【例文4選】保育士の自己PRのポイントや注意点、作成方法を解説!
保育園の面接において重要なポイントの1つが、「自己PR」です。
効果的な自己PRを行うことで、希望の保育園で働ける可能性が高まるでしょう。
そのため本記事では、保育士の面接における自己PRにおいて、ポイントや注意点などを幅広く紹介します。
自己PRの例文も紹介しているのでぜひともご参考にしてくださいね。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
保育園側が自己PRで確認したいポイント3つ
ここでは、保育園側が自己PRで確認したいポイントを以下の3つに整理して紹介します。
- 採用メリット
- 就活生の人間性
- 一緒に働きたい人材か
①採用メリット
自己PRで保育園側が確認したいと思っているポイントとしてはまず、採用するメリットが挙げられます。
特に、採用後にしっかりと長期間にわたって勤めていけるかどうかは、採用側からすると非常に重要なポイントです。
採用した人材がすぐに辞めてしまうと、改めて採用活動を行ったり育て直したりと余計なコストがかかってしまいます。
その他にも保育園運営にプラスとなる人材を見つけるべく、「この人を雇うとメリットがあるのか」の目線で面接をするのは自然なことでしょう。
②就活生の人間性
就活生の人間性についても、面接でチェックしたい重要なポイントだと言えます。保育園では、子供たちと直接向き合っていく必要があるためです。
人間性を信用できると判断できなければ、どんなに優秀な人材でも採用を見送ることは考えられます。
自己PRを考える際には、「この人なら子どもたちとうまくやっていけそう」と思わせられるような内容に練り上げると良いでしょう。
具体的には、「面倒見が良い」「コミュニケーション能力が高い」「誠実」「穏やか」などのアピールポイントが考えられます。
特に、保育士としての経歴がない新卒などの方は、自分の能力ではなく気質・性質をテーマにした自己PRになる可能性が高いですよね。
その際は、上記で挙げたような、自分の人間性の良さをアピールできる強みを選ぶのがおすすめですよ。
③一緒に働きたい人材か
一緒に働きたい人材かどうかも、保育園側が見ているポイントの1つです。
保育園の面接では、普段現場で働いている園長や事務員などが採用担当を担うことが多いと言えます。
そのため、「どんな人と一緒に働きたいか」の目線で就活生を見ていることを忘れてはいけません。
面接時の話の内容だけでなく表情や振る舞いなどにも気を遣い、採用されて一緒に働いている姿を面接官にイメージしてもらうように努めましょう。
保育士に限らず、企業や職場では働く人同士の相性を非常に重視しています。仕事の辛さでやめる人もいますが、やはり人間関係の問題でやめていく人が多いためです。
保育士の自己PR作成時のポイント4つ
ここでは、保育士の自己PR作成時のポイントとして、以下の4点を紹介します。
- 長所や特技の活かし方を具体的に書く
- 差別化を意識する
- 分かりやすく伝えることを意識する
- 添削やチェックをしてもらう
①長所や特技の活かし方を具体的に書く
保育士の自己PRを作成するにあたっては、長所や特技の活かし方を具体的に書くことが重要です。
保育園側が採用のメリットを感じられるように、自分の魅力を仕事でどう活かせるのかをできる限り具体的に伝えることが大切だといえます。
長所や特技の活かし方を伝えて担当者に採用後の姿を具体的にイメージしてもらえれば、採用に大きく近づけるでしょう。
自分の言いたいことをただ伝えるのではなく、相手の目線に立ってエピソードや言葉を選ぶことが重要です。
強みとして「誠実なところ」とアピールしたとしても、誠実さでどんなことができるのかが分からなければ採用には繋がりにくくなります。
結論部分で「私の強みは~ができる誠実さです」と伝え、エピソードでも誠実さが役に立ったシーンを切り取るなど、アピールには工夫が必要ですね。
②差別化を意識する
自己PRの文章を考えるうえでは、他の応募者との差別化を意識することも重要です。
他の応募者との違いを採用側が感じられなければ、積極的に採用したいとの気持ちになりにくいでしょう。
他の応募者との差別化をするにあたっては、自分だけのエピソードを盛り込むことがおすすめです。
自分の体験談を盛り込むことで、無理に差別化を意識しなくても自然にオリジナリティの高い自己PRに仕上げられます。
③分かりやすく伝えることを意識する
分かりやすく伝える意識も、自己PRにおける重要なポイントの1つです。自分の魅力をどんなに詰め込んでも、読み手に伝わらなくては意味がありません。
