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【質問例65選】会社説明会で聞くべき質問を紹介|ポイントやNG質問も紹介

「会社説明会って、ただ話を聞くだけで終わってしまう…」

就活中に何度も参加することになる会社説明会。

しかし、せっかくの機会をうまく活用できず、他の就活生と差がつかないまま終わってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、説明会で好印象を与えるために押さえておきたい質問の考え方と、実際に使える質問例を65個厳選してご紹介します。

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目次

会社説明会では質問した方が良い?

会社説明会では、積極的に質問するのが良いとされています。

企業側は、学生がどれほど関心を持っているかを知りたいと考えており、質問の有無が志望度の判断材料になることもあるからです。

一方で、「質問していいのかわからない」「どんな質問をすればいいのか迷ってしまう」と不安に感じる人も多いでしょう。

しかし、説明会で疑問をその場で解消できれば、志望動機やエントリーシートの内容に説得力を持たせやすくなります。

たとえば、企業のWebサイトやナビサイトでは得られないリアルな情報を知るチャンスとして、説明会の質疑応答は非常に有効です。

遠慮せず、前向きな気持ちで臨むことが、納得のいく就職活動につながります

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会社説明会の質問の考え方

会社説明会で効果的な質問をするには、事前の準備と目的意識が欠かせません。

質問の質が高ければ、企業に好印象を持ってもらえるだけでなく、自分に合った会社かどうかを見極める手がかりにもなります。

特に就活初期は、「何を聞けばいいのか分からない」と不安になる人も多いでしょう。ここでは、質問を考えるときに意識したい3つの視点を紹介します。

  1. 企業研究で情報を集める
  2. 知りたいことを洗い出して優先順位をつける
  3. 質問する目的や背景を明確にする

① 企業研究で情報を集める

質問を考えるうえで、まず大切なのは企業についてよく調べておくことです。

公式サイトやIR情報、最近のニュースなどを確認しておけば、基本的な内容は把握できます。

事前に調べることで、説明会の時間を使ってより深い情報を得られるでしょう。

たとえば、具体的な業務フローや部門ごとの違いなど、聞くべきポイントが明確になります。

企業研究の深さは、質問の質に直結するでしょう。

② 知りたいことを洗い出して優先順位をつける

質問を考えるときは、まず自分が企業に対して何を知りたいのかを洗い出してみてください

気になることが複数ある場合は、優先順位を決めることも重要です。

すべてを質問する時間はないため、たとえば「長く働ける環境かどうか」が気になるなら、キャリアパスや人事制度に関する質問を優先しましょう。

自分の就活軸に沿って質問内容を絞り込むことで、伝えたい意図が明確になります

③ 質問する目的や背景を明確にする

質問をするときは、「なぜその質問をするのか」という背景を意識しておくと、相手の理解度が大きく変わります

たとえば、「若手でも活躍できますか?」と単に聞くよりも、「成長できる環境を重視して企業を探しています。

そのため、若手が挑戦できる機会について伺いたいです」と伝えれば、真剣に企業研究していることが伝わるでしょう。

背景を添えることで、より実りある回答を得やすくなります

会社説明会で質問する際のポイント

会社説明会では、ただ質問するだけでは十分ではありません。

質問の仕方次第で印象が大きく変わることもあるため、マナーや伝え方も重要です。

ここでは、企業との最初の接点である会社説明会で、適切に質問するためのポイントを解説します。

  1. 学校名と名前を最初に伝える
  2. まず何に関する質問か伝える
  3. 要点を絞って簡潔に伝える
  4. 質問後は感謝の言葉を伝える

① 学校名と名前を最初に伝える

質問を始める際には、まず自分の学校名と名前を名乗ることが基本です。これは質問者を特定しやすくするためだけでなく、礼儀正しさを示す行為でもあります。

「○○大学の△△と申します。□□について伺いたいのですが」といった形で前置きすれば、場の空気がやわらぎ、その後のやり取りもスムーズになるでしょう。

第一印象を左右する部分ですので、落ち着いて丁寧に伝えることが大切です。

② まず何に関する質問か伝える

質問の冒頭で「業務内容について伺いたいのですが」や「福利厚生について教えてください」と前置きすることで、相手が話の意図を理解しやすくなります

