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面接合格フラグの特徴とは?就活生が知るべきサインや合格する人の特徴

「今日の面接、なんだか手応えがあった気がするけど…」

面接後、そう感じた経験がある人は多いのではないでしょうか。企業からの評価は言葉や態度ににじみ出ることが多く、合否のヒントが隠れている場合もあります。

本記事では、面接中によく見られる“合格フラグ”と“不合格フラグ”の見分け方を解説。さらに、実際に合格しやすい人の特徴や、もし不合格のサインを感じた場合の対応策まで、就活に役立つポイントを詳しく紹介します。

面接後のモヤモヤを少しでも減らし、次の選考に自信を持って臨むために、ぜひチェックしておきましょう。

 

目次

面接の合格フラグとは?

就活生にとって、面接後の手応えは大きな関心ごとのひとつです。「これって合格フラグだったのかな?」と気になる場面もあるでしょう。

そこでまずは、そもそも合格フラグとは何かを押さえておくことが大切です。不安を抱えすぎないためにも、正しい知識を知っておきましょう。

面接における「合格フラグ」とは、企業がポジティブな評価をしていると考えられる言動や態度のことです。たとえば、面接官が入社後の仕事内容について具体的に話してきたり、次の選考について言及したりするケースがそれにあたります。

こうした言動は、選考が順調に進んでいる証と受け取られることが多く、就活生の間では「合格フラグ」と呼ばれています。

ただし、これらのサインはあくまでも目安にすぎません。企業や担当者によって対応が異なるため、一つの言動に過度な期待を寄せるのは避けたほうがよいでしょう。

大切なのは、フラグの有無に振り回されるのではなく、自分の発言や対応を客観的に振り返ることです。合否を左右するのは、目に見えるサインではなく、面接全体でどれだけ自分を伝えられたかです。

冷静に受け止め、次の行動につなげていきましょう。

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このように面接に対しての漠然とした不安から、面接に苦手意識を持ってしまったり、面接が怖いと感じてしまうこともありますよね。企業によっても面接の質問や内容が違うので、毎回ドキドキしてしまいます。

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面接での合格フラグを8つ紹介

「面接で手応えはあったけれど、本当に受かっているのか不安」という声は、多くの就活生から聞かれます。そんな中、面接時の“合格フラグ”を知っておくと、次の行動を前向きに進める判断材料になります。

ここでは、面接官の態度や会話の内容からわかる合格の兆しについて、具体的に解説していきます。

  1. 面接時間が予定よりも長くなる
  2. 次回選考や内定後の話題が出る
  3. 他社の選考状況を質問される
  4. 希望の配属先について聞かれる
  5. 企業のメリットや魅力を熱心に語られる
  6. 面接官が頻繁にメモを取る
  7. 「社風に合っている」と評価される
  8. 面接官がプライベートな話を交えてくる

① 面接時間が予定よりも長くなる

面接時間が事前に案内されたよりも長くなる場合は、合格の可能性が高いと考えてよいでしょう。企業側があなたに興味を持ち、より深く理解しようとしている証といえます。

反対に、予定よりも早く終わるような場合は、評価対象から外れていることもあるため注意が必要です。

特に、あなたの回答に対して追加で質問が重ねられるケースでは、面接官が前向きに情報を得ようとしている傾向があります。

とはいえ、懸念点を確認するために時間を取っている可能性もあるため、面接中の雰囲気ややり取り全体から総合的に判断してください。

② 次回選考や内定後の話題が出る

面接中に「次は最終面接です」や「入社後はこんな仕事を」など、今後のステップを前提とした話題が出た場合、それは合格のフラグである可能性が高いです。

企業側がすでに通過を想定して話している証拠といえるでしょう。こうした話は、入社後の姿を想像してもらうための布石である場合もあります。

とはいえ、すべてを鵜呑みにするのではなく、面接官の話しぶりや真剣さもあわせて見ることが大切です。リップサービスだけの可能性も否定できませんので、落ち着いて受け止めましょう。

