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【例文10選】自己PRで趣味を題材にするには?効果的な伝え方まで徹底解説

面接官に趣味を効果的に伝えるためには、単に興味があることを話すだけでは不十分です。

しかし、趣味の中に潜む強みやスキルを引き出すコツを知れば、大きな武器です。

この記事では、趣味を題材にした自己PRの例文を10選紹介し、企業がどう評価するかも徹底解説します。

目次

面接の自己PRで趣味を聞かれる3つの理由

面接で「趣味は何ですか?」と聞かれることは、趣味を通じて応募者の人柄や価値観、仕事への姿勢を見極めるための重要な質問です。

ここでは、面接で趣味を聞かれる3つの理由を解説し、それぞれのポイントに対して効果的な答え方のヒントも紹介します。

面接で趣味を聞かれる理由を理解すれば、面接官に好印象を与える準備ができるはずです。

  1. 応募者の人柄を知りたいから
  2. モチベーションの源泉を知りたいから
  3. アイスブレイクとして会話をしたいから

①応募者の人柄を知りたいから

企業が面接で趣味について質問する一つの大きな理由は、応募者の人柄を知るためです。

趣味にはその人の価値観やライフスタイルが反映されるため、どんな活動に興味を持っているかを知ることで、応募者の性格や考え方を見抜く手がかりとなるでしょう。

例えば、チームスポーツが趣味の人は協調性やリーダーシップを重視する傾向があり、文化系の趣味の人は集中力や自己管理能力が強いと評価されるケースもあります。

そのため、趣味を答える際は単に好きな活動を列挙するのではなく、趣味を通じて得た学びやスキルを、自己PRの一環として具体的に伝えると効果的です。

選考では応募者と自社のマッチ度を判断するために、人柄の確認をしっかりと行っています。

人柄が企業の雰囲気と合わない場合、早期離職の可能性や入社後に活躍が期待できない場合もあるので、趣味を質問し少しでも人柄を理解しようとするのです。

②モチベーションの源泉を知りたいから

面接官が趣味について質問するもう一つの理由は、応募者のモチベーションの源泉を探るためです。

趣味に対する情熱や取り組み方は、仕事に対する姿勢ややる気にもつながると考えられています。

例えば、何かをコツコツと続けている趣味がある人は、仕事に対しても粘り強く努力できる性格だと判断されることもあるでしょう。

また、自己成長を意識している趣味を持っている人はスキルアップやキャリア形成にも前向きな姿勢が見られるため、長期的な成長を期待されます。

③アイスブレイクとして会話をしたいから

面接で「趣味は何ですか?」と聞かれるのは、単に応募者の情報を集めるためだけではなく、アイスブレイクの一環として行われることもあります。

面接は緊張しやすい場面であり、特に最初の段階ではお互いにぎこちない空気が流れることも少なくありません。

そこで趣味の話題を出すことで、リラックスした雰囲気を作り、会話をスムーズに進める狙いがあります。

面接官にとっても応募者の自然な姿を引き出すためには、いきなり仕事に関する質問をするよりも、まずは気軽な話題から入る方が効果的です。

面接では就活生の緊張を解くために、軽い雑談(アイスブレイク)を冒頭に挟む企業もあります。

どうしても緊張からうまく自分の魅力を発揮できない人もいると思いますが、面接官も緊張は理解しているので趣味を気軽に回答して問題ないですよ。

自己PRとして面接で話す趣味の選び方は?

面接で話す趣味の選び方は?

趣味は自己PRの一環として、選び方によっては大きなアピールポイントです。

しかし、反対に不適切な趣味を選んでしまうと面接官に悪印象を与えてしまうこともあります。

ここでは、自己PRに適した趣味と避けた方がよい趣味の選び方を解説しますので、参考にしてください。

  1. 自己PRに適した趣味・特技
  2. 自己PRに適さない趣味

①自己PRに適した趣味・特技

面接で趣味を話す際には、自分の強みやスキルを引き出せる趣味を選ぶことが大切です。

趣味そのものが特別でなくても、その趣味を通じて何を学び、どう成長してきたかを伝えることで、自己PRとして活用できます。

例えば、文化系の趣味であれば知識の深さや分析力、スポーツ系であればチームワークや忍耐力、レジャー系であれば好奇心や行動力をアピールできるでしょう。

以下では、自己PRに適した趣味を3つのカテゴリーに分けて具体的に解説します。

あなたらしさを最大限に出すために最適な趣味や特技を見つけてみましょう!

1.文化系の趣味・特技

文化系の趣味は、知識や創造力をアピールするのに効果的です。

読書や映画鑑賞、美術館巡り等は幅広い視野を持っていることやクリエイティブな思考ができることを示せます。

また、音楽や美術等の創作活動も、集中力や独自の視点をアピールするのに役立つでしょう。

例えば、読書が趣味の場合はどのジャンルを好み、そこで得た知識を日常や仕事に活かしているかを伝えることで、自己成長や興味関心の広さを示せます。

2.スポーツ系の趣味・特技

スポーツ系の趣味は、体力や精神力だけでなく、協調性やリーダーシップをアピールするのに役立ちます。

チームスポーツを趣味にしている場合、仲間とのコミュニケーションや協力を通じて、職場でも周囲と良好な関係を築く力を持っていることを伝えられます。

個人スポーツであれば、自分との戦いに集中できる強い意志や目標達成に向けた粘り強さをアピールできるでしょう。

日常的にスポーツに取り組んでいることを話すことで、健康的でアクティブな印象も与えられます。

3.レジャー系の趣味・特技

レジャー系の趣味は、好奇心や冒険心をアピールするのに最適です。

たとえば、キャンプや登山、旅行等のアウトドア活動は新しいことに挑戦する積極性や、計画性を持って行動する力を伝えられるでしょう。

また、レジャー活動を通じて得た経験は、仕事でも新しい環境や困難に立ち向かう際の適応力を示す材料です。

レジャー系の趣味は楽しみながら成長できる姿勢を伝え、企業に対して柔軟性やチャレンジ精神を持っていることを強調するのに効果的です。

②自己PRに適さない趣味

自己PRにおいて、面接官に誤解を与えるような趣味を避けることが重要です。

趣味の内容が仕事とは無関係であったり、マイナスの印象を与えかねない場合、選ぶべきではありません。

以下では、自己PRに適さない趣味について具体的に解説します。

基本的に自己PRで話す趣味に厳しい制限などはありませんが、マイナス印象になる趣味もあるので、NG項目は理解し避けましょう

事前に確認しておくことでマイナス印象を避けることができますよ。

1.ギャンブルは基本的にNG

ギャンブルに関する趣味は、自己PRにおいて避けるべきです。

パチンコや競馬、カジノ等のギャンブルに関連する活動は金銭感覚に疑念を抱かせたり、リスクを伴う行動を好む人だと誤解される可能性があります。

また、ギャンブルに没頭する印象を与えることで、仕事に対する信頼性や真面目さを疑われる危険性もあるでしょう。

趣味がギャンブルであったとしても、面接では他の趣味を選ぶことが無難です。

2.酒タバコなど嗜好品は面接官や企業を選ぶ

お酒やタバコ等の嗜好品に関する趣味も、面接で話すにはリスクがあります。

例えば、「お酒を飲むことが趣味です」と言った場合、面接官や企業の文化によっては健康面や生活習慣に対する疑念を持たれることがあります。

特に健康志向の企業や堅実な職場環境では、あまり良い印象を与えないことが多いため、慎重に選ぶ必要があるでしょう。

嗜好品を趣味にしている場合は、無理に話さず他の趣味をアピールする方が無難です。

3.アイドルなどは基本的に避けるのが無難

アイドルや芸能活動に関連する趣味は、面接では基本的に避けるべきです。

アイドルの追っかけやファン活動は仕事とは直接関係がない場合が多く、面接官にその趣味が自己成長やスキル向上にどう関係しているのかを理解してもらうのが難しいでしょう。

