【例文つき】インフラ業界の志望動機を徹底解説!業種別ポイントや求められる人材像を紹介
インフラ業界を志望しているものの、「面接でどのような志望動機を伝えれば良いのか分からない」と悩んでいませんか?
社会を支える重要な役割を担うインフラ業界は、企業や業種ごとに求められるスキルや適性が異なるため、適切な志望動機を考えるのは簡単ではありません。
そこで本記事では、業種ごとの特徴を押さえた効果的な志望動機のポイントや、企業が求める人材像について、分かりやすく解説します。
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インフラ業界とは?

インフラ業界は、電気、ガス、水道、交通、通信など、多岐にわたる分野でライフラインを整備し、私たちの生活を支えています。
たとえば、電力やガスの安定供給により人々は快適な暮らしを送り、企業は生産活動を円滑に進められます。また、交通や通信のインフラが整うことによって人や情報が効率的に移動し、社会全体の流れが生まれるのです。
このインフラの整備には大規模な投資と時間が必要ですが、完成後も定期的な保守や更新を行うことで、何十年にもわたって人々の暮らしを支え続けているのです。
インフラ業界は、社会に直接貢献し、長期的にやりがいを感じられる魅力的な業界だと言えるでしょう。
インフラ業界8分野の業務内容と主な職種

こちらでは、インフラ業界を構成する主要な8分野それぞれの業務内容と主な職種について解説します。
自分の強みや興味が活かせる分野を見つけるための参考にしてください。
①電力
電力業界の役割は、私たちの日常生活に必要不可欠な電力を供給することです。
発電所で電力を生成し、送電網を通じて家庭や学校、企業といったさまざまな施設に加え、街灯や電気自動車などに電力を提供し続けています。
2016年には電力小売りが自由化され、民間の企業が電力供給に参入したことで、消費者は自分に合った電力会社を選べるようになりました。
代表的な職種には、発電や送配電を担当する「技術職」や、民間に電気プランを販売する「営業職」のほか、「事務職」や「電気工事士」などがあります。
②水道
水道事業の役割は、人が生きる上で欠かせない飲用水を供給することです。
この事業は運営にあたって厚生労働省や都道府県知事から認可を受ける必要があり、給水人口が101人以上の簡易水道と、5001人以上の上水道の2種類に分かれています。
代表的な職種には、水道管の工事に加えて新技術の開発にも関与する「技術職」や、総務・法務・人事・経理などの管理部門を担当する「事務職」が挙げられます。
水は国内外を問わず欠かせない資源のため、「営業職」であれば海外への転勤の可能性もあるでしょう。
③ガス
ガス業界の役割は、企業や家庭に対して都市ガスやLPガスを供給することです。ガスを提供する企業は日本全国にあり、各社は担当エリアで事業運営を行っています。
この業界は単にガスを供給するだけでなく、「環境負荷を減らすエネルギー供給」の開発が求められています。近年ではガスを活用して発電するシステム、たとえばエネファームなどの技術が注目を集めました。
代表的な職種としては、工事や製造設備の管理・点検などを行う「技術職」のほか、「事務職」や「営業職」が挙げられます。
➃鉄道運輸
鉄道業界は、人々や貨物を鉄道で輸送することを主な業務としている業界です。
しかし近年では鉄道輸送にとどまらず、駅ビルの商業開発やホテル開発も行っています。事業が非常に広範囲にわたるため、職種も多種多様です。
具体的には、鉄道そのものに関わる「運転手」「駅改札員」「グリーンアテンダント」「技術職」のほか、鉄道関連施設の開発や運営に携わる「企画職」「営業職」「広報」などがあります。
⑤航空
航空業界は、鉄道業界と同じく人や貨物を運搬する重要なインフラを担う業界です。
この業界も多岐にわたる事業を展開しており、飛行機の購入・管理・整備を担当する部門、空港施設やテナントの運営を行う部門、さらには各種イベントを企画・運営する部門などが存在します。
就職先については、飛行機のメンテナンスや製造に特化した企業も多くあるため、文系・理系・専門学校卒問わず、自分の興味に合わせた職種への応募が可能です。
国内航空会社であるANAやJALに加え、海外の航空会社も選択肢に含めると、より広いキャリアの可能性が開けるでしょう。
具体的な職種には「客室乗務員」「パイロット」「グランドスタッフ」「航空整備士」「事務職」「営業職」のほか、機内食に携わる「製造職」や、空港テナントで働く「販売職」などがあります。
