お礼メールの件名の決め方を徹底解説|気をつけるべきマナーや構成も紹介
この記事では、お礼メールの件名の決め方を徹底解説しています。
メールの件名の決め方だけでなく、簡潔で具体的な件名の作成法や、注意すべきNG例も紹介していますよ。
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お礼メールの件名は工夫が大切

就職活動の中で、意外と見落とされがちなのが「お礼メールの件名」です。本文ばかりに気を取られて、件名をなんとなく付けてしまうと、せっかくの感謝がきちんと伝わらないこともあるでしょう。
ここでは、なぜ件名が重要なのか、どんな工夫が必要かをわかりやすく説明します。
面接後のお礼メールでは、第一印象が大切です。件名は、受け取った側が最初に目にするもので、開封するかどうかの判断材料にもなります。
たとえば、「ありがとうございました」だけの件名では、誰から何の用件なのかがすぐに伝わらず、記憶にも残りにくいでしょう。
そこで意識したいのが、誰が・何について・いつのお礼かを件名に盛り込むことです。「4月10日の面接のお礼(△△大学・山田太郎)」のように書くと、採用担当者はひと目で内容を理解できます。
たくさんの応募者からメールが届く中で、わかりやすい件名にしておくことは、自分の印象を強く残す工夫にもつながります。
件名はただのタイトルではありません。相手の信頼を得るための入り口であり、ビジネス上の印象を左右する重要なポイントです。
簡潔で明確な件名を心がけることで、丁寧な対応ができる人だと感じてもらえるでしょう。
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お礼メールに件名が必要な理由とは?

お礼メールを送るとき、「本文だけきちんとしていれば大丈夫」と考えてしまう方も多いかもしれません。しかし、件名には大切な役割があります。
ここでは、件名が必要な理由を3つの視点からお伝えします。
- 件名でメールの内容が一目でわかるようにするため
- 件名があることでメールの信頼性が増すため
- 件名がないと開封されないリスクがあるため
① 件名でメールの内容が一目でわかるようにするため
件名は、受け取った相手がそのメールを開封するかどうかを決める最初の判断材料になります。たとえば、就活中の企業担当者のもとには、毎日多くの学生からメールが届きます。
その中で、「4月10日の面接のお礼(△△大学・山田太郎)」のように、誰から・何について・いつの件かが一目でわかる件名であれば、スムーズに内容を理解してもらえます。
逆に、曖昧な表現や情報の抜けた件名では、何のメールかわかりづらく、印象が薄くなってしまうかもしれません。要点を押さえた件名は、それだけで受け手への配慮になります。
② 件名があることでメールの信頼性が増すため
ビジネスメールでは、形式やマナーが重視されます。そのため、きちんと件名を付けて送信することが、信頼感につながります。
特に採用担当者は、送信者のメールマナーから人柄や社会性を判断することもあります。
件名が「お礼」や「ありがとうございました」だけだと、誰の、何に対するお礼なのかが分からず、不誠実な印象を与えてしまうこともあるでしょう。
一方で、件名を丁寧に整えていると、内容をしっかり考えて送っている印象になり、安心して読んでもらえる可能性が高まります。つまり、信頼されるかどうかは、メールを開く前から始まっているのです。
③ 件名がないと開封されないリスクがあるため
現代のメールシステムは、スパムや迷惑メールを自動で振り分ける機能を備えています。
その中で件名が空欄だったり、特定の単語だけで構成されていたりすると、自動的に迷惑フォルダに入ってしまうことがあります。
特に初めてやり取りをする相手へのメールは、フィルタリングされるリスクが高まるため、丁寧な件名がより重要になります。
せっかく感謝の気持ちを込めて書いたメールも、読んでもらえなければ意味がありません。件名が明確であれば、相手に安心感を与え、しっかりと目を通してもらえる可能性が高くなります。
読み手に届く工夫を、最初の一行から意識しておくことが大切です。
お礼メールの件名を書くときのポイント

お礼メールを送るとき、本文ばかりに意識が向いていませんか?実は、件名もメールの印象を左右する大切な要素です。
ここでは、採用担当者にわかりやすく、好印象を与える件名の書き方を3つのポイントに分けて紹介します。
- 簡潔かつ具体的な件名にする
- 件名に自分の名前と大学名を入れる
- 件名に日付や訪問内容を入れる
① 簡潔かつ具体的な件名にする
件名は短く、わかりやすい表現が基本です。「ありがとうございました」や「お礼のメールです」などのあいまいな表現では、相手に伝わりづらくなってしまいます。
たとえば、「面接のお礼」よりも「4月10日 面接のお礼(△△大学・山田太郎)」のように書けば、メールの中身がすぐに伝わるでしょう。
要点がまとまった件名は、相手にとって読みやすく、印象にも残りやすくなります。
② 件名に自分の名前と大学名を入れる