また、アイドルの熱烈なファン活動が仕事に対する姿勢や優先順位に影響を与えると誤解される可能性もあります。

趣味としては楽しいものですが、面接で話す際には避けるのが無難です。

4.宗教や政治に関わるものはリスクが大きい

宗教や政治に関連する趣味は、面接で話す際には特に注意が必要です。

宗教や政治は非常にデリケートなテーマであり、面接官の価値観や企業文化によってはネガティブな印象を与えることがあります。

また、職場内での人間関係や企業方針に影響を与える可能性があるため、宗教や政治に関連する趣味は自己PRとしては適していません。

趣味の話題はあくまでリラックスした雰囲気を保ちつつ、仕事に直結する強みのアピールが大切です。

趣味を題材に自己PRするときのポイント

趣味を題材に自己PRするときのポイント

趣味を題材に自己PRをする際には、ただ好きなことを話すだけでは十分ではありません。

趣味を通じて自分の強みや仕事への姿勢をどれだけ具体的に伝えられるかが重要です。

ここでは、趣味を活用した自己PRの際に押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

  1. 自分が本音で熱意をもてる趣味を選ぶ
  2. 仕事の長所やモチベーションに繋がる趣味を選ぶ
  3. 具体的なエピソードで分かりやすく伝える
  4. 数字などを使って具体的に熱量を示す

①自分が本音で熱意をもてる趣味を選ぶ

自己PRに使う趣味は、本当に自分が熱意を持っているかが重要です。

無理に作り話や上辺だけの趣味を選んでしまうと、面接官にその違和感が伝わり、逆に信頼を失ってしまう可能性があります。

一方、自分が本当に楽しんでいる趣味であれば自然とその熱意や楽しさが伝わり、面接官にもポジティブな印象を与えられるでしょう。

趣味に対する本気の姿勢が仕事への真剣さや取り組み方にも繋がることを、意識して選んでください。

②仕事の長所やモチベーションに繋がる趣味を選ぶ

趣味を自己PRに使う際には、その趣味が仕事に活かせるかを考えることが重要です。

趣味を通じて得たスキルや経験が、仕事での強みやモチベーションの源泉となることを示すことで、説得力のある自己PRになるでしょう。

例えば、スポーツが趣味であれば、粘り強さやチームワークをアピールできます。

趣味を仕事に関連づけて説明し、面接官に対して仕事への意欲や成長意識が伝わる自己PRが可能です。

あくまで趣味を紹介するのではなく、自己PRとして趣味を伝えるので趣味を伝えて終わりではなく、アピールポイントを明確にしましょう。

趣味から自分の強みを抽出し、それをもとに自己PRするときれいにまとまりますよ。

③具体的なエピソードで分かりやすく伝える

趣味を通じた自己PRでは、具体的なエピソードを交えて話すことで、面接官に説得力を持たせられます。

抽象的な表現で「好きです」と言うだけでは相手に伝わりにくいですが、趣味に取り組んでいる過程やそこでの成功体験を語ることで、より具体的にその趣味への取り組み方や成果が伝わります。

例えば、スポーツの大会での経験や趣味を通じて習得した特技等、数字や成果を示せるエピソードを話すと、趣味を通じた努力や成長が面接官に伝わりやすくなるでしょう。

エピソードを盛り込むことで、趣味が単なる娯楽ではなく自己成長や目標達成のための一環であることをアピールできます。

④数字などを使って具体的に熱量を示す

趣味に対する熱意を伝える際には、できるだけ数字を使って具体的に示すことが効果的です。

単に「毎日趣味に取り組んでいます」と言うのではなく、「週に5回、1回2時間ずつ取り組んでいます」等、具体的な頻度や時間を伝えることで、どれほどその趣味に熱心に取り組んでいるかが伝わります。

例えば、「読書が趣味です」と言う場合でも、年間に何冊読んでいるかやどんなジャンルに特化しているかを伝えることで、趣味に対する深い知識や真剣さが伝わるでしょう。

数字を使った表現は、面接官にとっても具体的にイメージしやすく、説得力のあるアピールが可能です。

趣味を聞いた採用担当者側のイメージが湧きやすい工夫をしましょう。

具体的な数字やデータを用いることも大切ですが、それ以上に趣味を全く知らない面接官が初めて聞くことも想定に入れて伝えられると好印象ですよ。

趣味を題材に自己PRするときの注意点

趣味を題材に自己PRするときの注意点

趣味を活かした自己PRは効果的ですが、伝え方に注意が必要です。

間違ったアプローチをしてしまうと、逆に面接官に悪い印象を与えてしまうこともあります。

ここでは、趣味を自己PRで使う際に注意すべき4つのポイントを紹介します。

  1. 一方的に長く語りすぎないようにする
  2. 専門用語を避けて分かりやすく話す
  3. 嘘をついたり実績を盛ったりしない
  4. 「趣味がない」と答えるのは避ける

①一方的に長く語りすぎないようにする

自己PRで趣味を語る際、一方的に長々と話しすぎないことが大切です。

趣味に熱中しているとつい興奮して話し続けてしまうことがありますが、面接はあくまで双方向のコミュニケーションの場です。

相手の反応を見ながら、要点を絞って簡潔に話すことが求められるでしょう。

特に、面接官があまり興味を示していない場合や、話が脱線しそうな場合はすぐに切り上げることが大切です。

趣味の話は熱量が入りやすいですが、あくまで自己PRなので簡潔に分かりやすくを常に意識しましょう。

簡潔に話す際には専門用語などは避け、話の脱線には注意が必要ですよ。

②専門用語を避けて分かりやすく話す

趣味が専門的な分野に関わるものであった場合でも、面接では専門用語を避けて誰にでも分かりやすく話すことが大切です。

面接官がその分野に精通しているとは限らないため、専門的な用語を使いすぎると理解が難しくなり、逆にマイナスの印象を与えることがあります。

例えば、テクノロジーや工学、芸術等に関連する趣味を語る際は、できるだけ平易な言葉で自分がどう楽しんでいるのか、どんなスキルや学びを得ているのかを伝えるよう心がけましょう。

③嘘をついたり実績を盛ったりしない

自己PRでは自分をよく見せたいあまりに、趣味やその成果を過剰にアピールしたくなるでしょうが、嘘をついたり実績を誇張してしまうことは大きなリスクです。

面接官は経験豊富なため、不自然な点や矛盾があればすぐに気づかれる可能性があります。

また、万が一採用された後にその嘘が発覚した場合、信用を失い、信頼関係に大きなダメージを与えることになりかねません。

趣味に関する実績やスキルは、たとえ小さなものであっても正直に伝えることが重要です。

④「趣味がない」と答えるのは避ける

面接で「趣味はありません」と答えるのは避けたいです。

趣味がない等の回答は、面接官に対してプライベートな時間をどう過ごしているのか、仕事以外での興味や関心を持っていないのか等の疑問を抱かせる可能性があります。

たとえ趣味が特別なものでなくても、日常的に行っている活動を趣味として伝えましょう。

例えば、散歩や料理、映画鑑賞等も十分に趣味としてアピールできます。

趣味がない場合もあると思いますが、少しハマっていることや習慣になっていることなど何かしらの回答は用意しておきましょう。

仕事でも答えが分からない仕事を任されるケースもありますが「何もできていません」はNGになります。本当にない場合は「趣味ってほどではないけど….」というものでも良いので回答しましょう。

趣味・特技が見つからないときの対処法

趣味・特技が見つからないときの対処法

自己PRで趣味や特技をアピールしたいのに、「特に思い当たる趣味がない…」と感じて悩んでいませんか?