③ 他社の選考状況を質問される

「他社の選考はどのくらい進んでいますか?」という質問を受けた場合、それは企業があなたを他社に取られたくないと感じているサインかもしれません。

このような質問には、内定のタイミングを調整したいという意図も含まれています。また、志望度を確認する目的で聞いているケースもあるため、答え方には工夫が必要です。

「どこでもいい」といった曖昧な返答ではなく、自社を志望している理由を織り交ぜて返すようにしましょう。相手の興味を裏切らない姿勢が重要です。

④ 希望の配属先について聞かれる

面接中に「どの部署に興味がありますか?」と聞かれた場合、それはあなたの採用を前提として話が進んでいる可能性があります。

企業は、実際に入社した際の配属や役割を見据えて候補者と向き合っています。特に、配属予定のチームの特徴や仕事内容にまで言及があれば、期待の高さがうかがえるでしょう。

ただし、ここで的外れな希望を伝えるとミスマッチと判断されることもあるため、自身の適性と企業のニーズをすり合わせたうえで話すよう心がけてください。

⑤ 企業のメリットや魅力を熱心に語られる

面接の終盤に、企業側から会社の魅力や制度について詳しく説明される場面があれば、それは「入社してほしい」と感じている証拠です。

内定の承諾率を上げるために、自社の魅力を伝えておこうという意図が込められています。特に、成長機会やキャリアパスなどの長期的な話題が出る場合、前向きに評価されていると判断してよいでしょう。

ただし、すべての説明が合格を意味するわけではないため、面接官の熱意や視線の向け方などもあわせて観察しておくと安心です。

⑥ 面接官が頻繁にメモを取る

面接官があなたの話を聞きながらメモを取っていると、不安になるかもしれません。しかし、これは評価をしっかり残しておきたいという意識の表れであり、好印象を持たれている可能性が高いです。

特に志望動機や過去の経験について丁寧にメモを取っているようなら、評価材料として記録していると考えられます。

とはいえ、マイナス面もメモされることはあるため、最後まで言葉選びには気を配りましょう。メモの内容そのものは見えませんが、相手の態度から見えるものは多くあります。

⑦ 「社風に合っている」と評価される

「うちの社風に合っていそうですね」といった言葉を面接官からかけられた場合、それは非常にポジティブなサインです。

企業はスキルだけでなく、価値観や雰囲気が自社にマッチするかどうかを重視しています。

この評価は、話し方や考え方、面接時の自然な立ち振る舞いなどから感じ取られるもので、企業とフィーリングが合っていると判断された結果といえるでしょう。

ただし、このひと言だけで油断せず、最後まで誠実に対応することが大切です。

⑧ 面接官がプライベートな話を交えてくる

面接中に面接官が趣味や家族の話などを交えてくる場合、それは距離を縮めたいという意図があると考えられます。あなたをリラックスさせ、本音を引き出そうとしているとも受け取れるでしょう。

こうしたやり取りがある場合、面接官があなたに親近感を抱いており、好意的に見ていることが多いです。ただし、フランクな雰囲気に流されて無礼にならないよう注意が必要。

あくまで面接であることを忘れず、適切な言葉遣いと態度を保つようにしてください。

面接での不合格フラグを6つ紹介

面接を受けたあと、「少し雰囲気が悪かったかも」と不安に感じたことはありませんか。そんなときにヒントになるのが「不合格フラグ」です。

ここでは、面接中によく見られる不合格のサインを紹介します。自身の振り返りに役立ててください。ただ、あくまでフラグですので参考程度に確認してみてください。

  1. 面接時間が極端に短い
  2. 逆質問の機会が与えられない
  3. 回答に対する深掘りが行われない
  4. 面接官の反応が淡白で興味が感じられない
  5. 面接官がメモをまったく取らない
  6. 今後の選考スケジュールについて説明がない

① 面接時間が極端に短い

面接が予定よりも早く終了した場合、不合格の可能性があるでしょう。企業が興味を持っている応募者には、より深く話を聞こうとするものです。

そのため、短時間で終わってしまうと「早々に見切られたのでは」と感じるかもしれません。ただし、面接の時間が短い理由は企業によってさまざまです。判断材料の一つとして捉えてください。

