えられなかったらどうしよう」

面接は企業によって質問内容が違うので、想定外の質問や深掘りがあるのではないかと不安になりますよね。

その不安を解消するために、就活マガジン編集部は「400社の面接を調査」した面接の頻出質問集100選を無料配布しています。事前に質問を知っておき、面接対策に生かしてみてくださいね。

①志望理由系

志望理由についての質問は最終面接で必ずと言っていいほど出題されます。それは受験者の本心を改めて確かめるためです。一次や二次面接とはまた違った観点から、より深くその思いを知りたいためです。

よくある質問例は以下の3つです。

・なぜ同業界の○○社ではなく弊社なのか
・他社と弊社の異なる点はどこか
・自分と会社の共通点は何か

解答する際に重要なのは、志望企業独自の魅力や強みをきちんと説明できるかどうかです。

志望理由系の質問では、「なぜ御社でなければならないのか」の根拠を自分の言葉で示すことが大切です。具体的な経験や学びを企業の特徴と結びつける意識を持ちましょう。

OB訪問や説明会で得た情報を自分の強みと結びつけて話すと、志望度の高さが伝わりやすいのでおすすめです。言葉に熱量を持たせて話す意識を持ってくださいね。

②自己アピール系

最終面接では、「この人を雇って大丈夫か?」を確かめられる質問もされます。それらは自己アピール系の質問で確認されているでしょう。

・学生時代に一番力を入れていたことはなにか
・長所はなにか
・苦難をどう乗り越えたか
・周りからはどんな人だと言われるか

解答する際に大事なのは、わかりやすく、簡潔に自分の良いところをアピールすること。長々と説明するよりも、簡潔に結論を言えば、あなたの魅力が伝わりやすくなります。質問の本質をつかみ、ポイントを絞って回答しましょう。

自己アピール系の質問で面接官が知りたいのは、「具体的にどんな強みを業務にどう活かせるか」という点です。抽象的な言葉を並べるよりも、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。

また、伝える際は簡潔にわかりやすく答えることが大切です。一文目で結論を伝え、その後に補足として具体例を述べると、話が整理されていて内容が伝わりやすくなりますよ。

③企業への理解

最終面接では、志望動機とは別にあなたが企業のことをどれだけ知っているかをチェックする質問が出される可能性があります。つまり、企業研究にどれくらい力を入れてきたかが問われているのです。

・あなたの考える弊社の強みは何か
・弊社の弱みは何だと思うか

弱みを指摘するのは少し難しいかもしれませんが、建設的な意見を述べれば問題ありません

企業理解を問う質問では、自分の言葉で整理した内容を伝えるが大切です。例えばニュースや決算資料に触れたうえで、自身の経験と結びつけて伝えると説得力が増しますよ。

また、企業の弱みに触れる際は、批判ではなく改善策の提案として伝えるとよいです。否定する回答ではなく、「こうすればさらに伸びるのでは」という視点で話すと、印象を下げずに答えられますよ。

④キャリアプラン系

最終面接で聞かれるキャリアプランについての質問は、受験者が入社を人生の通過点としか見ていないかどうかをチェックするためのものです。企業側は「入社後もずっと成長し続けてくれるか」を重視しています。

・この会社で実現したい夢は何か
・10年後のキャリアビジョンはなにか

答える際に大切なのは、単に夢を語るだけでなく、どの年次にどんな活躍をしたいのかを明確に答えること。例えば「入社3年目には〇〇、5年目には◎◎を目指したい」といった具合に、しっかりとした目標を示せば、好印象に繋がるでしょう。

⑤その他

最終面接では、志望動機や自己PR、キャリアプランなどの定番質問以外にも、さまざまな質問が飛んでくる可能性があります。事前に対策を立てておかないと、焦ってしまいかねません

・最近気になるニュースはなにか
・今の就活状況について

予期せぬ質問にもあらかじめ対策を立てておけば、落ち着いて受け答えることができるはずです。準備万端で挑めば、緊張も和らぐでしょう。

最終面接でしたい逆質問10選

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続いて、最終面接で使える逆質問を10選紹介します。

①働く社員について

実際に入社した後の想像を助けるために、働いている社員についての質問をするのもおすすめです。

・活躍している社員の特徴
・部署の移動について
・スキルアップの機会はどのようなものか

特に活躍する社員に注目し、自分もそうなれるよう意欲を示せば好印象を与えられるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。