採用担当者は、多くの学生とやり取りをしています。誰からのメールかが件名で判断できれば、対応もしやすくなります。
特に、氏名だけでなく大学名も入れておくと、他の応募者と混同される心配が減るでしょう。
少し手間に感じるかもしれませんが、丁寧さが伝わるポイントになります。ひと工夫で信頼感も高まりますので、ぜひ取り入れてください。
③ 件名に日付や訪問内容を入れる
メールの用件をより明確にするには、日付や訪問内容も有効です。たとえば、「4月12日 説明会のお礼」や「OBOG訪問のお礼(△△大学・山田太郎)」のように記載すれば、相手がすぐに内容を思い出せるでしょう。
件名だけで文脈が伝わると、メール本文もスムーズに読んでもらえます。迷ったときは、具体的な情報を盛り込むことを意識してみてください。
お礼メールを送る際に気をつけるべきマナー

お礼メールは感謝の気持ちを伝えるだけでなく、あなたの人柄やビジネスマナーが見られる機会でもあります。
ちょっとした配慮が評価を左右することもあるため、基本的なマナーをしっかり押さえておきましょう。ここでは、就活生が意外と見落としやすい注意点を3つ紹介します。
- メールはできるだけ当日中に送る
- メールに返信する場合は「Re:」は残して送る
- 宛先や担当者名は正式名称で書く
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就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。
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① メールはできるだけ当日中に送る
お礼メールはスピードが大切です。面接や訪問の直後、できればその日のうちに送ってください。時間が経つと印象も薄れてしまい、感謝の気持ちが伝わりにくくなってしまいます。
難しく考えすぎず、感じたことを素直にまとめて送ることで、誠意も伝わるでしょう。早めの対応は、社会人としての意識の高さも印象づけられます。
② メールに返信する場合は「Re:」は残して送る
返信メールを送るときに「Re:」を削除してしまう人もいますが、それは避けたほうが無難です。「Re:」があることで、過去のやり取りがすぐに確認でき、相手にとっても話の流れがつかみやすくなります。
わざわざ新規メールとして送るよりも、返信の形で連絡する方が丁寧で自然な印象を与えるでしょう。
③ 宛先や担当者名は正式名称で書く
宛名の書き方にも注意が必要です。「〇〇さん」「人事部さん」などの表現はカジュアルすぎて、ビジネスメールとしては不適切です。「人事部御中」「〇〇様」といった正式な書き方にしましょう。
相手の名前や肩書きがわかっている場合は、略さずにきちんと記載してください。ほんの少しの確認で、大きな印象の差が生まれます。
お礼メールの構成

お礼メールは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、相手にしっかりと印象を残すための大切なツールです。しっかりとした構成を持つメールは、受け取った相手にも良い印象を与えることができます。
ここでは、就活生向けにお礼メールの基本的な構成を4つの要素に分けて説明します。
- 件名:感謝の内容が伝わる簡潔なタイトルにする
- 宛名:フルネームで丁寧に書く
- 本文:要点を押さえて簡潔に感謝を伝える
- 署名:大学名・氏名・連絡先を明記する
① 件名:感謝の内容が伝わる簡潔なタイトルにする
お礼メールの件名は、非常に重要な部分です。件名は、相手がメールを開くかどうかを判断する最初の基準となります。できるだけ簡潔でわかりやすいものにしましょう。
「ありがとうございました」や「お礼のメールです」だけでは、内容があいまいで受け取る相手にとって不親切に感じることがあります。
「4月10日 面接のお礼(△△大学・山田太郎)」のように、メールの内容がひと目で分かるようにすると、より親切で印象が良くなるでしょう。
受け取る側としても、どのメールなのかをすぐに理解できるため、メールを開く際の負担が減ります。
具体的な日付や内容を入れることで、内容の伝わりやすさが増し、採用担当者にも覚えられやすくなるでしょう。
② 宛名:フルネームで丁寧に書く
お礼メールにおいて宛名は非常に大切な部分です。宛名が適切でないと、せっかくの感謝の気持ちが伝わりづらくなることがあります。
「〇〇さん」「〇〇部の方」など、あまりにもカジュアルな表現は避けるようにしましょう。
正しい書き方としては、「〇〇株式会社 人事部〇〇様」や「〇〇株式会社 〇〇様」など、正式な書き方を心掛けてください。
特に、担当者の名前や役職が分かっている場合は、それをしっかりと記載し、敬称も忘れずに付けることが大切です。
正式な宛名を書くことで、あなたがビジネスマナーを守っていることを伝えることができ、信頼感が増します。このちょっとした配慮が、相手にとっては大きな印象を与えることになるでしょう。
③ 本文:要点を押さえて簡潔に感謝を伝える