⑥通信・IT
通信・ITインフラ業界は、電話やインターネットなど、私たちの日常生活に欠かせない通信サービスを支えている重要な業界です。
電気・水道・ガスの業界では「現場で機械を扱う」技術職が中心となりますが、通信・IT業界では主にパソコンを駆使した「エンジニア職」が活躍しています。
同じ技術職でも求められる知識やスキル、適性が異なるため、違いを理解しておくことが大切です。
エンジニア職のほかには、個人向けのネット回線やスマートフォンを販売する「営業職」や、顧客のニーズや市場の動向を分析して新しいサービスや製品を企画する「企画・マーケティング職」などがあります。
⑦道路・建設
道路・建設業界は、道路や橋、トンネルなどのインフラを支えています。
新しい建設物を作るだけでなく、完成した施設の維持管理やメンテナンスも担当するため、常に需要が安定した業界だと言えるでしょう。
また、公共事業として国から指示を受けて実施される工事が数多くあることも、道路・建設分野の特徴です。
主な職種には「現場監督・施工管理責任者」や、土木・電気・建設・内装・水やガスまわりなどを担当する「職人」、製図・設計担当や積算などの「専門職」のほか、「営業職」や「事務職」があります。
⑧その他のインフラサービス
インフラ業界を「社会の基盤となる、私たちの生活に欠かせないサービスを提供する分野」と定義すると、教育や福祉・観光・外食・冠婚葬祭などのサービス業も関連性があると考えられます。
「インフラ業界」の定義には明確な基準がないため、インフラ業界に隣接するサービス業界もその一部として捉えられる場合があるのです。
たとえば、私たちの生活に欠かせない食品を取り扱う食品業界は一般的にはインフラ業界に分類されませんが、それに関連するサービスも私たちの生活を支える重要な要素となっています。
インフラ業界で働く5つの魅力

ここでは、インフラ業界で働く魅力を5つ紹介します。
社会の基盤を支えているインフラ業界には、やりがいや安定性、専門的なスキル習得など多くの魅力があります。志望動機を書く際の参考にしてください。
①人の生活を支えている実感を持って働ける
インフラ業界では、人の生活を支えている実感を持って働けます。
水、電気、ガス、交通機関、通信などは、どれも日常生活に欠かせない要素であり、これらを支える仕事をすることで、社会貢献感を強く感じられるのです。
自分の働きが広く社会全体に役立っていることを実感すれば、やりがいと誇りを持って働けるでしょう。
②安定性がある業界で働ける
インフラ業界の大きな魅力はその安定性です。
ライフラインを支える業界であるため、景気や社会情勢に影響されることが少なく、どんな時代でも需要がなくなることはありません。万が一困難な状況に直面しても、国から支援を受けながら安定した環境で働けます。
ただし、電力やガス業界は小売自由化の影響で新規参入企業が増え、競争が激化しています。また、鉄道や航空業界は、まだコロナ禍からの回復過程にあることは覚えておきましょう。
③手厚い待遇や福利厚生が整っている
インフラ業界の企業は経営が安定しており、従業員の待遇や福利厚生が充実していることが特徴です。住宅手当や扶養手当のほか、企業独自の福利厚生として社員専用の施設やサービスが提供されることもあります。
たとえば、自社の運営する電車や飛行機に無料で乗れたり、直営のホテルに安く泊まれることもあるでしょう。
また、育児休暇や有給休暇を取得しやすい企業が多く、ワークライフバランスを保ちながら働けることも大きなメリットです。
➃専門的なスキルや知識を習得できる
インフラ業界では法律や規制に基づいた業務が多いため、法的な知識や業界固有の専門スキルを学べます。
特に電力業界や水道業界では、現場での点検や管理業務に必要な専門的な技術を身につけられるため、職業的な成長を実感できるでしょう。
これらのスキルを習得することは、自身の市場価値を高めることにもつながります。
⑤文系・理系を問わず活躍できる
インフラ業界では、理系だけでなく文系の人々も活躍しています。
技術職や専門職など理系の知識が必要とされる職もありますが、営業や事務、品質管理などの職種では文系の知識が活かされることも多いのです。
文系・理系に関わらず、自分の得意分野を活かせる仕事が多いため、さまざまなバックグラウンドを持った人々が活躍できる環境となっています。
インフラ企業が求める6つの人材は?