履歴書なら文章はできるだけ簡潔に作成し、長くなり過ぎないように注意します。また、読みやすさを高めるにできるだけ綺麗な字で書くことも重要です。
面接で話をするなら、はきはきと聞き取りやすいように話しましょう。
さらに履歴書でも面接でも、「私の強みは〇〇です」と結論から先に話すことで相手が理解しやすくなります。
自己PRでは大まかに「結論→理由→エピソード(具体例)→結論」の順でアピールすると伝わりやすくなります。
④添削やチェックをしてもらう
文章を作成したり面接の台本を作成したりしたら、誰かに添削やチェックをしてもらうことも重要です。
添削やチェックをしてもらうことで、自分では気づけないポイントに気づけることがあります。
誤字脱字のチェックだけでなく内容の添削も受けることで、採用担当者に刺さりやすい印象的な自己PRに仕上げられるでしょう。
できれば転職エージェントやその他の専門家に依頼し、専門的なアドバイスを受けられると自己PRの精度が高まります。
保育士の自己PR作成の事前準備方法3つ
ここでは、保育士の自己PRを作成するうえでの事前準備方法として、以下の3点を紹介します。
- 保育園の情報収集を行う
- 保育園との接点を持っておく
- 自己分析を行う
①保育園の情報収集を行う
自己PRの作成にあたっては、応募した保育園の情報収集を徹底しましょう。
どんな保育園なのかを理解しないと、効果的な自己PRを作成できません。以下のような情報を調べて、保育園に合わせた自己PRにすることが大切です。
- 保育園の方針
- 保育理念
- 近年の取り組み
- 求める人物像 など
保育園に関して調べることで、自分がその保育園に向いているのか判断できるようにもなります。
保育園のホームページやパンフレットなどの情報源を元に、情報収集を徹底しましょう。
②保育園との接点を持っておく
自己PRの作成にあたっては、応募予定の保育園と接点を持っておくことも重要です。接点を持っておくことで、オリジナリティの高い自己PRを作れます。
保育園の見学会や説明会などへは積極的に参加し、園長や職員と話す機会を積極的に作りましょう。
事前に接点を作っておけば、採用担当者へモチベーションの高さをアピールすることにもつながります。
接点を作るためにも、志望する保育園の情報は逐次チェックすることが重要です。
③自己分析を行う
効果的な自己PRを作るためには、自己分析を行うことも重要です。自分のことが分かっていなければ、相手に刺さる自己PRは作成できません。
自己分析とは、これまでの経験から自分の価値観や強み・弱みなどを整理する作業のことです。
自己分析することで、自信を持って自分の長所や魅力を語れるようになります。また、自分でも気づかなかった自分の適性に気づくこともあります。
これまでを振り返り、つらかった経験や嬉しかった経験などを棚卸してみましょう。
自己分析が足りないと、自己PRが作りにくいだけではなく、面接での深掘り質問にうまく答えられないことも。
どうしてそれが強みだと思ったのか、どこで強みを発揮できたかなど、過去経験を振り返りつつ、深掘り質問にも対処できるように自己分析を進めていきましょう。
保育士が自己PRを作成する際の文章の流れ
ここでは、保育士の自己PR作成手順について解説します。自己PR作成の流れは、おおむね以下の通りです。
- 自分の強みやスキルを伝える
- 具体的なエピソードを伝える
- 就職後の活かし方を伝える
①自分の強みやスキルを伝える
保育士の自己PRを作成する際にはまず、自分の強みやスキルをアピールします。自分の強みやスキルは、自己PRにおける結論の部分です。
結論を最初に伝えることで、論理で分かりやすい文章に仕上げられます。
強みやスキルは、できるだけ保育園の仕事に活かしやすいものを選ぶようにしましょう。
たとえ自信があったとしても、保育の仕事と関係のない長所や強みを伝えても採用担当者良い印象を与えにくいためです。
まずは一文で簡潔に、かつその強みをどう活用できるかを付け加えつつ、結論部分をまとめるのがおすすめです。
強みだけだとあまり印象に残らない可能性があるので、「私の強みは~ができる継続力です」という形で、強みについて少し深掘りした内容を伝えましょう。
②具体的なエピソードを伝える
自分の長所や強みを最初に伝えたら、次に具体的なエピソードを盛り込みます。自分の実体験を盛り込むことで、他社との差別化を図れるためです。
また、単に「私の強みは○○です」と言っても、どうしても説得力に欠けた印象になってしまいます。
具体的なエピソードを入れることで長所や強みの裏付けができ、説得力のある自己PRに仕上げられるでしょう。
エピソードは、仕事関係の体験談でなくても問題ありません。自分らしさを伝えられるエピソードを選択し、アピールにつなげましょう。
③就職後の活かし方を伝える