本文は長すぎず、簡潔に要点を押さえて感謝の気持ちを伝えることが求められます。感謝の気持ちを伝える際、感情を過度に表現するのではなく、具体的な内容に触れることが大切です。
面接や会社訪問で学んだことや、特に印象に残った話題に触れ、それに対する感謝を簡潔に伝えましょう。
面接中に話した内容や、企業の文化について学べたことなどを挙げると、より誠実で具体的な印象を与えられます。
内容が簡潔であれば、相手が忙しい中でも手間なく読めるため、ポジティブな印象を持ってもらいやすいです。何かを伝える際には、必要最低限の情報を的確に伝えることを意識してください。
④ 署名:大学名・氏名・連絡先を明記する
署名は、メールの最後に必ず記載するべきです。署名をしっかりと記載することで、メールを送った相手がすぐにあなたの情報を確認でき、今後の連絡がスムーズになります。
署名には、大学名、学部名、氏名、連絡先(電話番号やメールアドレス)を明記しましょう。これによって、相手があなたに連絡を取る際に便利になります。
署名は、メールをきちんとまとめるために不可欠な要素です。適切に署名を記載することで、あなたがきちんとした印象を与えることができます。
また、署名を入れることで、相手はあなたがどの大学の学生であるか、どの学部で学んでいるかを簡単に把握できるため、相手にとってもわかりやすい情報となるでしょう。
【シーン別】お礼メールの件名と本文の例文

就活の各シーンで「どんな件名にすればいいか分からない」と迷っていませんか?ここでは、状況別に最適なお礼メールの件名と本文の例文を紹介します。
企業との接点ごとに使える実例を知ることで、あなたの就活マナーもワンランクアップするはずです。
- 企業説明会後のお礼メールの例文
- 面接後のお礼メールの例文
- インターン参加後のお礼メールの例文
- OBOG訪問後のお礼メールの例文
- 内定通知後のお礼メールの例文
- 懇親会後のお礼メールの例文
- 会社訪問後のお礼メールの例文
- グループディスカッション後のお礼メールの例文
- 一次面接通過後のお礼メールの例文
- 最終面接後のお礼メールの例文
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① 企業説明会後のお礼メールの例文
企業説明会に参加したあと、どのようなお礼メールを送ればいいか迷う方は多いのではないでしょうか。ここでは、印象に残る件名と感謝の気持ちが伝わる本文を組み合わせた例文を紹介します。
《例文》
件名:〇〇株式会社 説明会参加のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎と申します。 本日は貴社の企業説明会に参加させていただき、誠にありがとうございました。 説明会では、御社の事業内容や今後の展望について詳しく知ることができ、大変勉強になりました。 特に、若手社員の方が活躍されているエピソードをお伺いし、御社の風通しの良い社風に強く魅力を感じました。 今後の選考にもぜひ参加させていただきたく、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 3年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
企業説明会のお礼メールでは、「印象に残った内容」に触れると誠意が伝わりやすくなります。説明会で感じたことを自分の言葉で簡潔にまとめることがポイントです。
② 面接後のお礼メールの例文
面接後のお礼メールは、感謝の気持ちを伝えるとともに、志望度の高さをアピールする場でもあります。ここでは、面接直後に送る丁寧で印象の良いお礼メールの例文を紹介しましょう。
《例文》
件名:本日の面接のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 本日はお忙しい中、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。 面接では貴社の理念や業務内容について直接お話を伺うことができ、大変貴重な時間となりました。 特に、御社の「挑戦を恐れず行動する姿勢」に共感し、より一層志望意欲が高まりました。 本日いただいたご質問やアドバイスを今後の行動に活かしてまいります。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 4年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
面接のお礼メールでは「共感した点」と「今後に活かす姿勢」を入れると好印象です。形式ばかりにとらわれず、自分の言葉で素直に感謝を伝えましょう。
③ インターン参加後のお礼メールの例文