こちらでは、インフラ企業が求める6つの人材像を紹介します。
これらの特徴を理解し、自分に当てはまる資質をアピールすれば、エントリーシートや面接での評価を高められるでしょう。
- ①社会に貢献することにやりがいを見出す人
- ②責任感を持って忍耐強く物事に取り組める人
- ③円滑なコミュニケーションが得意な人
- ➃正確さを重視し、着実に成果を出せる人
- ⑤礼儀やルールを守り、上下関係を尊重できる人
- ⑥情報に敏感で、自発的にアイデアを提案できる人
①社会に貢献することにやりがいを見出す人
インフラ企業では、「自分の仕事が社会の役に立っている」と実感し、その喜びをやりがいに変えられる人が向いています。
たとえば、停電や断水などのトラブルが発生した際には迅速な対応と問題解決が求められます。その場合、休日や早朝に呼び出しがあることもあるでしょう。特に、大規模な災害時には非常に責任が大きい仕事と言えます。
地域の人々に安心と安全を届けるためにやりがいを持って献身できる人は、インフラ企業にとって欠かせない存在です。
②責任感を持って忍耐強く物事に取り組める人
インフラ企業では、強い責任感を持って忍耐強く仕事に取り組める人が求められています。何故なら、インフラ企業には昔ながらの働き方が残っている企業が多いという現状があるからです。
また、繁忙期には長時間労働が発生したり、予期せぬトラブルで忙しさが増すこともあります。
こうした厳しい環境の中でも諦めず、コツコツと努力を続けられる人は、業界で非常に重宝される存在です。
③円滑なコミュニケーションが得意な人
インフラ企業では、円滑なコミュニケーションが得意な人が向いています。
この業界は多くの人々と協力しながら仕事を進める必要があり、営業職であれば顧客との折衝やニーズのヒアリング、技術職であれば現場スタッフやチームメンバーとの連携が重要です。
さらに、インフラサービスは老若男女を問わず、外国籍の方や障害を持つ方も利用するため、それぞれに適した対応が求められます。
臨機応変に対話できる柔軟なコミュニケーション能力を持つ人は、顧客満足度を高めるうえで欠かせない存在です。
➃正確さを重視し、着実に成果を出せる人
インフラ企業では、正確さを重視し、着実に成果を出せる人が求められています。
たとえば、水道管の点検や電線の修理作業では、わずかなミスが大規模な断水や停電につながってしまいます。インフラの維持管理では、正確さが直接的に地域住民の生活を守ることにつながるのです。
そのため、インフラ業界は保守的でマニュアルに沿った仕事が多く、目の前の作業を慎重かつ丁寧に行う能力が必要となります。
「指示通りに物事を進めるのが得意」「細かい作業が好き」という人は、インフラ業界でその強みを存分に活かせるでしょう。
⑤礼儀やルールを守り、上下関係を尊重できる人
インフラ企業では、業界特有の規則やマナー、社内の上下関係を尊重し、ルールをしっかり守れる人が求められます。
歴史が長く、企業の規模も大きいため、昔ながらの慣習や文化が現在も色濃く残っているケースが少なくありません。
こうした背景から、コンプライアンス等はもちろん、各企業ならではの内部規定を理解し、それに従って行動できることが重要となります。
⑥情報に敏感で、自発的にアイデアを提案できる人
インフラ企業は、情報に敏感で自発的にアイデアを提案ができる人が向いています。
近年インフラ業界では、ICTの活用やSDGsの推進、海外展開、再生可能エネルギーへの取り組みなど、時代の流れに応じた変革が求められています。
しかし、昔ながらの文化が色濃く残る一部の企業では、厳格な社内規則やトップダウン型の運営スタイルが見られることもあります。
そうした環境の中でも自分の意見やアイデアを発信し、新しい視点を提案できる人が重宝されるでしょう。
インフラ業界の志望動機を書く際の5つのポイント

こちらでは、インフラ業界の志望動機を書く際の5つのポイントを紹介します。
より説得力のある志望動機を作成するための参考にしてください。
①インフラ業界を選んだ理由は何か
まずは、数ある業界の中で「なぜインフラ業界を選んだのか」をはっきりさせましょう。