② 逆質問の機会が与えられない

逆質問は応募者の意欲や理解度を確認する重要な時間です。

にもかかわらず、「質問はありませんか?」と聞かれなかったり、面接官が話を早く切り上げようとする場合、不合格のサインである可能性があります。

ただし、面接の進行が押しているときや、話が十分に伝わっていた場合には、省略されることもあるでしょう。他の要素とあわせて判断することが大切です。

③ 回答に対する深掘りが行われない

質問に対する答えに対して「そうですか」「ありがとうございます」といった反応だけで終わってしまう場合、面接官があまり興味を持っていない可能性があります。

通常、興味を持たれていれば、さらに詳しく話を聞こうと深掘りの質問が続くはずです。反応が薄いときは、評価を深める必要がないと判断されていることも考えられます。

ただし、質問の意図が単純だっただけのケースもあるため、過度に気にしすぎないようにしましょう。

④ 面接官の反応が淡白で興味が感じられない

話している最中にうなずきが少なかったり、無表情だったりするのは、不合格フラグと見なされやすい要素のひとつです。

関心を持たれていれば、相づちや笑顔など、何らかのリアクションがあるでしょう。ただし、面接官の性格や体調、面接の連続で疲れているといった理由もあるかもしれません。

見極めるには、他の要素も総合して判断する必要があります。

⑤ 面接官がメモをまったく取らない

面接中に一度もメモを取られないと、「関心を持たれていないのでは」と不安になる方もいるでしょう。評価を記録する目的で、合格に近い応募者にはメモを多く取る傾向があります。

そのため、まったく記録されていないときは、評価の対象から外れている可能性もあるかもしれません。ただし、メモを取らないスタイルの面接官も存在します。あくまで参考程度にとどめておきましょう。

⑥ 今後の選考スケジュールについて説明がない

面接の最後に「合否の連絡は〇日以内にします」などの説明がない場合、選考に前向きでない可能性があります。

企業が合格を見込んでいる場合、次のステップや連絡方法などの具体的な案内があることが一般的です。

何も案内がない場合は、既に不採用を決めており、詳細を伝える必要がないと考えられているかもしれません。

ただし、単に言い忘れてしまったということもあり得るため、ほかのサインもあわせて確認してください。

面接のどちらとも言えないフラグ

面接が終わったあと、「うまくいった気もするけれど、確信が持てない」と感じる就活生は少なくありません。

ここでは、合格か不合格かをすぐには判断できない曖昧なサイン、いわゆる“どちらとも言えないフラグ”を紹介します。

こうした特徴を知っておくことで、面接後の不安を和らげ、次の一手を冷静に考えるきっかけになるでしょう。

  1. エレベーターまで見送られる
  2. 「頑張ってください」と励まされる
  3. 交通費を支給される
  4. 面接中に笑顔が多い
  5. 褒め言葉をかけられるが内容が抽象的
  6. 選考に関係ない世間話が多い
  7. 応援コメントのみで面接が締めくくられる

① エレベーターまで見送られる

面接後にエレベーターや建物の出口まで見送られると、「丁寧に扱われた=合格かも」と期待してしまうかもしれません。

しかし、これは企業の基本的なマナーや担当者の性格によるものの場合が多く、他の応募者にも同じ対応をしている可能性があります。

重要なのは、面接中にどのような質問を受け、どのように会話が進んだかという点です。見送りだけで合否を判断するのではなく、面接全体の流れを振り返ってみてください。

② 「頑張ってください」と励まされる

「これからの就活も頑張ってくださいね」と言われると、少し寂しい気持ちになることもあるでしょう。ただ、この言葉は合否に関係なく、就活生をねぎらう意図で使われることが多いです。

他社の話題に触れながら発せられた場合は、選考中というよりも一般的な応援メッセージの可能性が高いと言えます。言葉の印象だけに左右されず、質問内容や面接官の態度を総合的に見て判断しましょう。