インターン参加後のお礼メールは、体験の充実感や学びを伝える大切な機会です。ここでは、実際に学んだことに触れながら、感謝の気持ちをしっかり伝える例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ参加のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 この度は、〇〇日間にわたり貴社のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。 プログラムを通じて、貴社の業務やチームでの取り組み方を実際に体験でき、大変貴重な時間となりました。 特に、社員の方々の丁寧なご指導や、現場での実践的な学びから、御社の社風と業務に強く惹かれました。 今後の進路を考えるうえで、今回の経験が大きな指針となりました。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 3年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
インターンのお礼メールでは、「印象的だった学び」や「会社の雰囲気」への感想を入れると好印象に。具体的な体験を思い出しながら感謝の言葉を添えると効果的です。
④ OBOG訪問後のお礼メールの例文
OBOG訪問のあとは、丁寧なお礼メールを送ることで、好印象を残しやすくなるでしょう。ここでは、訪問を通して得た気づきや感謝をしっかり伝える例文を紹介します。
《例文》
件名:OBOG訪問のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 〇〇部 〇〇様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。 実際に働いていらっしゃる方のお話を伺うことで、業務のやりがいや職場の雰囲気をより具体的にイメージすることができました。 特に、「入社後に成長の機会が多い」というお話が印象に残っており、貴社で働くことへの意欲がより一層高まりました。 本日学ばせていただいたことを今後の就職活動にも活かしてまいります。 引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 3年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
OBOG訪問のお礼メールでは、相手の話に対する具体的な感想を入れると丁寧な印象になります。形式だけでなく、感謝の気持ちを込めて伝えることが大切です。
⑤ 内定通知後のお礼メールの例文
内定通知を受け取った後のお礼メールは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、入社意欲をアピールする大切な場面です。ここでは、丁寧で誠意が伝わる例文を紹介します。
《例文》
件名:内定通知のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 このたびは、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。 貴社から内定をいただけたことを大変光栄に感じております。選考を通じて、御社の理念や社員の皆さまの温かい雰囲気に触れ、ここで働きたいという思いが一層強まりました。 入社までにさらに自分を高めていけるよう努力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 4年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
内定通知後のお礼メールでは、感謝とともに「働きたい意欲」を具体的に表現しましょう。選考で得た印象を自分の言葉で添えると、好印象につながります。
⑥ 懇親会後のお礼メールの例文
懇親会後のお礼メールでは、リラックスした雰囲気の中で得た気づきや、印象に残った会話への感謝を伝えることが大切です。ここでは、丁寧かつフレンドリーな印象を与える例文を紹介します。
《例文》
件名:懇親会参加のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 昨日は貴社主催の懇親会に参加させていただき、誠にありがとうございました。 先輩社員の皆さまから直接お話を伺うことで、実際の職場の雰囲気や働き方について理解が深まりました。 特に、若手のうちから任される仕事の多さや、チームの中での支え合いについてのエピソードが印象に残っています。 懇親会での交流を通して、御社で働きたいという気持ちがさらに強まりました。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 3年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
懇親会のお礼メールでは、「印象に残った話題」や「気づき」を具体的に伝えると効果的です。くだけすぎず丁寧に、誠意を持って書くことがポイントになります。
⑦ 会社訪問後のお礼メールの例文
会社訪問のあとは、訪問先での印象をより良く残すために、丁寧なお礼メールを送ることが重要です。ここでは、感謝の気持ちと訪問を通じて得た気づきを伝える例文を紹介します。
《例文》