世の中には多様な業界が存在し、それぞれに独自の魅力があります。その中で「あえてインフラ業界を選ぶ理由」を具体的に伝えることが、説得力のある志望動機を作るためには重要です。
他の業界にはないインフラ業界ならではの特性や魅力を理解し、それが自分の目指す仕事とどう結びつくのかを明確にしましょう。
「インフラ業界でなければ実現できないこと」や「インフラ業界に興味を持った具体的なきっかけ」を盛り込むことで、人事担当者に強く印象付けられます。
例文 |
私は、インフラ業界が社会の基盤を支える重要な役割を果たしていることに魅力を感じました。 特に、災害時や緊急時においても安定したサービスを提供することで、人々の生活を支えられる点に強く惹かれています。 インフラ業界でなければ実現できない使命に共感し、私もその一翼を担いたいと考えています。 |
②その業種や分野に興味を持ったきっかけは何か
次に、その業種や分野に興味を持ったきっかけは何かを述べましょう。
きっかけは、子どもの頃の経験でも、学生時代や社会人になってからの経験でも良いでしょう。また、大きな出来事である必要はなく、日常の中の些細な体験がきっかけとなった場合でも構いません。
ただし、インフラ業界と関連付けやすい流れで話を組み立てることが重要です。
例文 |
私は、大学時代に参加したインターンシップで電力供給の現場を見学したことをきっかけに、インフラ業界に興味を持ちました。 その際、膨大な設備と緻密な管理体制によって、電力が途切れることなく供給され、人々の生活が成り立っていることを目の当たりにしました。 電力が社会の基盤を支える重要な存在であることを実感し、その責任の大きさにやりがいを感じました。 この経験が私がインフラ業界を志望する大きなきっかけとなりました。 |
③その企業を志望する具体的な理由は何か
インフラ業界を志望するに至った経緯を述べた後は、その企業を志望する理由にも触れていきましょう。
企業が取り組む事業や理念の中で、競合他社よりも魅力的に感じた部分を具体的に伝えることで、業界や企業への理解度の高さをアピールできます。
インターンシップやOB・OG訪問を積極的に活用して、志望企業ならではの強みをリサーチしておきましょう。
例文 |
貴社を志望したのは、貴社が再生可能エネルギーの導入や省エネルギー技術の開発に積極的に取り組んでいるからです。 特に、他の企業と比較して環境保護に力を入れている点に魅力を感じました。 私はボランティアで地域の清掃活動やリサイクル推進活動に参加し、環境保護の重要性を身近に感じてきました。 こうした経験から、環境問題に対して強い関心を持っている貴社の理念に深く共感しています。 |
➃その職種や部署を希望する理由は何か
その職種や部署を希望する理由を具体的に述べられると、更に効果的です。
たとえば、自己分析から見つけた自分の強みをもとに述べる場合、その職種や部署で求められる人物像と自分の強みがどのように一致するのかを具体的に伝えると良いでしょう。
例文 |
私は、技術開発部門を希望しています。 私は問題解決能力と技術的な知識を強みとしており、新しい技術の研究や開発を通じて、インフラの改善や効率化に貢献できると考えています。 大学ではエネルギー効率化に関する研究プロジェクトに参加して、実験設計やデータ分析を通じて課題を発見し、解決する力を磨きました。 プロジェクトでは既存の設備に課題があることを見つけ、材料選定を工夫することで効率を10%向上させる成果を上げました。 こうした経験を活かし、貴社の技術開発に積極的に取り組みたいと考えています。 |
⑤入社後に取り組みたいことは何か
志望動機では、入社後に取り組みたいことについても触れましょう。
単に就職したいという熱意を伝えるだけでは、入社後の活躍がイメージできず、採用に繋がりにくくなってしまいます。
入社後どのように活躍したいかを具体的に伝え、企業にとって自分が有益な人材であること、採用する価値があることをアピールしましょう。
例文 |
入社後は、まず現場での経験を積み、インフラの基礎を学びたいと思っています。 その後、技術開発部門で新しい技術の研究や開発に取り組み、インフラの効率化や環境保護に貢献したいです。 具体的には、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー技術の開発に携わり、貴社の成長と社会への貢献を目指します。 |