実は日常生活の中で気づかないだけで、趣味や特技になり得ることがたくさんあります。

ここでは、趣味や特技が見つからないときに試してほしい3つの方法を紹介します。

  1. 普段何をしているかを改めて考える
  2. 自分史を書いて長期間続けていることを洗い出す
  3. 周りの友人や家族の意見を取り入れる

①普段何をしているかを改めて考える

趣味が見つからない場合、まずは普段の生活を振り返ってみることが大切です。

例えば、休日に映画をよく見る、料理を作る、音楽を聴く等、何気なくしていることが趣味として成り立つことがあります。

大切なのは、どんな活動をしているかを意識して考え、その中から自己PRに使えるものを探し出しましょう。

まずは自分の生活を丁寧に見つめ直し、何を楽しんでいるのかを改めて考えるところから始めてください。

②自分史を書いて長期間続けていることを洗い出す

自分のこれまでの生活を振り返るために、自分史を書く等の方法も有効です。

過去から現在に至るまで、どんな活動に取り組んできたかを時系列で書き出してみることで、意外な発見があるケースもあります。

例えば、学生時代に部活動で続けていたスポーツや、趣味として小さなころから取り組んでいたことが、長く続けていることとして浮かび上がってくるでしょう。

自分史は自己分析をするうえでも有効な手法になります。趣味を見つけるために自分史を作成しながら自己分析もできるのでおすすめですよ。

③周りの友人や家族の意見を取り入れる

自分一人で趣味や特技を探すのが難しい場合、周りの友人や家族の意見を聞くことも一つの方法です。

自分では気づいていなくても、他人から見ればあなたの特技や得意なことがはっきりしていることがあります。

例えば、「いつも美味しい料理を作っているね」と言われたことがあるなら、それは料理が趣味や特技として成立している証拠と言えるでしょう。

【趣味・特技別】好印象な自己PRの例文10選

【趣味・特技別】好印象な自己PRの例文10選

面接で趣味や特技を使って自己PRをする際には、趣味そのものだけでなくそこから得られたスキルや経験をどう伝えるかが大切です。

ここでは、文化系、スポーツ系、レジャー系の趣味別に、好印象を与える自己PRの例文を紹介します。自分の趣味に近い例を参考に、面接官に強くアピールできる自己PRを作成しましょう。

  1. 文化系の趣味の例文
  2. スポーツ系の趣味の例文
  3. レジャー系の趣味の例文

また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、例文を本気で添削!どこに気を付けるべきか気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

①文化系の趣味の例文

文化系の趣味は、知識や創造力をアピールする絶好の機会です。自己成長や集中力を強調できるため、仕事にも活かせる姿勢を主張できますよ。

以下では、具体的な例文を紹介し、その背景を解説します。

1.読書が趣味の場合

まずは、読書を趣味とした人の、論理的思考力をアピールする自己PRです。

読書という趣味を持つ人は多いため、その趣味の中でどんな努力をして、どんな能力を磨いたのか、詳しく説明することが最も重要ですよ。

読書×論理的思考の自己PR
【結論】私は、物事を論理的に考え、分析して解決する力を持っています。強みである論理的思考力と分析力を活かして複雑な課題を整理し、的確な解決策を導き出す力があります。この力を活かし、貴社の業務課題に取り組み、成果創出に貢献したいと考えています。
添削コメント|結論部分ではより簡潔に、何が「強み」なのかを主張する必要があります。ここでは、最初の一文で「論理的思考力と分析力が強みである」と伝えつつ、「解決する力がある」という抽象的な表現を「複雑な課題を整理し、的確な解決策を導き出す」と具体化しました。
【エピソード】私は読書を趣味としており、特に推理小説を読むことが好きです。通じて、論理的に考える力を培いました。複雑なストーリーや多様な登場人物の背景を読み解く中で、論理的に考える力が身についてきたと感じています。全体像を理解することに挑戦してきました。
添削コメント|「論理的に考える力が身についてきた」という表現を、「背景を読み解き全体像を理解すること」と具体化しました。これにより、読書から得られる論理的思考力とはなんなのかが、わかりやすく読み手に伝わります。
【エピソード詳細】例えば、ストーリー中の伏線や登場人物の言動行動に隠された意図を注意深く分析し、物語全体の展開を予想することに挑戦してきました。まずは複数の仮説を立て、読み進めながら矛盾のある仮説を排除していき、物語の全体像を把握できているか、残った仮説が当たっているかを確かめるのです。全ての要素を整理して筋道を立てることで、物語の展開を理解し、重要な情報を見逃さずに関連性を整理し、先を考える仮説を立てることができるようになりました。
添削コメント|「物語全体の展開を予想してきた」という漠然とした説明だけでなく、具体的にどんな取り組みを行なってきたかを追記しました。これにより、論理的思考力という強みを持っていることへの信憑性が高まります。
【成果】その結果、論理的に物事を考える習慣物事を整理して全体像を把握し、最適な解決策を導き出す論理的思考力が身につきました。この力は、日常生活や他の場面でも活用できており、学業では研究課題の仮説を立てる際やグループ活動で意見をまとめる際に活用し、問題解決に役立っています。
添削コメント|どんな力が身についたかをより具体的に表現したほか、力の活用場面について「研究課題の仮説を立てる」「グループ活動で意見をまとめる」と具体化しました。読書という趣味から学びを得て、それをきちんと成果に繋げていることが伝わりますね。
【入社後】入社後は、この論理的思考力と分析力を活かして、貴社の課題解決や業務改善に取り組みたい出版物の企画や編集業務における課題を整理し、効果的な改善策を提案することで貢献したいと考えています。日々の業務の中でこの力をさらに磨き、より大きな成果を上げられるよう努力してまいります。特に、読者ニーズを的確に分析し、それに応じた企画を立案することで、貴社の出版物がより多くの読者に支持されるよう努めます。
添削コメント|全体的に、志望企業に合わせた目標が立てられておらず、ありきたりな印象でした。そこで「出版物の企画での課題を整理する」「読者ニーズを的確に分析して企画立案する」など、志望企業の業務に合わせて自分の強みを活用する目標に修正しています。

【NGポイント】読書をする中でどんな努力を経て論理的思考力を身につけたのか、くわしい説明が足りませんでした。また入社後の目標もややありきたりで、「この企業だからこそ」という要素を見つけにくく、印象に残りにくかったですね。

【添削内容】エピソードの中で「どんな努力をしながら読書を続けたか」をより詳細に説明しつつ、結果的に身についた力をどう活用したかまで追記しました。入社後の目標も、志望企業の業務に絡めた形に修正しています。

【どう変わった?】「誰にでもできそう」という印象の「読書」が、よりインパクトのある努力行動として読み取れるようになりました。身についた論理的思考力の活用法も分かりやすく、入社後の活躍がイメージしやすい内容になっています。