件名:会社訪問のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 本日は貴社を訪問させていただき、誠にありがとうございました。 社内をご案内いただいた際、実際の職場の雰囲気や社員の皆さまの真剣な姿勢を拝見し、貴社で働くことのイメージがより具体的になりました。 中でも、現場で活躍されている若手社員の方から直接お話を伺えたことが、非常に印象に残っております。 今回の訪問で得た学びを今後の就職活動にも活かしてまいります。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 3年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
会社訪問後のお礼メールでは、「見たこと・聞いたこと」を具体的に記すと丁寧な印象になります。訪問時のエピソードを交えて感謝の気持ちを表現しましょう。
⑧ グループディスカッション後のお礼メールの例文
グループディスカッション(GD)後は、選考への感謝とともに、当日の経験から得た学びや印象を伝えるお礼メールが有効です。以下に、GD終了後すぐに送る丁寧な例文を紹介します。
《例文》
件名:グループディスカッション参加のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 本日はグループディスカッションの機会をいただき、誠にありがとうございました。 他大学の学生と意見を交わす中で、自分とは異なる視点に多く気づくことができ、大変貴重な経験となりました。 また、最後にいただいたフィードバックから、自分の改善点も明確になり、今後の課題として取り組んでまいります。 貴社の選考を通じて成長できることに感謝しております。 引き続き、何卒よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 3年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
グループディスカッション後のお礼メールでは、得た気づきや今後の意欲を具体的に述べましょう。単なるお礼ではなく「前向きな学び」が伝わると好印象です。
⑨ 一次面接通過後のお礼メールの例文
一次面接を通過した後は、選考の継続に対する感謝とともに、今後への意欲を伝えるお礼メールを送ることで、好印象をさらに深めることができます。以下に、具体的な例文を紹介しましょう。
《例文》
件名:一次面接通過のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 このたびは、一次面接の通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。 先日の面接では、御社の取り組みや社員の方々の熱意について詳しく伺うことができ、貴社で働くイメージがより明確になりました。 お話を通じて、社会人としての成長機会が豊富であることに大変魅力を感じました。 次回の面接でもしっかりと自分の考えを伝えられるよう、準備を進めてまいります。 引き続き、何卒よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 4年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
一次面接通過後のお礼メールでは、通過の喜びと今後の意気込みを簡潔に伝えることが大切です。企業への理解や共感を含めると、さらに印象が良くなります。
⑩ 最終面接後のお礼メールの例文
最終面接後のお礼メールでは、面接機会への感謝に加え、入社への意欲や覚悟をしっかり伝えることが大切です。以下に、誠実さと熱意が伝わる例文を紹介します。
《例文》
件名:最終面接のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。△△大学〇〇学部の山田太郎です。 本日は最終面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。 面接では、貴社の今後のビジョンや社員の皆さまの働き方について、より深く知ることができ、ますます貴社で働きたいという思いが強まりました。 特に、仕事を通じて社会に貢献するという姿勢に深く共感いたしました。 選考を通して得た学びを今後に活かし、入社後は一日でも早く貢献できるよう尽力してまいります。 何卒よろしくお願いいたします。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 4年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
《解説》
最終面接後は「入社への覚悟」や「共感した企業の姿勢」を伝えることで、誠実な印象を残せます。自分の想いを丁寧な言葉で表現することがポイントです。
お礼メールの件名でのNG例とポイントを紹介

お礼メールの件名は、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、メールを読んでもらうための大切な要素です。適切な件名を使うことで、相手に誠実な印象を与えることができます。