自己PRの最後には、就職後に長所や強みをどう活かすのかをアピールして話を終えます。
保育園で働き出してからことについて語ることで、仕事へのモチベーションの高さをアピールできるためです。
また将来について話をすることで、採用後のイメージを保育園側に持ってもらえることも期待できます。
「採用していただいた後は、○○を活かして▽▽として働いていきたいと考えております。」などと、将来の展望について語りましょう。
保育士の自己PR作成の注意点4つ
ここでは、保育士の自己PR作成時の注意点として、以下の4点を紹介します。
- 履歴書の場合は記入欄の8割以上を埋める
- 面接なら1分以内を目安にまとめる
- 自慢話にならないようにする
- 嘘は絶対につかない
①履歴書の場合は記入欄の8割以上を埋める
履歴書やエントリーシートに自己PRを書き込む際には、記入欄の8割以上を埋めるようにします。
あまりに文字が少なく空欄が目立つようだと、採用担当者に「やる気がない」と思わせてしまう恐れがあるためです。
自己PR欄に限らず、履歴書やエントリーシートへの記述ではやる気や熱意を伝えることも重要だといえます。
ただし「長い文章の方が良い」というわけではありません。簡潔で分かりやすい文章にしつつ、一定量以上書くことが大切でしょう。
自己PRの文字数は企業によって異なります。基本的には400字前後のことが多いですが、800字の企業もあれば、200字の企業も。
最初に400字の自己PRを作成して、そこから文字数を減らしたり増やしたりして調節すると効率が良いですよ。
②面接なら1分以内を目安にまとめる
もし面接対策として自己PRを作成するなら、1分以内で話し終えることを目安に練り上げましょう。
あまりに短すぎるとアピールにつながりませんが、一方で長すぎると「話をまとめられない」との印象を与えてしまいかねないためです。
できるだけアピールしたいと思うと、ついつい話が長くなってしまう傾向があります。
自己PRを書いてみたらゆっくりと声に出して読んでみて、どれくらい時間がかかるのか測りながら内容をブラッシュアップしてみてください。
③自慢話にならないようにする
自己PRを作成するにあたっては、アピールしたいあまりに単なる自慢話になってしまわないように注意しなくてはいけません。
自分の魅力についてただ書き並べるような内容にしてしまうと、採用担当者にはかえって響かなくなってしまうためです。
自己PRでは自分の魅力を伝えるだけでなく、採用担当者に人柄を伝えることも重要な目的の1つだといえます。
保育園が求める人物像も確認しながら、採用担当者の受け取り方も考えた内容に仕上げましょう。
また、強みをいくつも書く人もいますが、強みが多いとそれらの信憑性を高めるためのエピソードを書ききれず、結果的に中途半端なアピールになってしまうことも。
これも「ただ強み自慢をしているだけで、説得力がないな」と思われる可能性があるため、気をつけてくださいね。
④嘘は絶対につかない
自己PRでは、嘘をつくことは絶対に避けなくてはいけません。嘘がばれてしまうと、採用担当者に不誠実な印象を与えてしまうためです。
「働き出してからも重要なところで嘘をつくかもしれない」と思われたら、採用は遠のいてしまいます。
また、嘘をついて採用を勝ち取ったとしても、保育園側の評価する自分の実力と実態に差が生まれ、働き出してから苦労する可能性が高いといえるでしょう。
自己PRでは、ありのままの自分の魅力を伝えることに専念してください。
【状況別】保育士の自己PRのポイント4つ
ここでは、保育士の自己PRにおけるポイントを、以下の4つの状況別に解説します。
- 新卒・高校生
- 経験者(転職・中途採用)
- 未経験・異業種からの転職
- ブランクあり
①新卒・高校生
新卒や高校生の場合、まず自己分析をして自分の魅力について理解を深めることが重要です。
保育士としての経験はもちろん本格的に働いた経験がない人が大半なため、自分自身の人間性や将来性をアピールする必要があります。
アルバイトや部活動などこれまで自分が取り組んできたことの中から、自分の強みを見つけ出してみましょう。
エピソードの選択にあたっては、できるだけ周囲の人と関わり評価された経験の方が、客観性や説得力があるのでおすすめです。
経験者と戦わなければ、と感じる必要はありません!それよりも自分なりの強みをきちんと理解しているかが重要です。
②経験者(転職・中途採用)
保育業界の転職・中途採用にあたっては、前職での経験や役割、実績などをできるだけ具体的に盛り込むことが大切です。
即戦力人材としてアピールすることが重要であり、これまでの経験や学びを胸を張ってアピールしましょう。