多くの学生が参加する説明会では、質問の主旨が不明確だと誤解を招いたり、期待した回答が得られなかったりすることも多いでしょう。

伝えたい内容を一言で示すだけで、スムーズなやり取りにつながるので意識してください。

③ 要点を絞って簡潔に伝える

会社説明会は時間に限りがあるため、質問は簡潔にまとめることが大切です。

長々と話してしまうと、要点がぼやけてしまい、何を聞きたいのかが伝わりにくくなってしまいます。

「○○という業務に興味がありますが、新入社員が関わる機会はありますか?」のように、自分の関心と知りたい内容をセットで伝えると、端的でわかりやすい質問になります。

事前に内容を整理しておくと安心です。

④ 質問後は感謝の言葉を伝える

質問が終わった後は、「ご回答ありがとうございます」や「お時間をいただきありがとうございます」といった感謝の言葉を添えて締めくくります。

こうしたひと言は、社会人としての礼儀であり、相手への敬意を示すものです。

特にオンライン説明会では表情や反応が伝わりにくいため、言葉での感謝がより重要になります。

質問の内容だけでなく、最後まで丁寧な対応を心がけることが印象を大きく左右するでしょう。

聞きたい内容別!会社説明会での質問例65選

会社説明会では、どのような質問をすれば良いか悩む人も多いのではないでしょうか。

企業への理解を深めるには、自分が知りたい内容を整理し、適切な質問を準備しておくことが大切です。

ここでは、質問のテーマごとに例を紹介します。興味に応じて参考にしてください。

  1. 商品・サービスに関する質問例
  2. 業務内容に関する質問例
  3. 職場の雰囲気に関する質問例
  4. 求める人物像に関する質問例
  5. 福利厚生に関する質問例
  6. 入社後のキャリアパスに関する質問例

① 商品・サービスに関する質問例

企業の商品やサービスについて深く理解しておくことは、説得力のある志望動機をつくるうえで欠かせません

基本情報だけでなく、「主力商品の選ばれる理由」や「これから注力していきたい事業領域」など、企業の強みや展望に踏み込んだ質問をしてみてください。

表面的な話にとどまらず、背景にある価値観や開発方針まで聞けると、理解の深さを示すことにもつながります。企業研究をしっかり行ったうえで質問すれば、面接の準備にもなり一石二鳥です。

・商品開発における競合他社との差別化は、どのように意識されていますか?
・最近の消費者ニーズの変化を受けて、サービス内容にどのような調整をされていますか?
・サービス提供時に特に重視されている品質基準はありますか?
・新しい商品やサービスを立ち上げる際、社内でどのようなプロセスを踏んでいますか?
・サービス改善のために、利用者からのフィードバックはどのように活用されていますか?
・サービスにおいて最もこだわっている部分はなんですか?
・海外展開を視野に入れている商品やサービスはありますか?
・社内でヒット商品が生まれる背景には、どのような文化や風土があると感じますか?
・社会課題(環境問題、高齢化など)への対応として、商品・サービスにどのような取り組みをされていますか?

② 業務内容に関する質問例

配属後の業務を具体的にイメージできるようにしておくことは、入社後のギャップを防ぐうえで大切です。

「新卒で任される主な仕事は何か」「チームで進める業務と個人で完結する業務の割合はどうか」といった質問は、働き方のスタイルを知る手がかりになります。

また、配属の決まり方や研修の流れを確認することで、不安を事前に取り除けるでしょう。実際の業務に近い情報を集めることで、自分との相性も見極めやすくなります

・新卒が最初に任される仕事はどのような内容ですか?
・チームでの業務が多いですか?個人で完結する仕事が多いですか?
・1日のスケジュールはどのような流れになりますか?
・配属後すぐに1人で任される業務にはどんなものがありますか?
・OJTではどのような業務を通じてスキルを身につけていきますか?
・どのような仕事が「ルーティン業務」で、どのような仕事が「企画・提案型」になりますか?
・入社後のギャップはありましたか?
・自走できるようになるまで、どれくらいの期間が必要ですか?
・個人の裁量が発揮される場面は、どのようなタイミングで訪れますか?
・日常業務の中で、社内のどの部署との連携が多いですか?
・繁忙期と通常期で業務の内容や進め方に違いはありますか?
・業務の中で、最も難しいと感じることは何ですか?
・業務改善の提案や意見はどのような形で受け入れられることが多いですか?
・社外の関係者とやりとりする場面は、どれくらいの頻度でありますか?
・新人でも挑戦的な業務を任される機会はありますか?