③ 交通費を支給される

交通費を支給されると、企業からの評価が高いように感じるかもしれませんが、たいていは企業の規定やルールによって決まっています。

とくに最終面接や遠方からの参加者には一律で支給される場合もあります。そのため、支給の有無だけで選考結果を推測するのは危険です。

交通費の扱いではなく、面接の内容やフィードバックの有無に注目したほうが、正確な判断につながります。

④ 面接中に笑顔が多い

面接官が終始にこやかだった場合、好印象だったのではと感じることもあるでしょう。

ただし、笑顔は円滑なコミュニケーションのために意識的に行っている場合が多く、評価とは切り離して考える必要があります。

特に接客業やサービス業では、笑顔は業務の一部とも言える対応です。面接官の表情だけで判断せず、話の深さや掘り下げ方を含めて総合的に判断してください。

⑤ 褒め言葉をかけられるが内容が抽象的

「いいですね」「しっかりしていますね」といった言葉は嬉しいものですが、それだけでは評価が高かったとは限りません。具体的な内容が伴っていない褒め言葉は、場を和ませるための可能性も。

一方で、過去の経験や志望動機に対して具体的なコメントがあった場合は、前向きな評価と考えてもよいでしょう。発言の真意を読み取るには、褒められた後の会話の流れをよく思い出してみてください。

⑥ 選考に関係ない世間話が多い

面接中に雑談が多いと、場が和やかになり嬉しく感じるかもしれません。

ただ、質問が浅く、選考に関係のない話題ばかりが続く場合は、すでに合否が決まっていて、面接官が穏やかに終わらせようとしている可能性も考えられます。

もちろん、雑談を通じて人柄を見ているケースもありますので、即座にマイナスと決めつける必要はありません。話題の内容や質問の意図を見極めながら、冷静に受け止めてください。

⑦ 応援コメントのみで面接が締めくくられる

「これからも応援しています」「頑張ってくださいね」といった言葉で面接が終わると、やや拍子抜けするかもしれません。こうしたコメントは就活生への気遣いとしてよく使われるでしょう。

ただ、次回の選考案内や内定に関する具体的な話が一切ない場合、先に進む可能性は低いとも捉えられます。

とはいえ、企業があえて結果を濁すこともあるため、あくまで全体の流れを見て判断するようにしましょう。

面接で合格しやすい人の特徴

面接では、話の内容だけでなく、伝え方や態度も重要です。合格しやすい人にはいくつかの共通点があり、それを知ることで評価を高められるでしょう。

ここでは、面接官に好印象を与えやすい人の特徴を具体的に紹介します。

  1. 結論から話し始める人
  2. 志望理由に納得感と一貫性がある人
  3. 面接官との会話が自然でテンポが良い人
  4. 企業研究をしっかり行っている人
  5. 逆質問の内容が具体的で前向きな人
  6. 自分の強みを事実ベースで説明できる人

① 結論から話し始める人

結論を先に伝える話し方は、面接官にとって聞きやすく、好印象につながります。たとえば「私の強みは○○です。その理由は〜」といった流れで話すと、要点がすぐに伝わりますよ。

逆に、背景や理由から話し始めると内容が伝わりにくくなりがちです。面接では限られた時間の中で自分をアピールする必要があります。話す順番を意識することで、伝える力が大きく変わるでしょう。

② 志望理由に納得感と一貫性がある人

志望動機は面接の中でも特に重視されるポイントです。納得感があり、一貫性のある内容を話せる人は信頼されやすくなります。

「なぜこの業界なのか」「なぜこの会社なのか」が明確であると、企業側も安心して選考を進めやすくなるでしょう。一方で、理由が曖昧だったり内容がぶれていると、志望度に疑問を持たれてしまいます。

自己分析と企業理解をしっかり深めておくことが重要です。

③ 面接官との会話が自然でテンポが良い人

一方的に話すだけでなく、相手とのやりとりがスムーズな人は面接で好印象を与えます。

質問に対して丁寧に答えるのはもちろん、相手の反応を見ながら自然な会話のリズムを作れるかどうかも評価されるポイントです。緊張して話が詰まりそうになっても、落ち着いて対応すれば大丈夫です。

相手の話にしっかり耳を傾け、受け答えに工夫をすることで、良好なコミュニケーションが生まれます。

④ 企業研究をしっかり行っている人

企業研究の深さは、応募者の本気度や準備の丁寧さに直結します。企業理念や事業内容、競合との違いなどを理解したうえで話せる人は説得力があり、「この人は本気だ」と思ってもらいやすいでしょう。