【今回の自己PRのコツ】
・結論で強みをハッキリと示す
・どんな論理的思考をしつつ読書したかを示す
・志望企業の業務に絡めた目標を伝える

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2.絵画が趣味の場合

次に、絵画が趣味で、集中力を強みとしている人の自己PRです。

絵画は趣味活動の中でも、技術と努力の積み重ねにより強みが生まれやすいため、努力過程についてより詳細に記すと良いでしょう。

絵画×集中力の自己PR
【結論】私は、集中力と観察力を強みとしており、物事を丁寧に進める力があります。細部にまでこだわったデザインを生み出す力があります。この強みを活かして、貴社の業務に貢献したいデザイン業務を通じて価値を提供し、お客様に喜ばれる成果を生み出したいと考えています。
添削コメント|「物事を丁寧に進められる」「貴社の業務に貢献したい」などの不明瞭な表現を修正し、志望企業の業務に関わる内容を追記して、より志望企業への貢献意識を強調しました。
【エピソード】趣味で絵を描いており、その活動を通じて集中力や観察力を磨いてきました。絵を完成させるためには、細部に目を向けながら根気よく取り組む必要がありました。特に、自然の光や影の移り変わりを忠実に再現するため、微細な変化を観察し、それを表現するスキルを高めてきました。
添削コメント|強みを活用する目的や取り組みの説明がインパクトに欠けていたため、「自然光や影の移り変わりを忠実に再現するため」「微細な変化を観察して表現する」など、より具体的かつ、専門家でなくても伝わりやすい表現に修正しました。
【エピソード詳細】具体的には、風景画を描く際、木々の葉や光の当たり方など、細かい部分をじっくり観察し木々の葉の形状や光が反射する角度などを細かく観察し、絵の中に落とし込みました。また、1枚の絵を完成させるまで何時間も集中し続けることがあり、その間に光の微妙なグラデーションや影の濃淡にまでこだわってリアルさを追求しつつ、少しも妥協しないことを心がけていました。
添削コメント|デザインに求められる「リアルさの追求」や「細部へのこだわり」を絵画という趣味で磨いていたことを強調し、エピソードが具体的な技術や成果に結びつくよう修正しました。
【成果】その結果、完成した絵を見た人から「細かいところまでよく描けている」「光や影の表現が本物のようだ」「本当にその場にいるような感覚になる」といった評価をいただきました。この経験を通じて、細部まで観察する力や、粘り強く物事に取り組む力完成度を追求する力を身につけることができました。
添削コメント|評価の内容を「光や影の表現が本物のよう」「本当にその場にいるようだ」と具体化し、観察力と集中力がもたらした成果をより分かりやすく、客観的に評価しやすい形で強調しました。これにより、2つの強みを企業にとって有益なスキルとして示しています。
【入社後】入社後は、これらの集中力と観察力を活かし、細かい確認や丁寧な作業が求められる業務にも貢献したい細部まで行き届いたデザインを生み出すことで、貴社のクライアントに高い満足を提供したいと考えています。引き続きこれらの力を磨きながら、デザインスキルを磨き、新たな挑戦にも積極的に取り組むことで、正確で信頼される仕事を目指してまいります。
添削コメント|「細かい確認や丁寧な作業」という曖昧な表現を、「細部まで行き届いたデザインをクライアントに提供したい」と具体化しつつ企業の業務の特徴を交えることで、業務の理解度の高さや、貢献意欲を表現しています。

【NGポイント】集中力・観察力をどう活用してきたか、どんな成果を出せたかが想像しにくく、本当にその強みがあるのか評価しづらい内容でした。また、入社後の目標では業務への言及が少なく、業務理解が浅い印象になっていましたね。

【添削内容】強みを発揮したときの努力内容や、完成した絵画への評価の言葉をより具体的に表現し、追記しました。また、結論部分や入社後の目標で志望企業先の業務についてくわしく言及し、より活躍をイメージしやすい内容に修正しています。

【どう変わった?】強みに説得力が出たほか、努力過程についても評価する余地がうまれ、より好印象が狙える内容になりました。業務理解度の高さもアピールできていて、応募者の貢献意欲が強調された自己PRになっていますね。

【今回の自己PRのコツ】
・強みがデザイン業務に活用できると示す
・強みによる具体的な成果を記載する
・企業の業務に合わせた貢献方法を目標にする

3.料理が趣味の場合

次に、料理を趣味としている人の、計画性を強みとした自己PRです。

計画性を磨いたことでどんな成果が出たのか、それを入社後のどんな業務で活用しようとしているかを具体的に説明しましょう。

料理×計画性の自己PR
【結論】私は、計画を立てて物事に取り組む力を強みとしています。この力を活かし、貴社の業務に貢献したい貴社のプロジェクト進行や業務効率化に貢献し、チーム全体の成果を向上させたいと考えています。
添削コメント|「業務に貢献したい」という抽象的な表現を、具体的な貢献内容(プロジェクト進行・業務効率化)に置き換えました。さらに、「チーム全体の成果を向上させたい」というキャリアビジョンを加え、協調性と目標意識を強調しました。
【エピソード】私の趣味は料理で、限られた時間や材料を使って効率よく調理をすることにやりがいを感じています。その中で、計画を立てて進めることの大切さを実感しました。中で、計画的に進める力を培ってきました。主に完成までの手順を逆算し、準備を効率的に進めていったのです。
添削コメント|「計画を立てて進めることの大切さを実感した」という漠然とした記述を、「手順の計画や準備の効率化」という具体的な行動に変更しました。これにより、料理(趣味)と計画性(強み)につながりが生まれ、趣味を経て強みを培ったことへの信憑性が高まります。
【エピソード詳細】具体的には、週末にまとめて料理を作る際、事前にレシピを確認し、買い物リストを作成してから調理に取り掛かりました。調理手順をあらかじめ考えておくことで、さらに調理の工程を細分化し、同時進行できる作業を組み合わせることで、無駄を減らしスムーズに作業を進めることができたのです。
添削コメント|「事前にレシピを確認」「買い物リストを作成」という努力内容に「同時進行の工程計画」を追記しました。これにより、計画性が料理の効率化という成果に直結することを示し、読み手にとって評価しやすい内容にしています。
【成果】その結果、最初は手間取って無駄な時間が多かった料理も、この方法で進めて慣れるころには、短時間で多くの今までの二分の一の時間で同じだけの品目の料理を作ることができ、家族や友人から「手際が良い」「時間管理が的確で手際が良い」と褒められることが増えました。この経験を通じて、効率的に物事を進めるためには計画が重要であると学びました。
添削コメント|今までの失敗経験や、そこから学んだ結果どれだけ時間が短縮できたかを具体的な数字を使って表現し、成果が客観的に分かりやすいように修正しました。採用担当側が料理にくわしくなくても評価しやすい内容になっています。
【入社後】入社後は、この計画性を活かして、どのような業務においても効率よく取り組みたいプロジェクトの進行管理やタスクの優先順位を明確にし、スムーズな進行を図ることで、業務の効率化に貢献したいと考えています。また、事前準備を大切にし、チーム全体で成果を上げられるよう努力してまいります。
添削コメント|「どのような業務でも効率よく取り組みたい」という表現は現実味に欠け、本当に志望意欲が高いのか不信感を与えてしまうため、「プロジェクトの進行管理」「タスクの優先度付け」などの具体的な業務内容を盛り込み、志望意欲の高さを示しています。

【NGポイント】全体的に抽象的な表現が多く、特に料理について努力する前後で何がどれくらい変化したのかが分かりにくく、成果が物足りない印象でした。入社後の目標も、どんな企業でもあてはまりそうな内容になってしまっていました。

【添削内容】エピソードの努力内容を深掘りしつつ、料理時間を短縮したという成果を具体的な数字で示しました。入社後の目標に関しても、「どのような業務でも」という不明瞭な表現を排し、どんな業務に強みを活かしたいかを追記しています。

【どう変わった?】料理について、努力する前後での変化が客観的なものとして示され、料理に詳しくなくても評価しやすい内容になりました。また、業務の内容にも深く言及されたことで、企業理解度の高さがうかがえますね。