また、経験者の場合は自己PRへの深掘り質問にて前職を辞めた理由について聞かれる可能性があると考えておいた方が良いといえます。
できるだけポジティブな理由を伝えるようにし、前職の保育園への愚痴や不満に終始しないように気を付けましょう。
③未経験・異業種からの転職
未経験者や異業種からの転職の場合、これまでの経験で得た学びを伝えて他の保育士にはないオリジナリティを出すことが理想的だと言えます。
他業界・業種であっても、保育士として活かせる経験やスキルは得られるはずです。
たとえば営業職ならコミュニケーション能力や粘り強さ、事務職であれば細かい作業への適性などをアピールできます。
ただしどんなに個性的でも保育の現場で役に立ちにくいスキルの場合はアピールになりにくいため、しっかりと考えてチョイスしましょう。
④ブランクあり
保育園での経験があるもののブランクがある場合は、保育士としての経験とそのほかの経験の両方をアピールできるチャンスがあります。
保育士時代の経験とその後の人生における気づきなどを、具体的なエピソードとともに伝えることが大切です。
特に出産・育児のために保育の現場を離れていた場合は、保護者目線に立った仕事ができるとして高評価を得られる可能性があるでしょう。
実際に自分が子供を持ったことで感じたことを盛り込めば、説得力が増します。
【長所別】保育士の自己PR例文4つ
自己PRを作成するなら、例文を参考にすると効率的です。そのためここでは、4つの長所に関する保育士の自己PR例文を紹介します。
また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、4つの例文を本気で添削!コツやNGポイントが分からない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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①明るい・ポジティブ
まずは明るさやポジティブさを強みとした自己PRです。問題が起きたときでもポジティブになれるとアピールしつつ、問題解決に動けることも示す必要があります。
【結論】私の強みは、常に明るくポジティブな姿勢で周囲を |
添削コメント|自己PRの冒頭では「私の強みは~です」という形で、簡潔に自分の強みについて述べましょう。今から何についてアピールするのかを示すことで、読み手から見ても自己PRの全体像が掴みやすくなります。 |
【エピソード】大学時代、サークル活動の中でイベントの運営を担当しました。その際、 |
添削コメント|「準備段階で問題が続出した」という曖昧な表現ではなく、その際の具体的な課題(予算不足、役割分担の混乱)を示しました。これにより、読み手に状況をより明確に伝えられ、かつ「問題解決のために動く必要があった」という目的も示せています。 |
【エピソード詳細】私は、チームのメンバーを励ますことが大事だと考え、できるだけ明るい言葉をかけるようにしました。例えば、 |
添削コメント|ただ励ましたという事実だけでは「本当にちゃんと解決したのかな?」と疑問に思われる可能性がありました。そこでイベントの目標を明確化したこと、具体的な行動を取ったことをより深く示し、行動力もあることを示しています。 |
【成果】その結果、無事にイベントを成功させることができました。 |
添削コメント|成果を具体的な数字(参加者100名以上)や参加者からの具体的な感想に落とし込むことで、客観的な成果が出たと分かり、説得力が増します。またポジティブさだけでなく冷静な対処も重要であると示し、明るさだけでなく行動力や問題解決力があることも示しています。 |
【入社後】貴社においても、明るく前向きな姿勢で仕事に取り組み、チームを活気づける存在になりたいと考えています。 |
添削コメント|冒頭で述べた結論部分やエピソード内容に合わせて、入社後に何ができるかを変更しました。より具体的な貢献内容を示すことで、企業に対する明確な志望意欲を伝えられます。 |
【NGポイント】明るさに焦点を当てているのはいいのですが、問題に対して「励ます」以外の行動をあまり取れておらず、励ます「だけ」になっている印象です。成果もやや不明瞭で、強みについて信憑性がやや薄く感じられますね。
【添削内容】明るく励ますだけでなく「目的を明確にしてメンバーに道筋を示す」「具体的な案を提示して実行する」など、行動力があることも同時に示しました。成果部分にも具体的な数字や評価の言葉を加えています。
【どう変わった?】全体的に「明るく励ましつつやるべきことはやれる人」の自己PRという印象になりました。客観的な成果が出ていることも分かり、強み自体の説得力も上がっていますね。