反対に、会社についてほとんど知らない状態で話すと、準備不足が伝わってしまうのです。面接前には企業情報を読み込み、自分の志望理由とつなげておくことをおすすめします。

⑤ 逆質問の内容が具体的で前向きな人

逆質問の場面は、応募者の視点や関心の深さが表れる時間です。合格しやすい人は、「入社後に活躍する人の共通点は?」「チームの雰囲気はどうですか?」など、実際の働き方を意識した質問をしています。

このような質問からは、企業での仕事を具体的にイメージしている様子が伝わるでしょう。一方で、「特にありません」と答えてしまうと、意欲が感じられずもったいない印象になりかねません。

⑥ 自分の強みを事実ベースで説明できる人

「自分の強みは○○です」と話すだけでは、説得力に欠ける場合があります。合格しやすい人は、実際の体験や実績を交えて、自分の強みを裏付けているのです。

たとえば「○○という課題に対して行動し、△△という成果を得ました」といったように、事実に基づいて話すことで説得力が増します。

抽象的な表現ではなく、誰が聞いてもイメージしやすい具体例を添えるようにしましょう。

面接で落ちやすい人の特徴

面接で思うように結果が出ないとき、原因が自分の中にある可能性もあります。本人は気づきにくくても、面接官にははっきり伝わってしまうポイントがあるからです。

ここでは、面接で落ちやすい人によく見られる特徴を紹介します。心当たりがないか振り返ってみてください。

  1. 自己紹介や志望動機が曖昧・抽象的な人
  2. 質問に対して長々と話しすぎてしまう人
  3. 逆質問をしない、または的外れな人
  4. 自信がなさそうな態度・表情が多い人
  5. 話の内容に一貫性がない・矛盾している人
  6. ビジネスマナーや敬語が不適切な人

① 自己紹介や志望動機が曖昧・抽象的な人

自己紹介や志望動機があいまいなままだと、第一印象で損をしてしまいます。抽象的な話では面接官に熱意が伝わらず、準備不足と受け取られるかもしれません。

逆に、具体的なエピソードを交えると信ぴょう性が増し、印象にも残りやすくなります。あらかじめ話す内容を整理しておくことで、落ち着いて自分の強みを伝えられるでしょう。

② 質問に対して長々と話しすぎてしまう人

面接では丁寧に答えることが大切ですが、話が長くなりすぎると、要点がぼやけてしまいます。特に質問の意図をつかめていないまま話を広げてしまうと、結局何が言いたいのか伝わらないこともあるでしょう。

事前に回答の型を決めておくと、簡潔にまとめやすくなります。内容を詰め込むのではなく、「何を伝えるべきか」を意識してください。

③ 逆質問をしない、または的外れな人

逆質問の機会は、自分の関心や理解度を示せる貴重な場面です。「特にありません」と答えてしまうと、志望度が低く見えるおそれがあります。

また、企業のホームページを読めばわかるようなことを聞いてしまうと、調べていない印象を与えてしまうでしょう。質問は具体的かつ前向きな内容にすることで、企業との相性や意欲を伝えられます。

④ 自信がなさそうな態度・表情が多い人

言葉だけでなく、態度や表情も面接官はしっかり見ています。目線をそらす、声が小さい、笑顔がないといった様子は、自信がない印象を与える原因になりかねません。

多少緊張していても、姿勢を正し、はきはきと話すだけで印象は大きく変わります。鏡の前や模擬面接で練習し、自信のある態度を身につけましょう。

⑤ 話の内容に一貫性がない・矛盾している人

話のつじつまが合っていないと、面接官は不信感を抱いてしまいます。

たとえば自己PRで「チームで協力するのが得意」と話しながら、志望動機では「一人で完結する仕事をしたい」と語ってしまうと、矛盾が生じてしまうでしょう。

過去の経験や強み、志望理由がつながるように、事前に話の軸を確認しておくと安心です。

⑥ ビジネスマナーや敬語が不適切な人

服装や姿勢、あいさつ、言葉づかいといった基本的なマナーができていないと、印象は大きく下がります。特に敬語の誤用は目立ちやすく、「社会人として大丈夫か」と不安を与えてしまうでしょう。