インフラ業界の志望動機を書く際の3つの注意点

こちらでは、インフラ業界の志望動機を書く際の3つの注意点を紹介します。注意点を知ることで、面接官に悪印象を与えずに志望動機を伝えられます。
①福利厚生や給与についてのみ言及しないこと
福利厚生や給与についてのみを理由にするのは避けましょう。
インフラ業界は福利厚生が非常に充実しており、安定した収入を得られます。
しかし、志望動機で待遇について述べてしまうと、「他の企業からより高い給料のオファーがあればそちらに行ってしまうのではないか」「自分のことしか考えていないのではないか」という印象を与えかねません。
志望動機を書く際に福利厚生について触れる場合は、あくまでも補足的な情報として伝えることをおすすめします。
②業界について十分に理解しておくこと
業界について十分に理解しておくことも大切です。
一口にインフラ業界と言っても、水道業界と航空業界では仕事内容や求められるスキルは異なります。
そのため、志望業界のリサーチが十分でない場合、志望動機が浅くなってしまう可能性があります。
自分が志望する業界をしっかりと調べ、なぜその業界に興味を持ったのかを明確にすることで、説得力のある志望動機を作成できるでしょう。
③「インフラを支えたい」だけでは不十分
志望動機として、「インフラを支えたい」だけでは不十分です。なぜならインフラ業界を志望する学生の多くが「インフラを支えることで社会貢献をしたい」という内容を志望動機に盛り込んでいるからです。
他の学生と差別化するためには、具体的な内容を加える必要があります。
志望するきっかけとなった具体的なエピソードや入社後のキャリアビジョンを明確に伝えることで、他の学生とは異なるオリジナリティのある志望動機を作成できるでしょう。
【例文あり】インフラ業界8分野の志望動機を紹介

こちらでは、インフラ業界の業種別の志望動機の例文を紹介します。
志望動機を伝える際にはまず結論を述べ、次に具体的なエピソードや思い、最後に再度結論で締めくくると、すっきりとした印象を与えられます。
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①電力業界
電力業界を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は、貴社の「持続可能な社会の実現を目指し、次世代に誇れるエネルギー供給を行う」という理念に共感し、志望しました。 私が電力業界に興味を持ったのは、大学の授業の一環で、地元の自治体が進めている太陽光発電プロジェクトの見学に訪れたことがきっかけです。 現場で働くエンジニアの方々から直接話を聞き、再生可能エネルギーの導入が地域に与えるポジティブな影響を強く実感しました。 そして、温暖化やエネルギー不足が叫ばれる昨今、再生可能エネルギーの普及が今後の社会にとって非常に重要であると確信し、環境に配慮した取り組みを積極的に行う貴社に惹かれました。 特に、地域との連携を大切にしながら持続可能なエネルギー供給を目指す貴社の姿勢に共感しています。 大学では、再生可能エネルギーに関する研究を行うとともに、プロジェクト活動を通じてチームメンバーや自治体職員との協力を重ね、課題解決に向けたコミュニケーション能力を磨きました。 この経験で得たコミュニケーション能力を活かして地域との連携を深め、効率的かつ環境に優しいエネルギーの普及に貢献したいと考えています。 |
②水道事業
水道業界を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は、貴社の「安全で持続可能な水の供給を通じて、地域社会の生活基盤を支える」という理念に共感し、志望いたしました。 1人暮らしを始めてすぐの頃に水道トラブルを経験し、ほんの数時間でも水の供給が停止する不便さと、人の生活が水の安定供給の上に成り立っていることを肌で感じました。 その時から水道事業について意識するようになり、大学では上下水道の設計や管理をテーマに、水資源の有効利用や効率的な配管システムの設計についてチームで取り組みました。 さまざまな視点からの提案を行い、課題解決能力と協調性を磨くことができたと自負しています。 私は、水道インフラの安定した維持管理はもちろん、水道事業にも革新が必要ではないかと感じています。 貴社は、漏水検知技術や水処理システムにおいて業界をリードする企業であり、新技術の導入にも積極的に取り組んでいるところに革新性を感じ強く惹かれました。 入社後は、多角的な視点から問題に向き合い、老朽化対策や水資源の持続可能な利用を目指した技術開発に携わりたいです。 |