③ 職場の雰囲気に関する質問例

職場の雰囲気は、仕事のやりがいや継続性に大きく影響します。とはいえ、「和気あいあいとしていますか?」と聞くだけでは、実態がつかみにくいかもしれません。

たとえば、「昼休みの過ごし方」や「部署間でのやりとりの頻度」など、日常の様子が見える質問を投げかけると、より具体的な社風を感じ取れるでしょう。

実際に働く人の声を引き出す姿勢が、リアルな情報を得る近道です。

・社員同士のコミュニケーションはどのような雰囲気ですか?
・上下関係は厳しいですか?
・風通しは良いと感じますか?
・若手社員が発言しやすい環境ですか?
・チームや部署によって雰囲気に差はありますか?
・雰囲気の合う・合わないがあるとすれば、どんなタイプの人に合いそうですか?
・社員の方々が感じている「この会社らしさ」はどのような点ですか?
・年末や節目に行う社内イベントはどのような雰囲気ですか?
・雑談やコミュニケーションの頻度は、リモート勤務時も変わりませんか?
・役職や社歴に関わらず、フラットに話し合える文化はありますか?
・リーダーやマネージャーの方々は、どのような雰囲気の人が多いですか?
・昼休みや退勤後に、社員同士で交流することは多いですか?
・チームでの飲み会は多いですか?

④ 求める人物像に関する質問例

企業がどのような人材を求めているのかを知ることは、選考対策においても重要です。

「活躍している若手社員に共通する特徴」や「採用で重視しているポイント」などを尋ねることで、自分の強みと重ねて考えるヒントになります。

ただし、模範解答を探していると思われないよう、「自分が大切にしている価値観と合うか確かめたい」という姿勢で質問すると、好印象につながるはずです。

・活躍している新入社員にはどのような特徴がありますか?
・御社が特に重視している価値観は何ですか?
・「この人と一緒に働きたい」と感じるのは、どんなタイプの人ですか?
・求める人物像は職種によって違いがありますか?
・コミュニケーション能力と論理的思考力では、どちらをより重視されていますか?
・チームで成果を出すために必要な素養は何でしょうか?
・学生時代のどのような経験が評価につながりやすいですか?
・御社で長く活躍されている方の共通点を教えていただけますか?
・個性が強いタイプも受け入れられるカルチャーでしょうか?
・「こんな人はうちには合わないかも」と感じるのは、どんなタイプですか?

⑤ 福利厚生に関する質問例

福利厚生は、働く環境を左右する大事な要素です。「住宅手当の対象範囲」や「リモートワークの実施状況」など、実態に関する質問は、企業理解を深めるうえで有益でしょう。

ただし、条件面だけを掘り下げすぎると、仕事内容への関心が薄いと見なされる可能性もあるため注意が必要です。

「業務内容と両立できる制度があるか」など、働き方全体に絡めた聞き方をすると、バランスのとれた印象になります

・産休・育休からの復帰率はどのくらいですか?
・時短勤務制度は、どのような条件で利用できるのでしょうか?
・住宅補助の適用条件にはどのようなものがありますか?
・福利厚生制度は、社員にどのように活用されていますか?
・資格取得支援や学び直し制度はありますか?
・社員食堂や食事補助の内容・利用率はどの程度ですか?
・余暇支援(旅行補助・レジャー施設利用など)の制度はありますか?
・ボランティア休暇や社会貢献活動への支援制度はありますか?
・有給や特別休暇は、どのようなタイミングで取得される方が多いですか?

⑥ 入社後のキャリアパスに関する質問例

将来のキャリアをどのように築いていけるのかを知っておくと、入社後の展望が描きやすくなります

「昇進や異動の仕組み」「ジョブローテーションの頻度」などを尋ねれば、自分が希望する働き方と照らし合わせやすくなるでしょう。

成長の機会があるかどうかを確認することで、自分のモチベーションやキャリアの方向性も整理できます。企業のビジョンと自分の成長の重なりを意識して質問することが大切です。

・数年後にどのような役職を目指せますか?
・異動や転勤はどのように決まることが多いですか?
・社内でキャリアチェンジする社員はいますか?
・自己申告制度や社内公募制度などはありますか?
・昇進・昇格のスピードは個人差が大きいですか?
・キャリア面談や人事との定期的な対話の機会はありますか?
・マネジメントを希望しない場合のキャリアパスも尊重されますか?
・一度退職した方が再び戻ってくる「出戻り」制度のようなものはありますか?
・営業職から企画職や人事など、職種転換は可能ですか?

