IT業界のインターンおすすめ企業は?探し方・文系未経験が活躍できる企業も紹介
IT業界は急速に成長を続けており、非常に魅力的な分野です。技術革新が絶え間なく進んでおり、新しい技術やトレンドに常に触れる環境が整っています。
また、IT業界のインターンシップは、最新の技術に触れたり、実践的なスキルを身につけたりする絶好の機会でもあり、就職活動において大きなアドバンテージとなります。
そこで本記事では、IT業界のインターンシップを検討している学生に向けて、インターン先のおすすめ企業、探し方、自分に合った職種の選び方、そしてIT業界インターンの特徴について詳しく解説しますよ。
IT業界のインターン先おすすめ企業
IT業界には多くの企業が存在し、大企業でもインターンシップを積極的に受け入れています。ここでは、その中でも特におすすめの企業を紹介します。
- NTTデータ
- Yahoo! JAPAN
- メルカリ
①NTTデータ
NTTデータは、日本最大級のシステムインテグレーターとして知られる企業です。
同社は幅広いプロジェクトに参加する機会を提供しており、システム開発やデータ分析など多岐にわたるインターンシッププログラムを経験できます。
たとえば、金融機関向けのシステム開発プロジェクトや、自治体の業務効率化を図るプロジェクトなど、社会的意義の高いプロジェクトにも関われるため、実際の業務感覚を掴むのにも適していますよ。
②Yahoo! JAPAN
Yahoo! JAPANは、日本を代表するインターネット企業です。
多岐にわたるサービスを提供しており、インターンシップではデータ分析やシステム開発など、様々な分野での経験を積めますよ。
Yahoo! JAPANのインターンシッププログラムは、短期から長期まで様々な期間で実施されており、学生のスケジュールに合わせて選択可能です。
たとえば、マーケティングデータの分析を通じてユーザー行動を解析するプロジェクトや、新規サービスの企画・開発に携わるプロジェクトなどがあります。
③メルカリ
メルカリは、フリマアプリで有名な企業です。
急成長中の企業であり、スタートアップならではのスピード感を体感できるインターンシップを提供しています。
メルカリのインターンシップでは、エンジニアリングやデータサイエンス、プロダクトマネジメントなど、多岐にわたる分野での経験が可能ですよ。
たとえば、新機能の開発や既存システムの改善を担当するプロジェクト、データ分析を通じてユーザー体験を向上させるプロジェクトなどに参加し、実務を学べます。
IT業界でのインターン先の選び方
IT業界でインターン先を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮することが重要です。以下では、その具体的な方法を紹介します。
- インターン先の期間や実施内容で目星をつける
- IT企業を2〜5社に候補を絞る
- IT企業の公式サイトをチェックしてみる
- IT企業の説明会&面談に参加する
①インターン先の期間や実施内容で目星をつける
まず、インターンシップの期間や実施内容を確認しましょう。インターンシップには短期と長期のものがあり、それぞれに異なるメリットがありますよ。
短期インターンシップは1週間から1ヶ月程度で、短期間で多くの経験を積めます。一方、長期インターンシップは3ヶ月から1年程度で、実務経験を積む中で、企業文化を深い理解が可能です。
また、インターンシップの内容も重要になります。自分が興味を持っている分野や、磨きたいスキルに焦点を当てたインターンシップを選びましょう。
ソフトウェア開発、データ分析、マーケティングなど、自分のキャリア目標に合ったインターンシップをチェックしてみてください。
②IT企業を2〜5社に候補を絞る
次に、興味のあるIT企業を2〜5社に絞りましょう。幅広く企業を調べることで、各企業の特徴やインターンシップの内容を比較しやすくなります。
候補を絞る際には、企業の規模や業界での評判、提供されるインターンシップの内容、企業文化などの確認とともに、自分が将来働きたいと思える企業を選ぶことも重要ですよ。
また、大企業は多くのリソースを持ち、さまざまな分野での経験を積む機会が多いですが、スタートアップ企業は幅広い業務に携われるため、どちらにもそれぞれの魅力があります。
③IT企業の公式サイトをチェックしてみる
企業の公式サイトには、インターンシップに関する詳細な情報が掲載されています。応募条件や応募方法、選考プロセス、インターンシップの内容などを確認しましょう。
また、企業のビジョンやミッション、社内の雰囲気、過去のインターン生の声なども紹介されてるので、自分に合った企業を見つけられます。
さらに企業の公式ブログやSNSもチェックすると、最新の企業動向や社員の働き方についての理解が深まります。
④IT企業の説明会&面談に参加する