・結論で強みが何かを明確に伝える ・行動力や問題解決力など「明るさ」以外の力も示す ・成果部分では数字や評価の言葉を加える |
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②コミュニケーション能力が高い
次に、コミュニケーション能力の自己PRです。エピソードの努力過程と成果部分では、具体的かつ現実味のある内容になっているか、に注目してくださいね。
【結論】私は、相手の気持ちを考えながら丁寧に対話を |
添削コメント|結論部分は簡潔にまとめることが重要です。そこでここでは二文を一文にまとめ、より分かりやすく結論を示しています。 |
【エピソード】大学時代、バスケ部で副キャプテンを務めていました。部活動では、 |
添削コメント|部活内でもめ事があったことは分かっても、どんな意見の相違があったのかが分からず、読み手に取って状況が理解しにくくなっています。そこでここでは「練習方針を巡って意見が食い違った」と示し、簡潔かつ過不足なく状況を説明しています。 |
【エピソード詳細】そのままではチームの雰囲気が悪くなると感じた |
添削コメント|「メンバーがどのように感じているかを聞き出した」だけでは、問題解決のために必要な情報が集まったのかが不明瞭です。ここでは「メンバーが望む練習方針とその理由」を聞いた、という形に変更しています。 また、メンバーが多い以上「全員が納得できる方針」を考えるのは難しく、机上の空論なのでは?と思われる可能性があります。解決策に現実味を与え、信ぴょう性を高めるためにも「全員の意見の落としどころを探った」という形に修正しました。 |
【成果】その結果、 |
添削コメント|エピソードで示したように、多くの部員がいる中で完全に練習方針の意見を合わせることは難しく、現実味がありません。そこで「練習方針への不満があっても話し合いで解決できた」という形で成果を示しました。 また、元の文章ではやや成果が主観ベースになっていたため、客観的な成果として「ライバルチームに勝利した」という要素を加えました。これにより、コミュニケーション能力という強みを使って明確に成果が出せたことがアピールできます。 |
【入社後】保育士として、子どもたちや保護者の方々と |
添削コメント|強みである「コミュニケーション能力」を、自己PRの最後のほうでもきちんと言葉にして示しています。冒頭でもアピールしていることをここでもアピールすることで、採用担当に強みをより印象付けられますよ。 |
【NGポイント】エピソードの中での状況説明・問題解決のための努力過程・成果の全てがやや不明瞭で、コミュニケーション能力という強みに説得力がない状態になっていました。
【添削内容】前提となる状況説明に簡潔かつ過不足なく情報を追加し、努力過程もより詳しく、現実味のある対策を取ったと分かる内容に修正しました。成果部分では主観的な成果だけでなく客観的な成果も追加し、エピソードの信頼性を高めています。
【どう変わった?】エピソード全体が分かりやすく、かつ説得力のある内容になったことで、自己PRも全体的に納得感のあるものになっています。強みもより印象に残りやすくなっていますね。
・エピソードの努力過程と成果を明確に ・エピソードに現実味を持たせる ・コミュニケーション能力という強みを冒頭と締めくくりで強調 |
③責任感が強い
次に、責任感の自己PRです。今回はまず「伝えること」を第一に、読みやすく伝わりやすい情報の出し方や言葉の順序についても説明しています。
【結論】私は、困難な状況でも責任感を持って物事に取り組み、最後までやり遂げる力に自信があります。 |
添削コメント|「困難な状況でも」と付け足すことで、責任感という強みを発揮する場を想像しやすくしました。これにより、保育士になってからどんなふうに強みを発揮できるのかもイメージしやすくなっています。 |
【エピソード】大学時代、ゼミ活動の一環で地域の子ども向けワークショップの企画を担当しました。 |
添削コメント|情報が多すぎたり錯綜していたりして、エピソードの状況や課題が分かりにくい状態でした。そこで、言葉の過不足を調整し「準備や進行などの多くの作業があったこと」「参加者が少なくなる懸念があったこと」の二点が課題であったことを明確にしています。 |
【エピソード詳細】そこで私は |
添削コメント|文字数の関係もあるため、ここではどの課題に対してどんな対応策を取ったのかに焦点を絞って、簡潔に説明しなおしました。また、作業分担に関して「メンバーのサポートをした」という内容しか明記されていなかったため、具体的にどんな方法を取ったのかを追記しています。 |