社員に関する逆質問は、「入社後にどのように貢献できるか」を示すことも意識しましょう。私たち面接官は、質問の切り口から入社への姿勢や思考の深さを見ています

特に活躍する社員の特徴を尋ねる質問はおすすめです。組織が大切にしている価値観や評価軸が把握できますし、これからの成長への熱意を見せられますよ。

②企業について

最終面接は選考中最後に質問する機会でもあります。企業の公式サイトや説明会では分からない本音や、今後のあり方を聞いてみるチャンスですね。

・貴社の強みや弱みは何か
・10年後の経営ビジョンを教えてください
・今後力を入れていきたい新規事業はあるのか

これらの質問は熱心さもアピールできます。公開情報だけでなく、社内の本音や方向性を聞き出せれば、大きな武器になるでしょう。

企業について逆質問では、会社の方向性や課題を知るだけでなく、それを自分の強みに結びつけて話すことが大切です。

アドバイスとしては、答えを聞いたあとに「自分なら〇〇の経験を活かして御社の事業に取り組めます」と一言添えるとよいですよ。質問→回答→自己PRの流れを意識し、前向きな姿勢を伝えましょう。

企業分析をやらなくては行けないのはわかっているけど、「やり方がわからない」「ちょっとめんどくさい」と感じている方は、企業・業界分析シートの活用がおすすめです。

やるべきことが明確になっており、シートの項目ごとに調査していけば企業分析が完了します!無料ダウンロードができるので、受け取っておいて損はありませんよ。

③価値観について

企業の価値観を知ることは、その会社を深く理解する上で重要なポイントですよね。だからこそ最終面接では、気になる点があれば積極的に質問してみましょう

・会社として何を大切にしているのか
・働く上で心がけていること
・理想の社員像

質問会等に応える際は「私も同じ考えです」と、あなたの価値観が合致していることをアピールするといいでしょう。ぜひ、この機会を活かして企業との親和性を高めましょう。

最終面接後にすべき2つのこと

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最後に、最終面接が終わった時にするべきことを2つ紹介します。

①感謝メール

最終面接が終わったら、感謝のメールを送るのがマナーです。これは単なる御礼だけでなく、会社に対する本気度をアピールする良い機会です。

メールは面接の内容や印象がまだ新しいうちに、できるだけ早めに送りましょう。そうすれば、面接官の記憶に強く残れます。タイトルは簡潔に「本日は面接ありがとうございました」とし、差出人が一目でわかるようにするのがコツです。

丁寧な言葉遣いと、感謝の気持ちをしっかりと込めることも忘れずに。ちょっとした気配りで、改めて熱心さをアピールできるはずです。ぜひ、活用してみてくださいね。

②気持ちを切り替える

最終面接が終わったら、あとは企業からの連絡を待つだけです。結果が出るまでの間、あれこれ心配しても始まりませんよね。考えすぎるよりも、気持ちを切り替えて次のステップに意識を向けましょう

企業によっては結果の通知が遅い場合もあるので、それを過度に気にしてはダメ。じっくり待つしかできないのが現実です。その間に次の機会に備えた準備をすることをおすすめします。

結果よりも、自分自身のこれからの行動に気を配りましょう

最終面接は質問を予測していこう

今回は、最終面接で聞かれがちな質問13個と、逆に質問すべきポイント10個を紹介しました。最終面接は、企業との相性や志望度、社員との馴染みやすさなど、採用に値するかどうかを確かめる内容が中心です。

企業理解やキャリアビジョンについても聞かれることが多いです。どれも簡単そうに見えて、実は答えるのが大変な質問ばかり。しかし準備さえしっかりしておけば、それほど難しくはありません。

みなさんもしっかりと質問事例を押さえて、最終面接に備えておきましょう。そうすれば、きっと内定に近づけるはずですよ。

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    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。