企業が開催する説明会や面談に参加すると、直接企業の担当者から話を聞く機会が得られます。
説明会では、企業の概要やインターンシップの内容、応募方法などが詳しく説明されるため、ぜひ参加しましょう。
また、面談では、自分の質問や疑問を直接担当者に聞けるため、インターンシップの詳細や企業の雰囲気をより深く理解することができます。
説明会や面談に積極的に参加することで、自分にとって最適なインターンシップを見つけられるほか、面談では自分のスキルや興味をアピールする機会でもあり、企業に自分の適性を評価してもらえるのです。
IT業界のインターンを探す方法
インターンシップを見つけるためには、以下の方法があります。それぞれの方法を活用し、自分に合ったインターンシップを見つけましょう。
- 企業の公式サイトを探す
- キャリアセンターを利用する
- インターンシップサイトを利用する
- 学校の先輩に聞いてみる
①企業の公式サイトを探す
多くの企業は、自社の公式サイトでインターンシップ情報を公開しています。定期的にチェックすることで、新しい募集情報を逃さずに確認しましょう。
公式サイトでの情報収集は、最新の情報を得るための最も確実な方法です。
②キャリアセンターを利用する
大学のキャリアセンターでは、企業との連携を通じてインターンシップ情報を提供しています。
キャリアアドバイザーに相談することで、適切なアドバイスを受けられるので、利用するのがおすすめです。
信頼性が高いのも特徴かつ、履歴書の添削や模擬面接などのサポートも受けられるため、インターンシップの応募をより効果的に行えるのがメリットです。
③インターンシップサイトを利用する
インターンシップ専用の求人サイトを利用するのも効果的です。多数の企業が掲載されているため、自分の希望条件に合ったインターンシップを見つけやすくなるでしょう。
たとえば、Internship NaviやWantedlyなどのサイトでは、企業の詳細情報やインターンシップの具体的な仕事内容、応募要件などが分かりやすく掲載されています。
インターンシップサイトを利用することで、幅広い選択肢から自分に最適なインターンシップを選んでいきましょう。
④学校の先輩に聞いてみる
過去にインターンシップを経験した先輩に話を聞き、リアルな情報を得るのもおすすめです。先輩の経験談やアドバイスは非常に参考になるため、積極的に意見を貰っていきましょう。
たとえば、どのような業務を担当したのか、どのようなスキルが求められたのか、企業の雰囲気はどうだったのかなど、具体的な情報を得られます。
先輩からのアドバイスを基に、自分に合ったインターンシップを選んでみてください。
IT業界の中でも自分に合ったインターンの職種を選ぶ
IT業界には以下のようにさまざまな職種が存在します。自分に合った職種を選ぶことで、インターンシップをより有意義なものにしていきましょう。
- システムエンジニア
- プログラマー
- 営業
- ITコンサル
①システムエンジニア
システムエンジニアは、システムの設計、開発、運用を担当しており、論理的思考力と技術的な知識が求められる職種です。
システムエンジニアとしてのインターンシップでは、大規模システムの設計や構築、ネットワークの設定、データベースの管理など、幅広い業務を経験できます。
また、プロジェクトマネジメントのスキルも磨かれるため、将来的にリーダーシップを発揮する場面でも役立つでしょう。
②プログラマー
プログラマーは、具体的なプログラムを作成する仕事で、コーディングスキルが必要とされ、さまざまなプログラミング言語に精通していることが求められます。
プログラマーとしてのインターンシップでは、実際のプロジェクトでのコーディング作業を通じて、プログラムの設計から実装、テスト、デバッグまで一連の流れが経験可能ですよ。
また、コードレビューを通じて、自分のコード品質を向上させる機会もあります。
③営業
IT業界の営業は、技術的な知識を持ち、クライアントに対してソリューションを提案する役割を担うため、コミュニケーション能力とビジネスセンスが重要です。
営業としてのインターンシップでは、顧客との商談やプレゼンテーションの準備、提案資料の作成などを経験できますよ。
IT製品やサービスの知識を深めるとともに、営業スキルも磨かれるため、将来的にビジネスの最前線で活躍するための基礎を築けるでしょう。
④ITコンサル
ITコンサルタントは、企業の課題をITを用いて解決する仕事で、分析力と提案力が求められ、多岐にわたるプロジェクトに関わります。
ITコンサルタントとしてのインターンシップでは、クライアント企業の現状分析や課題の抽出、ソリューションの提案、プロジェクトの実行支援などの経験が可能です。
クライアントとのコミュニケーションを通じて、実践的なコンサルティングスキルを身につけられます。