③ガス供給
ガス業界を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は、貴社の「安心・安全なエネルギー供給を通じて、社会の発展に貢献する」という理念に共感し、志望いたしました。 ガス業界に興味を持ったのは、私の住む地域が大規模な地震に見舞われ、ガス供給が一時的に停止した経験がきっかけです。 これまで当たり前だと思っていた温かい食事やお風呂は、ガスが安定的に利用できていたからこその特別な幸せだったのだと実感しました。 この経験から安定したガス供給の大切さを再認識し、大学ではガス供給に関する技術や災害時の対応策について研究しました。 さまざまなシミュレーションを通じてシステムの改善点を見つけることに注力し、分析力やリスクマネジメント力が磨かれたと感じています。 貴社は、長年にわたり地域社会に信頼される安全で安定したガス供給を提供しており、その品質と対応力が高く評価されています。 特に、貴社が導入している最先端の安全技術や災害時の迅速な復旧システムに感銘を受けました。 入社後は、貴社が推進する安全なガス供給システムの構築に貢献し、災害時でも安定した供給ができる体制づくりをサポートしていきたいです。 |
➃鉄道運輸
鉄道運輸業界を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は幼いころから鉄道が好きで、そのきっかけとなった○○電鉄で働きたいと強く思い、貴社を志望いたしました。 幼少期に祖父に連れられて○○駅や○○線の沿線に電車を見に行った経験は、私にとってかけがえのない思い出です。その頃から車掌の仕事に憧れを抱き、中学生のときに○○電鉄の職場体験に参加しました。 その際、車掌業務だけでなく鉄道システム全体の緻密さや効率性に触れ、運行管理やシステム設計への興味が芽生えました。 大学では都市交通システムや鉄道輸送の効率化を研究し、利用者視点で考えるニーズに応じたサービス設計や効率的な運行計画、ダイヤグラムの設計や輸送力の最適化について学び、鉄道サービスを支える基盤づくりの重要性を実感しました。 入社後は、貴社の一員として、安全で快適な鉄道サービスを支えるシステムの構築や運行効率の向上に携わりたいと考えています。 |
⑤航空産業
航空産業を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は、貴社の「お客様第一主義」を掲げ、世界中の乗客に最高のサービスを提供し続けている点に大変魅力を感じ、志望いたしました。 中学生の頃に家族旅行で飛行機を利用した際、まだ2歳だった妹が機内でぐずってしまったときにおもちゃを持ってきてくれた添乗員の細やかな対応が非常に印象的で、私もこんな大人になりたいと思ったのを今でも鮮明に覚えています。 それをきっかけに添乗員に憧れを抱き、いつしか自分も彼女のように活躍したいと思うようになりました。 以来、空でのトラブルに対応する力を養うべく、どんな場面でも冷静に、状況を見極めて最善の対応をすることを意識してきました。 例えば、カフェのアルバイトではお客様に寄り添った細やかな対応を心がけ、2年連続で表彰を受けました。 さらに、グローバルに活躍できる人材になるべく、大学時代には英語留学をし、現在は中国語も学んでいます。 入社後は、お客様の安全を守ることとおもてなしの心を大切に、これまで培った経験を活かしてお客様の期待を超えるサービスを提供していきたいです。 |
⑥通信・ITインフラ