普段の言葉づかいのクセは、自分では気づきにくいものです。第三者に指摘してもらうか、模擬面接で録音して確認する方法も有効ですよ。

不合格フラグが立ったときに取る行動

面接中や直後に「これは落ちたかも」と感じることは、誰にでもあります。そんなときこそ冷静に行動することが、今後の就活を前向きに進める鍵になるのです。

ここでは、不合格の可能性を感じたときに取るべき具体的な行動を紹介します。

  1. 最後のアピールチャンスを自ら作る
  2. 誠実に最後まで受け答えをする
  3. 面接後は速やかに振り返りを行う
  4. 原因分析としてフィードバックを求める
  5. 次回に向けて模擬面接で改善する
  6. 気持ちを切り替えて他社準備を進める

① 最後のアピールチャンスを自ら作る

面接中に手応えがないと感じたとしても、そこで諦めてしまうのは早いでしょう。むしろ、最後のアピールを自分から行うことが、印象を覆すきっかけになる場合もあります。

たとえば逆質問の時間や「補足はありますか?」という問いに対し、志望理由や自分の強みを端的に伝えることで、熱意をアピールできます。終盤は評価が固まる大事な場面です。

迷いがあっても、前向きな姿勢を見せて面接を締めくくりましょう。

② 誠実に最後まで受け答えをする

途中で手応えを失ったとしても、最後まで誠実に対応し続けることが大切です。面接官は発言内容だけでなく、話す態度や人柄も見ています。

途中で気持ちが切れてしまうと、印象が悪くなってしまうのです。逆に、どの質問にも丁寧に向き合い、相手の話にも真剣に耳を傾ける姿勢を保てば、評価が上がることもあるでしょう。

冷静さと礼儀を忘れず、誠意を持って応対してください。

③ 面接後は速やかに振り返りを行う

面接が終わったら、できるだけ早く内容を振り返っておくことをおすすめします。

どの質問にうまく答えられたか、逆にどこで戸惑ったかなど、記憶が鮮明なうちに整理しておくと、次に活かしやすくなるでしょう。

手応えがなかったからといって放置すると、同じミスを繰り返すおそれがあります。冷静に自己分析することで、次の選考への準備も効率よく進められるでしょう。

④ 原因分析としてフィードバックを求める

選考に落ちた場合は、そのままにせず、企業にフィードバックを求めてみるのも有効です。もちろん、全ての企業が対応してくれるわけではありませんが、丁寧な言葉で依頼すれば教えてくれることもあります。

評価された点や不足していた点を知ることができれば、改善の方向性も明確になるのです。漠然と反省するよりも、事実に基づいた振り返りを行うことで、次回の精度が上がるでしょう。

⑤ 次回に向けて模擬面接で改善する

面接での課題が見つかったら、それをそのままにせず、模擬面接を通して修正しましょう。自分だけでは気づきにくいクセや言葉遣いも、他人の目を通すことで客観的に把握できます。

キャリアセンターや友人の協力を得て練習を重ねれば、本番に近い緊張感も体験できるでしょう。繰り返し練習することで自信がつき、次の面接でより良いパフォーマンスができるはずです。

⑥ 気持ちを切り替えて他社準備を進める

どれほど準備をしていても、落ちてしまうことはあります。大事なのは、結果を引きずらず、他社への準備へと気持ちを切り替えることです。

ひとつの結果にこだわりすぎると、視野が狭くなってしまいます。失敗を経験と捉え、そこで得た学びを活かして、次のチャンスに備えてください。

前向きに動き続ける姿勢こそが、良い結果を引き寄せる力になります。

面接フラグを見極めて次の選考へ活かそう

面接における合格フラグや不合格フラグは、選考結果を予測するうえで参考になります。たとえば、面接時間が長かったり次回選考について言及されると、合格の可能性が高まるでしょう。

一方で、逆質問ができなかったり、面接官が関心を示さない場合は注意が必要です。

ただし、どちらとも言えないサインも存在するため、一喜一憂するのではなく、全体の流れで判断することが大切。最終的に合否を分けるのは、あなた自身の伝え方や準備の質ですよ。

合格しやすい人の特徴を押さえて行動し、不合格フラグを感じたとしても冷静に振り返り、次の面接に活かしてください。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。