【今回の自己PRのコツ】
・エピソード中の成果は具体的な数値で示す
・志望企業先での業務内容を盛り込む
・抽象的な表現をなるべく減らす

4.ゲームが趣味の場合

次に、ゲームが趣味な人の、戦略的思考を強みとした自己PRです。

ゲームと聞くと「遊んでるだけじゃないの?」という先入観を持たれやすいため、どのような努力を経て成果を出したのか具体的に示しましょう。

ゲーム×戦略的思考の自己PR
【結論】私は、状況を分析して最適な行動を考える戦略的思考を得意としています。が強みです。この力を活かして、貴社のプロジェクトやチーム運営において、課題解決や成果の最大化に貢献したいと考えています。
添削コメント|結論部分では「〇〇が強みです」というふうに、まずはアピールしたい強みがなんなのかを主張することが重要です。また、「貴社に貢献したい」という現実味の薄い目標に「課題解決や成果の最大化」を加え、企業にとってのメリットを強調しました。
【エピソード】私は趣味のオンラインゲームをプレイしており、そこで得た経験が戦略的に考える力を磨くきっかけとなりました。を通じて戦略的思考を磨いてきました。ゲームの中で状況を見極め、適切な戦略を提案することで、チームを勝利に導く役割を担ったことがあります。導きました。
添削コメント|内容としてはさほど問題ありませんが、全体的に冗長な雰囲気があったため、簡潔に表現できるポイントは短くまとめています。エピソードの冒頭では、状況説明やエピソードの要約などをさっくりまとめ、内容がシンプルで分かりやすいかを重視しましょう。
【エピソード詳細】具体的には、チームが苦戦している場面で、チーム戦だと苦戦しやすい戦闘ミッションがあり、何度も失敗していたのですが、私は相手の動きを観察して次に取るべき行動を提案しました。自分の役割だけでなく、他のメンバーに適した役割を考え、が強みを活かせる役割を考え、チーム全体の動きを調整しました。他にも、守備を固めるべきタイミングで攻守のバランスを再配置することで、試合の流れを有利に変えることができました。
添削コメント|「他のメンバーに適した役割を考え」という表現を、「強みを活かせる役割を考え、動きを調整」とより具体化しました。また、「攻守のバランスを再配置する」など、実際の行動を詳述することで、スキルの実用性を強調しました。
【成果】その結果、チームで難しいミッションを成功させることができました。仲間から「的確な判断で助けられた」と評価されました。この経験を通じて、自分一人で考えるだけでなく、チーム全体を見渡す見渡し、各メンバーの強みを引き出しながら目標達成に導く視点の重要性を学びました。
添削コメント|「チーム全体を見渡す視点の重要性を学んだ」という表現を具体的な成果と評価に基づくものに変更しました。これにより、スキルが実際の成果に結びついていることが分かりやすく示されています。
【入社後】入社後は、この戦略的思考を活かしてチームやプロジェクトの成功に貢献したいです。全体の目標を見据えながら、自分の役割を果たし、会社に貢献できるよう努力してまいります。チームメンバーの強みを最大限に活用する戦略を提案することで、効率的かつ効果的に成果を上げるサポートを行いたいです。
添削コメント|「チームやプロジェクトの成功に貢献」という抽象的な表現だけでなく、「課題分析」「メンバーの強みを活用」など具体的な行動に置き換えました。

【NGポイント】ゲームという趣味は学びがないと思われがちで、この自己PRでも具体的にどんな努力をしたかの説明が足りず、強みの信頼性が低い状態でした。成果も主観的なものに留まっていましたね。

【添削内容】ゲーム内で苦戦していた状況を詳細に説明しつつ、具体的にどんな考えでどんな対処法を取っていたかを詳細に追記しました。また、成果としても「仲間からの評価」や「それを通じた学び」を深くまで説明しています。

【どう変わった?】ただの遊びの範疇の「頑張り」ではなく、きちんとした論理的思考力にもとづいた采配をしていたことが伝わります。客観的な成果が出せたことも示せて、強みそのものの説得力が高まりましたね。

【今回の自己PRのコツ】
・ゲーム内での状況を詳細に説明する
・努力内容を詳しく説明する
・強みを活かした目標設定をする

②スポーツ系の趣味の例文

スポーツ系の趣味は、体力や精神力、チームワークをアピールできる場面が多くあります。特に持続力や挑戦心の強調で、仕事に活かせる力を訴求するのがオススメです。

1.ランニングが趣味の場合

最初に、ランニングが趣味な人の、忍耐力という強みを用いた自己PRです。

忍耐力はやや受け身な強みだと思われる可能性もあるため、その強みを活かして何ができるのか、企業での使いどころはあるのかなどを強調しましょう。

ランニング×忍耐力の自己PR
【結論】私は、どんな状況でも最後まで諦めずに取り組む忍耐力を持っています。この力を活かし、新規事業の展開頻度が高い貴社での業務にもで、失敗を恐れずチャレンジし、貢献したいと考えています。
添削コメント|忍耐力を活かして何をしたいのかを、志望企業の特徴に絡めてアピールすることで、強みと企業理解力の両方を主張しました。
【エピソード】私は趣味でランニングをしており、その中で忍耐力を鍛えることができました。と自己管理能力を鍛えてきました。特に長い距離を走る際に、体力的にも精神的にも困難な状況に直面することが多々あります。しつつも、目標を達成するために粘り強く取り組んできました。
添削コメント|状況説明は重要ですが、ただ「困難な状況でした」と伝えるだけでは、強みのアピールにはなりにくいです。読後感をポジティブな雰囲気で終わらせるため、「目標達成のために粘り強く取り組んだ」と、成果につながる行動をしたことをアピールしました。
【エピソード詳細】例えば、まずひと月に走る目標の距離を決めた上で、雨の日や気温が高い日でも決めた距離を走りきることを自分に課していました。ため、事前に自分の体力に合わせてペース配分や水分補給の計画を立て、実行してきました。その過程で、途中でやめたくなる気持ちを抑え、ゴールまで走り続けることで達成感を得ることができました。なったときには自分の進捗を振り返り、「ここまで来たのだから最後までやり抜こう」と意識を切り替えてきました。
添削コメント|「天気が悪くても走り切ることを自分に課した」「辞めたくなる気持ちを抑えた」など、その目標のためにどんな努力をしたのかが分かりにくい文章でした。説得力が落ちてしまうため、どう対処したかを詳しく追記し、困難への対応力も示しています。
【成果】最初は3ヵ月連続で目標の距離を達成できないこともありましたが、ここ1年は毎月、目標を達成し続けています。この経験を通じて、困難な状況でも自分を奮い立たせ、目標に向かって努力し続ける大切さを学びました。また、失敗があっても地道な努力を積み重ねることで結果を出す力を身につけることができたと感じています。身につけられました
添削コメント|具体的にどんな成果が出たのかがそもそも記されておらず、強みに説得力がない状態でした。そこで、具体的な数字を出して過去の結果との比較をしつつ、どれほどの成果を出せたのかを示しています。
【入社後】貴社入社後は、この忍耐力を活かし、業務上の課題にもどうしてもつまづきが多くなる新プロジェクトにも、粘り強く取り組みたいと考えています。特に、課題を細分化してひとつずつ解決することで、プロジェクト全体の成功に貢献したいです。業務を通じて自分をさらに成長させ、チームに貢献できる存在を目指します。
添削コメント|「業務上の課題にも」だと想像がしにくいため、「新規事業が多い」という企業の特徴を踏まえて「つまづきが多くなる新プロジェクトにも粘り強く取り組みたい」と表現し、マッチ度の高さをアピールしています。

【NGポイント】エピソード内で、ランニングの目標はきちんと立てられているのですが、達成のための対処法がなく「本当に強みを発揮したの?」と思われがちな説明でした。具体的な成果もなく、学びを列挙するだけに留まっていましたね。

【添削内容】目標達成のための詳細な努力内容と、明確にどんな成果が出たのかを詳細に追記しています。入社後の目標に関しても「新規事業が多くくじけやすい」という企業の特徴を述べ、忍耐力でカバーしたいという主張を付け加えました。