通信・ITインフラ業界を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は、貴社が提供するサービスの安定性と革新性に感銘を受け、それを支えるチームの一員として技術を磨きたいと強く思い貴社を志望しました。 ITインフラに興味を持ったのは、コロナ禍でのリモートコミュニケーションがきっかけです。 オンライン授業やリモート飲み会などを通じて人とのつながりの重要性を実感する一方で安定性に課題があると感じ、通信技術の進化に貢献したいと思うようになりました。 そこで、大学ではネットワーク構築やセキュリティ技術について研究を進め、通信インフラの安定性を高めるための具体的な解決策を模索しました。 貴社のインターンシップではシステム改善プロジェクトに参加し、課題に対する提案で高評価を得られたことで自分の成長可能性を感じるとともに、貴社が持つ先進的な技術や現場のスピード感に深く惹かれました。 入社後は、持ち前の探究心と行動力を発揮し、貴社の通信インフラのさらなる安定性と品質向上に貢献したいと考えています。 また、次世代通信技術の研究や新たなサービス開発にも挑戦し、社会の発展に寄与する存在になりたいです。 |
⑦道路・建設分野
道路・建設分野を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は、貴社の環境に配慮した設計や災害に強いインフラ整備といった、未来を見据えた取り組みに共感し、志望しています。 この分野に興味を持ったのは、趣味の旅行で各地の道路や橋梁を数多く目にする中で、地域ごとの環境や課題に応じて道路設計が工夫されていることに気付いたのがきっかけです。 そんななか、昨年の震災時に迅速な対応で貴社が復旧に大きく貢献したことを知り、その行動力と技術力、人に寄り添った取り組みに強い魅力を感じました。 これらをきっかけに、大学では地盤改良や耐震設計に関するプロジェクトに参加して、新素材を活用した舗装効率化の提案を行うなど、技術応用について学びました。 入社後は、道路設計や施工管理の知識をさらに深め、安全で快適な交通インフラを提供するプロジェクトに携わりたいです。 そして、災害時にも迅速に復旧可能なインフラ整備の実現を目指し、住民の生活を守る仕事に取り組んでいきたいと考えています。 |
⑧その他のインフラサービス
主要なインフラ業界に隣接するサービスのひとつとして、食品物流の企業を志望する際の例文を紹介します。
例文 |
私は、人々の生活基盤を支えるインフラ分野の中でも、食品物流の安定性に強く関心を抱き、貴社を志望いたしました。 特に、先進的な技術を活用して効率的な配送ネットワークを構築し、安定供給を実現している点に貴社の大きな強みを感じています。近年の自然災害などで食の供給維持の重要性を改めて実感し、貴社の一員として人々の暮らしを支えたいと思いました。 大学での研究では物流の効率化をテーマにシステム構築に取り組み、迅速かつ安定した供給体制を支えるため物流システムについて研究を行いました。 入社後は、これまでの学びと経験を活かし、貴社の物流プロセスの改善やサービス品質の向上に取り組みたいと考えています。 |
インフラ業界志望動機まとめ
インフラ業界は社会の基盤を支える重要な役割を担っており、その中で得られるやりがいや安定性は大きな魅力です。
業界ごとの特性を理解し、自分の強みや興味に合わせた志望動機をしっかりと伝えることが、面接での成功に繋がります。
今回紹介したポイントを参考に自信を持って志望動機を作成し、インフラ業界での未来を切り拓いてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
若林
青山学院大卒。 勉強が苦手過ぎた経験をもとに、学生時代に受験生への応援ブログを1年間毎日更新し、月間8000pvを記録。 新卒にて、C-mindグループの株式会社LEADに営業として入社し、初年度、年間個人売上900万以上達成。 2023年3月にメディア事業責任者に就任し、メンバーを集めつつ、半年でメディア記事を1000本作成達成。 現状、20万pvを記録しており、総PV数を5倍、10位以内キーワード獲得数を43倍にし、現在も右肩上がりで成長中。 #長野出身 #浪人 #営業 #韓国料理好き #ダイエット中