IT業界のインターンの内容
IT業界のインターンシップの内容は、会社や職種によって大きく異なります。以下では、一例として代表的なインターンシップの内容を見ていきましょう。
- グループワークでの業務体験
- 実際のシステム開発や設計
- 自分のアイディアで新規事業の立案
①グループワークでの業務体験
多くの企業では、インターンシップの初期段階でグループワークを通じた業務体験が行われます。これは、参加者がチームとして協力し、与えられた課題を解決する形式です。
グループワークは、コミュニケーション能力やチームワーク、問題解決能力を養うための重要な機会ですよ。
具体的には、プロジェクトの企画立案や市場調査、プレゼンテーションの準備と実施などが含まれ、参加者は実際の業務の流れや、チームで働く際のダイナミクスを体感できるのです。
②実際のシステム開発や設計
IT企業のインターンシップでは、実際のシステム開発や設計に携わる機会が提供されることが多くなっています。
インターン生は、現場のエンジニアと共にプロジェクトに参加し、コードを書く、テストを行う、システムの設計をするなど、具体的な技術的業務の経験が可能ですよ。
たとえば、新しい機能の実装や既存システムの改善、ユーザーインターフェースのデザインなどです。実践的な経験を通じて、インターン生はプログラミングスキルやシステム設計の知識を深められます。
③自分のアイディアで新規事業の立案
一部の企業では、インターン生が自分のアイディアを基に新規事業の立案を行うプログラムもあります。これは、イノベーションや創造性を重視する企業でよく見られる形式です。
インターン生は、自ら市場調査を行い、ビジネスプランを作成し、経営陣に対してプレゼンテーションを行いますよ。
幅広いビジネススキルを磨けるとともに、自分のアイディアが実際のプロジェクトとして採用される可能性もあり、大きな達成感を得られます。
IT業界のインターンの特徴
IT業界のインターンシップには、他の業界にはない特徴があります。
これらの特徴を理解することで、より有意義なインターンシップ経験が積めるため、どのようなものかを見ていきましょう。
- 私服OKの企業が多い
- 実務経験を積んで実績を作れる場合もある
- 長期インターンの場合は給与が出る企業もある
①私服OKの企業が多い
IT業界では、リラックスした雰囲気で働けるように私服での勤務を許可している企業が多くなっています。
私服OKの企業では、社員一人ひとりが自分らしいスタイルで働くことができ、業務に集中しやすい環境が整っているのも特徴のひとつです。
また、私服での勤務は、個々の価値観やライフスタイルを尊重する企業文化の表れでもあります。
これにより、社員が自由な発想でアイデアを出しやすくなり、結果として企業のイノベーションが促進されます。
②実務経験を積んで実績を作れる場合もある
インターンシップは、実際のプロジェクトに参加し、実務経験を積めます。具体的な実績を作ることは、将来の就職活動において大きな武器となりますよ。
実際の業務に参加することで、理論だけでなく実践的なスキルを身につけられます。
また、プロジェクトでの成果をポートフォリオとしてまとめることで、就職活動時に自分の能力をアピールする材料となるのもメリットです。
特にIT業界では、具体的なプロジェクトの経験や技術的な成果が重視されるため、インターンシップでの実績は非常に重要ですよ。
③長期インターンの場合は給与が出る企業もある
長期インターンシップでは、給与が支給される企業もあるため、経済的な負担を軽減しながら実務経験が可能です。
給与が支給されることで、生活費を賄いながらインターンシップに集中でき、より充実した経験を得られますよ。
また、給与が支給されるインターンシップは、企業側がインターン生に対して期待している証拠でもあり、責任感を持って業務に取り組むことが求められ、学生のモチベーションもアップします。
長期インターンシップは、企業と学生の双方にとってメリットが大きく、学生は長期間にわたり深い知識とスキルを身につけることが可能で、企業は将来有望な人材を育成する機会を得られるのです。
インターンシップの特徴を理解してITの貴重な経験を積もう
IT業界でのインターンシップは、学生にとって非常に価値のある経験となります。
本記事で紹介した企業や探し方、職種の選び方、そしてインターンの特徴を参考に、自分に合ったインターンシップを見つけ将来のキャリアに役立てましょう。
IT業界でのインターンシップ経験は、技術力だけでなく、ビジネススキルやコミュニケーション能力の向上にもつながります。
これらの経験を通じて、将来の就職活動やキャリア形成において大きなアドバンテージを得られるので頑張って挑戦しましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部