【どう変わった?】強みそのものに説得力が出たほか、企業理解度の高さもアピールできていますね。さらに企業の特徴と自分の強みのマッチ度を強調することで、入社後の活躍像をよりイメージさせやすくしています。

【今回の自己PRのコツ】
・エピソードには目標・努力・成果を全て示す
・学びだけでなく明確に出た成果を記す
・業務内容と強みのマッチ度の高さを強調

2.ゴルフが趣味の場合

次に、ゴルフが趣味かつ、柔軟な対応力を強みとした自己PRです。

対応力は特に「どんな状況でどう動けるのか」が強みの信頼性に関わるため、エピソード内容を具体的に、かつ分かりやすくまとめる必要があります。

ゴルフ×柔軟な対応力の自己PR
【結論】私は、自分にとって困難な状況にあっても、状況に応じて柔軟に対応できる力を強みとしています。し、最適な解決策を見つける力を強みとしています。
添削コメント|「柔軟な対応力」は強みそのものであり、それをどう活用できるのか、を企業は求めています。ここでは実際に強みを活用した際の成果まで軽くまとめて、能力の高さをアピールしました。
【エピソード】趣味でゴルフをしている中で、プレー中に予想外の状況に直面することが多々ありました。そのような場面で、冷静に考え、対応することを心がけてきました。たびに冷静に分析し、最適な対応策を模索してきました。
添削コメント|エピソードの冒頭部分は簡潔にまとめましょう。元の文章では冗長な表現が見られたため、同じような意味かつ、簡潔に伝わりやすい表現を選んで修正しています。
【エピソード詳細】具体的には、風向きや地面の状態によってショットの結果が変わるが予想外に変化した場面で、自分なりに工夫を加えてプレーを続けました。例えば、通常のクラブではなく別のクラブを選んだり、風速を考慮してクラブの種類を選び直したり、打つ方向を調整したりすることで対応しました。さらに、特に自分の苦手なコースのときは一打ごとに状況を再確認し、細かな微調整を繰り返して対処しました。
添削コメント|やや冗長な表現を短く簡潔にまとめ、かつ、自分の苦手なコースに対する「一打ごとに状況を再確認」という具体的な行動を加えました。柔軟性だけでなく、対応力や計画性も強みであることをアピールしています。
【成果】その結果、状況に応じた柔軟なプレーを身につけることができ、スコアの向上にもつながりました。も最初は120程度だったのが、最近は90を切れるようになってきました。この経験を通じて、柔軟な対応力が結果を左右することを実感しました。成果に直結することを実感しました。
添削コメント|「スコアが向上した」だけでは成果が伝わりにくいので、具体的な数字を使ってスコアの向上を示し、誰にでも成果が分かりやすいように修正しています。
【入社後】入社後は、この柔軟性を活かして、さまざまな課題に予期せぬ課題や変化にも冷静に対応し、貴社の業務を円滑に進めていきたいと考えています。チーム全体の成果を高めるために、臨機応変に対応する姿勢を大切にしていきます。チーム内での連携を重視し、メンバーそれぞれの強みを活かした柔軟な戦略を立案することで、プロジェクト全体の成功に貢献したいと考えています。
添削コメント|「臨機応変に対応していく」だけでは、ただ意気込んでいるだけに見えてしまうため、具体的に「チームメンバーの強みを活かした柔軟な戦略を立案する」と修正し、協調性や計画性、志望意欲の高さをまとめてアピールしています。

【NGポイント】全体的に冗長な表現が散見され、それに反して結論部分やエピソードの成果部分などの情報が足りず、ちぐはぐな印象の自己PRでした。また、入社後の目標も不明瞭で、強みをアピールしきれていませんでしたね。

【添削内容】冗長な箇所は簡潔にまとめつつ、結論部分では強みを活用してどんな成果が出せるかまで追記しました。エピソードの成果も、具体的な数字を使ってゴルフについてよく知らない人でも客観的に成長が分かるように修正しました。

【どう変わった?】全体的にすっきりと読みやすくなったほか、応募者が企業で強みを活用しているときのイメージがしやすくなりました。かつ、成果が分かりやすくなったことで強みへの信憑性も高まり、応募者本人への印象が良くなっています。

【今回の自己PRのコツ】
・結論で強みを活用する方法を示す
・エピソードの成果は具体的な数字を使う
・入社後の目標は明確に示す

3.テニスが趣味の場合

次に、テニスが趣味で、かつ判断力を強みとした自己PRです。

エピソードで強みをアピールするだけでなく、志望企業・業種の特徴と強みが合っていることも強調しましょう。志望企業で何ができるかに言及できると良いですね。

テニス×判断力の自己PR
【結論】私は、状況に応じた判断を素早く行う力を強みとしています。この力を活かして、貴社で成果を上げられると考えています。お客様のニーズに柔軟に対応し、最適な提案を行うことで貴社の営業業績向上に貢献したいと考えています。
添削コメント|「成果を上げられると考えている」はやや受動的かつ、説得力に欠けています。そこで、強みを活かしてどんな場面でどんな成果を出すつもりなのか、より主体性が伝わるように文章を修正しました。
【エピソード】私の趣味はテニスで、試合中に次の行動を瞬時に決める相手の動きや試合の流れを観察しながら、最適なプレーを選択する場面が多くあります。その経験を通じて、判断力を鍛えることができました。、そこで判断力を鍛えてきました。
添削コメント|「次の行動を瞬時に決める場面があり」は意味が伝わりづらく、状況説明として不十分です。ここでは「相手を観察しながら最適なプレーを選択する場面」とかみ砕き、どんな状況だったのかを明確に伝えました。
【エピソード詳細】具体的には、相手の動きを観察しながら、姿勢や目線の動きから次にどこへボールが飛ぶかを瞬時に判断し、自分がどのショットを打つべきかを考えてプレーしています。特に相手のペースが速い時には、焦らず冷静に状況を見て判断することを心がけました。見極め、守りを固めるか攻めに転じるかを判断することで試合の流れを自分のペースに戻しました。その結果、試合の流れを整えることができました。
添削コメント|「相手の動きを観察した」だけでは強みを発揮したかが曖昧です。「相手の姿勢や目線の動きを観察」「状況に応じて守りと攻めの使い分けをした」という具体的な行動を追記し、うまく判断力を活用したことが伝わるように修正しました。
【成果】その最初は失敗することも多かったですが、地道に繰り返して判断力を鍛えた結果、練習試合では平均戦績が3勝7敗から6勝4敗まで伸び、チームメイトから「落ち着いてプレーしている」と評価をいただくことが多くありました。この経験を通じて、プレッシャーがかかる状況でも判断力を発揮できる自信を持つようになりました。
添削コメント|チームメイトからの客観的な評価のほかに、試合結果に関しての明確な成長を、数字を使って表現・追記しています。これにより、判断力がきっちり成果に結びついたことをアピールできました。
【入社後】入社後は、この判断力を活かして、業務上の様々な場面で迅速かつ的確な対応を行いたいと考えています。営業でお客様の反応を見極めながら、都度その人に合う提案を行い、誰よりも信頼される営業マンになりたいと考えています。また、チームの一員として、周囲と協力しながら成果を上げていきます。最適な営業戦略を立案し、目標達成に向けて努力していきます。
添削コメント|どんな企業にもあてはまりそうな目標になっていないか、今一度確認しましょう。ここでは「営業職」という職に合わせた業務内容と、そこで自分の強みをどう発揮したいかを目標に据えました。

【NGポイント】志望企業についての言及が少なく、どの企業でも応募できそうな内容という印象でした。特に結論や入社後の目標部分では、志望企業の業務内容が曖昧で、「使い回しなのかな?」と採用担当に不信感を与える可能性がありましたね。