【成果】その結果、目標としていた参加者数70名を達成し、ワークショップを無事に終えることができました。参加した子どもたちや保護者の方々からも「スムーズな進行で、かつトラブル対応もすぐにやってくれて、すごく楽しいイベントだった」という感想をいただき、全員で達成感を共有することができました。 |
添削コメント|成果部分では数字を使って成果を具体的に示しつつ、「スムーズな進行だった」という言葉をもらえたと示すことで、努力が結果に結びついていることを示せています。 企業は「強みを発揮できたか」「それが成果に繋がったか」の二軸で見ているため、努力と成果のつながりは重要視しましょう。 |
【入社後】保育士 |
添削コメント|ここでは保育士になれた後のイメージや目標を伝える必要があるので、「保育士として」ではなく「保育士になれたら」という表現に変更しています。 |
【NGポイント】結論部分やエピソード部分を中心に、やや言葉の順番や説明の仕方が荒いところがありますね。さらにエピソードでの行動内容が荒く、努力が成果に繋がったことが伝わりにくくなっています。
【添削内容】情報量を過不足なく提示できるよう調整しつつ、言葉の順番も入れ替えて「何を伝えたいのか」を明確にしました。また、エピソードで自分が取った行動をより詳しく追記しています。
【どう変わった?】全体的に自己PRが読みやすくなり、エピソードで起きた問題点や解決策などが伝わりやすくなりました。全体の内容がスムーズに理解できる自己PRになりましたね。
・全体の情報量を過不足なく伝える ・読みやすい言葉の順序を意識する ・行動内容はより具体的に示す |
④協調性がある
最後に、協調性の自己PRです。強みを印象づけるため、エピソードでは課題を明確にしつつ、強みを使って解決できたことを具体的に示すのがポイントですよ。
【結論】私の強みは、協調性 |
添削コメント|オリジナルの文はシンプルすぎて印象に残りにくいため、「協調性」が具体的な成果に結びつく強みであることを強調しました。企業は、単なる性格の良さではなく、仕事で活かせる具体的な能力を重視します。 |
【エピソード】私は学生時代にアルバイトで、後輩アルバイトのとりまとめや教育を担当していました。後輩アルバイトたちは |
添削コメント|やや冗長な情報が多く、逆に「どのように衝突していたのか」「衝突の原因(解決が必要な問題)はなんだったのか」が足りなかったため、状況をイメージしにくくなっていました。そこで読み手にとって必要な情報を、5W1Hをもとに調整してわかりやすくまとめています。 |
【エピソード詳細】そこで私は |
添削コメント|「価値観の違う人たちにも納得してもらえるよう、両方の価値観を内包したアドバイスをした」という解決策を加えることで、アルバイトたちの潤滑剤になっていたことを強調できています。これにより、強みである協調性が発揮できたことが採用担当に伝わりますよ。 |
【成果】 |
添削コメント|後輩アルバイトたちの関係が良くなっただけでなく、「その後」の環境がより良くなっていることを示しました。これにより、継続的に成果が出せていることをアピールできています。 |
【入社後】貴園でも協調性の高さを発揮し、お互いが気持ち良くポジティブに働けるように |
添削コメント|ややありきたりな目標設定になっていて、印象に残りにくい締めくくりになっています。そこで、エピソード内で発揮した力を、環境が違う保育園でも発揮できることを、具体的なイメージと共に伝えました。 |
【NGポイント】結論部分が簡潔すぎて、やや印象が薄い自己PRになっていますね。また、エピソードの中で「何が問題だったのか」が明確でなく、結果的に何が決め手になって問題が解決したのかが不明瞭です。
【添削内容】結論部分に「強みを発揮できるシーン」を付け加えて補強。さらにエピソードでは5W1Hを元に、状況と課題の説明を詳しく行いました。
【どう変わった?】結論部分が分かりやすくなり、強みが印象づけられました。また、エピソード内での問題点・課題点が明確になり、きちんとそれを払拭できる解決策も示せたことで、協調性が発揮されたことへの信憑性が高まっています。
・協調性がどんな成果に結びつくか示す ・エピソードでの課題を具体的に示す ・課題を解決する過程を丁寧に示す |
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保育士の自己PRのポイントを押さえて採用を勝ち取ろう!
保育士の自己PRをにおいては、保育園側が確認したいことを理解して効果的なアピールを行うことが重要です。
今回紹介したポイントや例文などをぜひともご参考にしていただき、自分の魅力を最大限伝えられる自己PRを作りあげてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。