しかし、不適切な件名を使うと、メールが読まれずに終わってしまうこともあるので注意が必要です。ここでは、避けるべきお礼メールの件名の例を紹介し、それらを避けるためのポイントを解説します。
- NG① そもそも件名がない
- NG② 「本日はありがとうございました。」とだけ書いた件名
- NG③ 「〇〇大学の■■です。」とだけ書いた件名
- NG④ 「昨日の△△について」など内容が曖昧な件名
- NG⑤ 【重要】など不適切な強調をした件名
NG①:そもそも件名がない
お礼メールで最も避けるべきことは、件名を空欄にして送信することです。件名がないと、受け取った相手は内容が何なのか全くわからず、開封されない可能性が高いです。
また、件名がない場合、迷惑メールとして自動的に振り分けられることもあります。必ず件名を付け、内容が簡潔に伝わるようにしましょう。
NG②:「本日はありがとうございました。」とだけ書いた件名
「本日はありがとうございました。」だけの件名は、感謝の気持ちは伝わりますが、内容が曖昧すぎて相手にとっては不親切です。
このような件名では、どの面接や訪問に関するお礼かがわからず、受け取る側が困ってしまう可能性があります。具体的な日付や内容を入れることで、何についてのメールかすぐにわかるようにしましょう。
NG③:「〇〇大学の■■です。」とだけ書いた件名
「〇〇大学の■■です。」という件名は、誰からのメールかはわかりますが、何のお礼かがわかりません。面接後や会社訪問後のお礼メールでは、どの出来事に対するお礼かを明確にすることが大切です。
たとえば、「4月10日 面接のお礼(△△大学・山田太郎)」のように、具体的な日付やイベント内容を件名に入れることで、相手がすぐに内容を理解できます。
NG④:「昨日の△△について」など内容が曖昧な件名
「昨日の△△について」という件名は、内容が曖昧で受け取った相手が何についてのメールなのか判断できません。お礼メールの場合、具体的な出来事や感謝の内容を件名に入れることがポイントです。
たとえば、「4月10日の面接のお礼」や「会社訪問のお礼(△△大学・山田太郎)」のように書けば、相手にとってわかりやすく、誠実な印象を与えることができます。
NG⑤:【重要】など不適切な強調をした件名
「【重要】」などの強調表現を使う件名は避けましょう。特にお礼メールでは「重要」と強調することは不適切であり、過剰なプレッシャーを与えてしまうことがあります。
また、「重要」といった言葉は、受け取った相手に違和感を与えることがあるため、自然な形でお礼の気持ちを伝える件名にすることが望ましいです。
お礼メールの対して企業から返信が来た場合の返信の例文

お礼メールを送った後、相手から返信が来ることもあります。その際、どのように返事をすればよいのか、またその内容について悩むことがあるでしょう。
ここでは、返信が来た場合の適切な対応方法を例文とともに紹介します。
面接後や会社訪問後に送ったお礼メールに、相手から返信が来きた場合、まずは迅速に返信することが大切です。
返信内容に感謝の気持ちをしっかりと伝えるとともに、その内容に触れながら自分の意欲を再度表現することが好ましいでしょう。
また、内容を確認した上で、必要であれば具体的な質問や確認事項にも触れると、コミュニケーションが円滑になります。丁寧で礼儀正しい文章を心がけましょう。
感謝の気持ちを述べるのには「お忙しい中、ご返信ありがとうございます」や「貴重な時間を割いていただき感謝申し上げます」など、相手に感謝の意を表す言葉を加えると、より良い印象を与えることができます。
《例文》
件名:Re:Re:本日の面接のお礼(△△大学・山田太郎) 〇〇株式会社 人事部 〇〇様 お世話になっております。△△大学の山田太郎です。 お忙しい中、ご返信いただきありがとうございます。 いただいた情報を基に、さらに企業研究を深め、〇〇株式会社での業務にどのように貢献できるかを考えています。 今後もご指導いただければ幸いです。 引き続きよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――――――― 山田 太郎(やまだ たろう) △△大学〇〇学部〇〇学科 4年 電話番号:090-XXXX-XXXX メール:sample@example.com |
お礼メールの件名は分かりやすさと工夫が大切!

お礼メールの件名は、相手にしっかりと伝わるよう工夫することが重要です。件名が適切であれば、相手はすぐに内容を理解でき、メールを開封してもらいやすくなります。
具体的には、感謝の内容や訪問内容、日付などを明記することで、信頼性を高め、開封率を向上させることができるでしょう。
逆に、件名がない、曖昧、過剰な強調をするなどの不適切な例は、逆効果となり得ます。お礼メールの件名は、簡潔で具体的な表現を心がけ、適切なマナーを守りながら伝えましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。