【添削内容】結論部分で「営業志望であること」「営業の業務内容とそれに強みを活かしたいこと」をさりげなく伝えつつ、入社後の目標で業務について深く言及しています。

【どう変わった?】業務内容について詳細に言及し、それに合わせた具体的な目標を伝えたことで、企業の理解度の高さと志望意欲を同時にアピールできました。また、強みが業務に合っていることも示せて、マッチ度の高さを強調できています。

【今回の自己PRのコツ】
・エピソード内容を詳細に描写する
・成果を具体化し、強みが実績に基づくと示す
・入社後の目標として具体的な業務を想定する

③レジャー系の趣味の例文

レジャー系の趣味は、冒険心や好奇心、適応力をアピールするのに適しています。新しい環境への適応力やチャレンジ精神を強調し、仕事への前向きな姿勢を伝えましょう。

1.旅行が趣味の場合

まず、旅行を趣味とした人の、幅広い視野をアピールする自己PRを紹介します。

視野の広さはどうしても主観的な評価になりがちなので、どんな経験をしたかをより具体的に示し、信頼性を高めていく必要があります。

旅行×幅広い視野の自己PR
【結論】私は、幅広い視野を持って物事に取り組むことを強みとしています。この力を活かして、貴社の業務に柔軟に対応し、貢献したいと考えています。貴社の人事業務において従業員の多様性に合わせた対応をして、組織全体の成長に貢献したいと考えています。
添削コメント|自分が目指す「人事職」で求められている対応について言及しつつ、自分の強みを使ってその業務を成し遂げたいという意欲をここで示しています。
【エピソード】私の趣味は旅行で、これまで国内外のさまざまな場所を訪れ、多くの経験を積んできました。旅行を通じて、新しい視点を得ることができました。、異なる文化や価値観に触れる経験を重ねてきました。
添削コメント|「新しい視点を得られた」とは具体的にどういう成果だったのかが分かりにくいため、ここでは成果ではなく「どういう経験をしたのか」を強調する形に変更しました。
【エピソード詳細】例えば、ある旅行先で、東南アジアの旅行中に、現地の村を訪れたことがありました。とき、住民たちがのきなみ昼寝をする習慣を持っていて最初は驚きました。その際、自分とは異なる価値観や考え方に触れ、新しい視点を学ぶことができました。しかし、話を聞く中で、厳しい暑さの中で効率的に体力を保つための知恵であることを知り、深く納得しました。また、言葉の壁などのトラブルに対して、身振り手振りでコミュニケーションを取るなど柔軟に対応して解決しました。
添削コメント|「旅行中に異なる価値観に触れた」「トラブルを解決した」だけでは、強みを発揮できたかどうか根拠が薄いため、どんな出来事があってどんな価値観に触れたのかを詳しく説明しました。
【成果】こうした経験を通じて、異なる意見や状況を理解し、多面的に物事を考える力を身につけることができました。この力を活かして、さまざまな立場の人々と協力できる従業員一人ひとりの意見や要望を汲み取り、信頼関係を構築しながら、組織全体の調和を図れると考えています。
添削コメント|「さまざまな立場の人々と協力する」という漠然とした表現を、「従業員一人ひとりの意見や要望を汲み取る」と具体化しました。また、「信頼関係を構築し組織全体の調和を図れる」という意気込みを加え、人事職に直結するスキルがあることを強調しました。
【入社後】入社後は、この幅広い視野を活かし、どのような業務においても柔軟に対応していきたいと考えています。人事業務において従業員の多様なニーズを汲み取りながら、働きやすい職場環境の構築を目指したいと考えています。また、チームの一員として、周囲と協力しながら課題を解決し、採用活動では応募者の特性やスキルを正確に見極め、最適な配置を提案することで貴社の成長に貢献してまいります。
添削コメント|人事としての業務内容の説明がほとんどなく、入社後の活躍内容がイメージしにくい状態でした。そこで業務内容に絡めた目標を追記し、志望意欲と成長意欲を両方アピールしています。

【NGポイント】旅行の中で具体的にどんな価値観に触れ、どこで心境の変化が起きたのかが分からず、視野が広いという強みに説得力がない状態でしたね。視野の広さを業務のどこで活かしたいのかも曖昧で、志望意欲の高さが伝わっていませんでした。

【添削内容】エピソードの中の状況説明を増やし、かつ「不思議に思った住民の習慣が、その土地特有の気候に対して合理的なものだった」という経験を追記し、どんな視点が自分に増えたのかを追記しています。

【どう変わった?】どんな経験で視野が広がったのかが示され、強みを磨いた経験に対する信憑性が高まりました。また、視野の広さをどう志望業務に役立てるつもりかが追記されて、企業・業種とのマッチ度の高さが示されていますね。

【今回の自己PRのコツ】
・視野の広さが志望業務にどう役立つか示す
・具体的に「視野が広がった」経験を述べる
・組織貢献の方法を詳細に記載する

2.キャンプが趣味の場合

次に、キャンプを趣味とした人の、問題解決力を強みとした自己PRです。

キャンプという趣味では誰の目にも分かりやすい成果を示すことが難しいため、エピソード中の行動を具体的に示して、スキルがあることをアピールしましょう。

キャンプ×問題解決力の自己PR
【結論】私は、問題が発生した際に冷静に対処し、解決に導く力を持っています。この力を活かし、貴社のコンサルティング業務においてクライアントの課題解決に貢献したいと考えています。
添削コメント|強みを活かしたい、という思いを強調するためにも、志望業種に合わせた文章を作りましょう。ここではコンサルタント職の特徴を捉えた文章を追記しています。
【エピソード】私はキャンプを趣味としており、その中で発生するトラブルが発生することも少なくありませんでした。に対処する中で、そうした場面では、落ち着いて状況を整理し、解決方法を考えることを心がけてきました。限られたリソースの中で最適な選択をする力を培いました。
添削コメント|トラブル対処の方法についてが不明瞭で、アピールとしてやや弱かったため「限られたリソースの中で最適な選択をする」という視点を加え、コンサルティング業務に必要なスキルがあると強調しています。
【エピソード詳細】例えば、キャンプ中に突然の雨で火が消え、食事の準備が進まなくなったことがありました。その際、最初は焦ったものの「全員がパニックになるとまずい」と考え、私は周囲の状況を確認し、濡れにくい場所でまず雨を避けられる場所を特定し、再び火を起こす方法を試しました。持参していた紙や乾いた小枝で少量の火種を作り出し、アルミホイルで火を保護するための簡易的な防風壁を作成するなど、道具を駆使して対応することで、なんとか食事を作ることができました。火を起こせたのです。
添削コメント|キャンプ中のトラブルに対して「最初は焦ったが仲間を思って冷静になった」という視点を加え、責任感の強さをアピールしています。また、トラブル対処のプロセスを具体的に描写することで、問題解決力を論理的に示しました。
【成果】その結果、参加者全員が無事に食事をとることができ、安心してその後の時間を楽しむことができました。この経験を通じて、落ち着いて行動し問題を解決することの大切さを実感しました。困難な状況だからこそ冷静に状況を整理し、使える手段を洗い出して解決策を導き出す力が必要なのだと実感しました。
添削コメント|問題解決力の中でも、コンサルティング職において重要な「使える手段を洗い出して解決策を導く力」の重要性を学んだことを追記し、コンサルタントとしての能力があることをアピールしました。
【入社後】入社後は、この問題解決力を活かして、業務上の課題クライアントの多様な課題に対して冷静に向き合い、最適な解決策を提案していきたいです。データや現場の状況を基に最適な戦略を立案したいと考えています。チームで協力しながら、目標達成に向けて貢献してまいります。
添削コメント|「業務上の課題の解決策を提案したい」という具体性に欠けた表現を削除し、「クライアントの多様な課題に向き合い」「データをもとに最適な戦略を立案したい」と、コンサルタント職に必要なスキルを強調しつつ目標を具体化しています。