会社説明会でのNGな質問

会社説明会では、質問の内容によっては印象を悪くしてしまうおそれがあります。質問の仕方次第で評価を落としてしまうケースもあるため、慎重に内容を考えましょう。

特に避けるべきなのは、調べれば分かるような基本的な内容や、他の人とかぶる質問、否定的な印象を与える聞き方です。ここでは、就活生が気をつけたいNG質問の具体例を6つ紹介します。

  1. 調べれば分かる基本的な質問
  2. 会社説明会の内容と重複する質問
  3. 他の学生と同じ質問
  4. 企業側を否定する質問
  5. 条件面重視と捉えられる質問
  6. 全体で聞く必要のない質問

① 調べれば分かる基本的な質問

企業のWebサイトや採用ページを見れば分かる情報を質問すると、企業研究が不十分だと判断されるかもしれません

たとえば、「事業内容は何ですか」「福利厚生にはどんな制度がありますか」といった内容は、あらかじめ調べておくべきです。企業は情報収集をしっかりしている学生を好印象と捉える傾向があります。

表面的な情報ではなく、その背景や具体的な制度の運用などに目を向けて質問を工夫しましょう

② 会社説明会の内容と重複する質問

説明会で既に説明された内容を、そのまま繰り返して質問してしまうと、「話をきちんと聞いていなかったのではないか」と受け取られてしまう可能性があります

企業側からの印象を下げないためにも、話された内容をよく理解したうえで質問する姿勢が大切です。

たとえば、「〇〇というお話がありましたが、実際にどのような取り組み事例があるのでしょうか?」といった形で、話のポイントを押さえながら、さらに深掘りする質問に変えると良いでしょう。

このような聞き方をすることで、企業に対する理解度や関心の高さが伝わり、前向きな印象を与えやすくなります

③ 他の学生と同じ質問

質疑応答の時間に、他の学生と似たような質問をしてしまうと、印象に残りにくくなります

たとえば、「残業時間はどのくらいですか」「異動はありますか」といった定番の質問は、多くの人が聞く可能性が高いため注意が必要です。

同じテーマでも、「残業の少ない部署や時期に特徴はありますか?」のように少し視点を変えるだけで、オリジナリティが出ます。

すでに出た質問や説明と重ならないよう、全体の流れをよく聞いたうえで、自分なりの切り口を考えることが大切です。

④ 企業側を否定する質問

「なぜ離職率が高いのですか」「御社の業績が低迷している理由は何ですか」といった質問は、ネガティブな印象を与えてしまうおそれがあります

本音を知りたい気持ちは分かりますが、聞き方に配慮がないと失礼に受け取られるでしょう。

たとえば、「社員の定着率が高い理由があれば教えてください」など、ポジティブな角度から尋ねると好印象です。企業への敬意を忘れず、相手が答えやすい質問を心がけましょう

⑤ 条件面重視と捉えられる質問

「年間休日は何日ですか」「有給は取りやすいですか」といった待遇ばかりを質問すると、条件だけを重視していると思われる可能性があります。

もちろん働きやすさは大切ですが、まずは仕事内容ややりがいなどへの関心を示すことが望ましいでしょう。

待遇について聞く場合も、「制度として拝見しましたが、実際の利用状況について教えていただけますか?」といった聞き方を意識すると、丁寧な印象を与えられます

⑥ 全体で聞く必要のない質問

説明会の場では、参加者全体にとって有益な質問を意識することが大切です。

たとえば「〇〇大学のOB・OG訪問は受け付けていますか?」のような個別性の高い質問は、他の学生にとって参考になりづらく、場にそぐわない印象を与える可能性があります。

このような内容は、説明会後の個別相談やメールなどで確認するのが適切です。質問の内容やタイミングを見極めることも、社会人としてのマナーになります。

Web会社説明会で質問する際のポイント

Web会社説明会では、質問の内容だけでなく、オンラインならではの環境面や振る舞いも大切です。

通信状況や音声の明瞭さ、リアクションの仕方などに少し気を配るだけで、相手に好印象を与えられるでしょう。ここでは、特に意識したいポイントを4つ紹介します。

  1. ネット環境が安定した場所で参加する
  2. 静かな場所で参加する
  3. 大きめのリアクションを意識する
  4. 有線イヤホンを使用する

① ネット環境が安定した場所で参加する

Web会社説明会では、通信が不安定だと印象を損ねる原因になります。音声が途切れたり映像が止まったりすれば、準備不足だと受け取られるかもしれません。

そのため、事前に接続環境を確認し、できれば有線で接続できる場所を選びましょう。移動中や公衆Wi-Fiの利用は避け、自分の発言がしっかり伝わる環境を整えることが大切です。

スムーズにコミュニケーションが取れるかどうかは、オンラインでの基本的なマナーといえるでしょう。

② 静かな場所で参加する

周囲の雑音が多いと、質問の内容が相手に伝わりづらくなってしまいます。たとえば、カフェやリビングのような場所では予期しない音が入ることがあり、印象を下げる要因になります。