【NGポイント】キャンプでトラブル対処に追われた際の描写があっさりしすぎており、問題解決力をどのように発揮したのか分かりにくかったですね。志望業種であるコンサルティング職についての言及も少なく、企業分析が足りない印象でした。

【添削内容】「持参の紙や小枝で火種を作る」「アルミホイルで防風壁を作る」など、具体的なトラブル対処の方法を追記しました。また、コンサルティング職の特徴を要所に増やし、業務で活躍できるスキルがあることも強調しました。

【どう変わった?】キャンプという趣味では客観的な成果が出しにくい分、トラブルへの対処法を詳しく追記したことで強みの説得力が高まりました。入社後の目標でも志望職種の業務内容に言及したことで、成長意欲があることを示せています。

【今回の自己PRのコツ】
・強みをどう志望業種に応用できるかを示す
・エピソード中に行った努力を具体的に示す
・問題解決力とコンサルタントの繋がりを示す

3.登山が趣味の場合

最後に、登山を趣味とする人の、目標達成力を強みとした自己PRです。

目標達成力は「目標を立てる」「準備する」「予期せぬトラブルに対処する」といった段階に分けられるため、全てできることをエピソードで強調しましょう。

登山×目標達成力の自己PR
【結論】私は、目標を立てて最後までやり遂げる力を強みとしています。この力を活かし、貴社の企画職業務でも結果を出すことに貢献したい企画職としてプロジェクトの提案から実施まで粘り強くやり遂げ、成果を上げることで貴社に貢献したいと考えています。
添削コメント|企画職志望であると伝えるだけでなく、その業務内で特に何を頑張りたいか、どう強みを活用していきたいかを追記しています。これにより、志望意欲の高さやマッチ度がより強調されました。
【エピソード】私の趣味は登山で、これまでいくつかの山に標高や難易度の異なるさまざまな山に、合計10度以上挑戦してきました。登山では、目標を設定し、それを達成するために準備や計画を立てる綿密な計画を立てたうえで、登山中のトラブルにも柔軟に対応することが求められます。
添削コメント|これまでの経験をより理解しやすいように数字等を使って状況説明しています。また、登山時に求められる力をくわしく列挙し、登山では目標解決力(目標を立てる力・計画性・対応力)が養われることをアピールしました。
【エピソード詳細】例えば、標高の高い標高2000メートル級の山に挑戦した際は、事前に山の天候や難所の情報を収集して複数のルートを比較しつつ、必要な道具を準備しました。不測の事態に備えて追加の装備を準備するなど、リスク管理を徹底しました。また、当日は体力の配分を考えながら仲間と進行ペースを確認し合い、進むことを意識し、途中での体調管理にも気を配りました。さらに途中で天候が急変した際には、事前の情報収集を活用し、安全なルートに変更する判断を行えました。
添削コメント|エピソード内の努力過程として「ルートを調べ」「体力の配分を考える」はやや抽象的なので、具体的な行動(情報収集、リスク管理、進行ペースの確認)に変更しました。また、「天候の急変時の判断」を加え、柔軟性と協調性をアピールしています。
【成果】その結果、目標の山に登ることが初めて挑戦する標高2000m級の山も、1人も脱落者を出さずに登頂でき、達成感を得ました。この経験を通じて、計画を立ててそれを確実に実行するために、状況に応じて柔軟に対応することの大切さを学びました。
添削コメント|「初めて挑戦する2000m級の登山をやり切った」「1人も脱落者を出さなかった」など、具体的な成果を追記しています。これにより、目標達成力だけでなく、チーム全体での巻き込み力などもアピールできています。
【入社後】入社後は、この目標達成力を活かし、業務で設定された目標に向けてプロジェクトの目標を明確に設定し、達成に向けて計画を立て、着実に結果を出していきたいと考えています。また、努力を重ねて、チームや会社の成長にも貢献していきたいです。チームメンバーと意見を交換しながら創造的な企画を生み出し、貴社の新たな価値を創出することに貢献したいです。
添削コメント|元の文章では当たり障りのない目標になっていたため、「意見を交換しながら創造的な企画を生み出す」などの具体的な目標を設定しつつ、自分だけでなくチームで成果を出したい、という意気込みも強調しています。

【NGポイント】登山趣味についての状況説明や難易度の説明が足りず、エピソードの内容をイメージしにくかったですね。「目標を立てる」「達成のための努力をする」という2点をどうこなしたのか、努力内容も不明瞭でした。

【添削内容】挑戦した山の標高や、登山のための準備について掘り下げて言及したほか、登山中のトラブルに柔軟に対応した場面も追記し、目標達成力が登山で培われた過程をくわしく説明しました。

【どう変わった?】エピソードにおける「当時の状況」「登山の目標」「目標達成のための努力内容」がより詳細に記されたことで、目標達成力という強みに対する説得力が上がりました。

【今回の自己PRのコツ】
・目標達成力を計画力・実行力・柔軟性に分ける
・エピソード内の状況・目標・努力内容を記す
・業務に直結する力があることをアピール

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趣味を題材にした自己PRについてよくある質問

趣味を題材にした自己PRについてよくある質問

最後に、趣味を題材とした自己PRについてよくある質問に回答していきます。

次の2つの質問に回答していきますので、参考にしてください。

  1. 「自己PRをしてください」に対して趣味の話をしてもいい?
  2. 自己PRは何分ぐらい話すのがちょうどいい?

①「自己PRをしてください」に対して趣味の話をしてもいい?

結論としては、趣味を通じて得たスキルや成長を具体的に伝えられれば、自己PRとして趣味の話をするのは全く問題ありません。

重要なのは、その趣味が自分にとってどんな学びや成長に繋がっているかを明確に伝えることです。

趣味そのものが仕事に直結していなくても、そこから得られたチームワークや計画性、創造力等を仕事に活かせる形で説明できれば、面接官に好印象を与えられます。

ただし、趣味の話に終始するのではなく、最終的には仕事にどう活かせるかを意識して話しましょう。

②自己PRは何分ぐらい話すのがちょうどいい?

一般的に、自己PRは2~3分程度でまとめるのが理想的です。

短すぎると内容が薄くなり、相手に十分な印象を与えられない一方、長すぎると一方的に話す印象を与え、面接官の集中力を欠いてしまう可能性があります。

趣味を題材にする場合でも、話の流れを意識して冒頭で趣味の概要を簡潔に説明し、その後具体的なエピソードや学びを伝えて最後に仕事への応用を述べると、バランスの取れた自己PRになるでしょう。

自己PRの目的は面接官に自分の強みや仕事に対する姿勢を伝えることなので、時間を有効に使って、しっかりと要点を抑えたアピールができるように準備してください。

企業によって応募人数も変わるので、自己PRに1人当たりが使用できる時間も変動します。

【30秒・1分・2分・3分】のように制限時間によって自己PRを作成しておくと、本番で困ることもないので、徹底的に対策したい方におすすめですよ。

自己PRで趣味を題材にして自分らしさをアピールしよう

趣味や特技を題材にした自己PRをする際には、単に面白さや実績を語るだけではなく、趣味を通して表現できる自分の強みや成長をどう伝えるかが重要です。

今回紹介した自己PRの例文や上手く伝えるためのポイントを参考に、自分に合った方法を見つけてみてください。

面接の準備を万全に整え、趣味を活かして自分らしいアピールを行いましょう。面接は自己表現の場ですので、自信を持って臨み、あなたの魅力を最大限に伝えてください!

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。