できる限り、ドアを閉められる個室や会議室のような静かな環境で参加するようにしてください。音声がクリアであれば、内容への集中度も高まり、説明会全体の理解度も深まります。

こうした細やかな配慮が、信頼感にもつながるでしょう

③ 大きめのリアクションを意識する

画面越しのやり取りでは、感情や反応が伝わりづらくなる傾向があります。そのため、いつもより少し大きめのリアクションを意識することが効果的です。

たとえば、しっかりと頷いたり、口角を上げて笑顔を見せたりするだけでも、「話をきちんと聞いている」という印象を与えることができます。

逆に無反応だと関心がないように見えてしまうため、積極的な姿勢が重要です。ちょっとした表情の工夫が、円滑なやり取りの鍵になります

④ 有線イヤホンを使用する

音声トラブルを防ぐためには、有線イヤホンの使用がおすすめです。Bluetoothなどの無線イヤホンは接続が不安定になる場合があり、音が途切れたり遅れたりすることがあります。

その結果、質問の途中で聞き取れなくなったり、相手の返答が聞こえなかったりする恐れもあるでしょう。有線のイヤホンを使えば、音質が安定しやすく、不要なトラブルも避けやすくなります。

スムーズな質疑応答のために、機器の選び方にも注意を払っておきたいところです。

会社説明会での質問に関するよくある質問

就職活動において、会社説明会での質問は自分を印象づける機会でもあり、多くの情報を得られる大切な場面です。

ただ、「質問しないと不利なのか」「何を聞けば良いのか分からない」と悩む人も少なくありません。ここでは、就活生から寄せられる質問の中でも特に多い内容について、ポイントを押さえて解説します。

  1. 会社説明会で質問しないと選考に影響する?
  2. 質問が思い浮かばないときはどうすれば良い?
  3. 会社説明会ではどのようなことを聞けば良い?

① 会社説明会で質問しないと選考に影響する?

会社説明会で質問をしなかったからといって、それだけで選考に不利になることはほとんどありません

ただし、質問を通じて企業への関心や理解度を深めようとする姿勢は、ポジティブな印象につながることがあります。

実際に、説明会での様子を選考材料の一部として見る企業もあるため、自分が本当に知りたいことがあれば、積極的に質問してみるのもよいでしょう。

ただし、調べればすぐ分かる内容や、話の流れを遮るような質問は避けたほうが無難です。

② 質問が思い浮かばないときはどうすれば良い?

質問が浮かばないことは、決して珍しいことではありません。説明会の中で多くの情報が提示されるため、もともと疑問に思っていたことが解消されてしまうケースもあります。

そんなときは、あらかじめ企業のWebサイトや口コミなどを確認し、「実際の働き方」や「若手社員の活躍例」など、自分が気になる点を事前にメモしておくと安心です。

さらに、「この会社で自分がどう成長できるか」「どのようなサポート体制があるか」など、将来を見据えた視点で考えると、質問の方向性が見えやすくなるでしょう。

準備なしでは質問の場面で戸惑いやすいため、下調べが非常に大切です。

③ 会社説明会ではどのようなことを聞けば良い?

会社説明会で効果的な質問をするためには、パンフレットやWebサイトでは分かりにくい内容に焦点を当てることがポイントです。

たとえば、若手社員の働き方、配属先の決まり方、評価制度の実態、キャリア形成の流れなど、入社後のリアルな姿をイメージする手がかりになる質問が有効です。

こうした質問をすることで、企業への関心の高さや、将来を見据えた姿勢を伝えられるでしょう。

一方で、調べればすぐ分かるような情報や、福利厚生だけに終始する質問は、熱意が伝わりにくいため避けた方がよいでしょう。

質問の準備で会社説明会がもっと有意義になる

会社説明会では、事前に質問を準備しておくことで理解が深まり、企業側にも好印象を与えられます。

たとえば、商品やサービス、業務内容、キャリアパスなど、自分が気になる分野に合わせた質問を用意することが大切です。その際には、企業研究を通じて情報を集め、質問の優先順位を整理しましょう。

また、質問時には、学校名と名前を伝える・要点を簡潔に伝える・感謝を述べるといった基本的なマナーも重要です。一方で、調べれば分かる内容や待遇面だけに偏った質問は避けて下さい。

特にWeb会社説明会では、通信環境やリアクション、マイク・カメラの準備にも気を配りましょう。質問が思い浮かばないときは、他の参加者の質問を参考にするのも一つの手です。

適切な質問は、選考に臨む姿勢や理解度を伝える手段となるでしょう

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